【ユニアリ】争奪戦というフォーマットについて

はじめに

普段都内や埼玉で活動しているnicorasuです。
本記事ではONEバトルルール、通称"争奪戦"について自分が思っていることや考え、簡易的なコツなどを書いていこうと思います。最近ユニアリを始めた方などの参考になれば幸いです。


BASICルールとONEバトルルール(争奪戦)について

ユニオンアリーナには主にBASICルール(以下:BASIC)とONEバトルルール(以下:争奪戦)の2つのフォーマットがあります。
BASICは全タイトルのデッキが使用可能なルールです。
それに対して争奪戦はタイトル限定のルールで同タイトルのデッキしか使えないルールです。一応例に出すと、シャニマスの争奪戦だったらシャニマスのデッキしか使えないということです。

争奪戦の醍醐味

1つ目は景品です。
争奪戦に出る理由は様々あると思いますが、主に入賞したら貰えるユニオンレアを獲得するために出る人がほとんどだと思います。以下の写真のようなものが貰えます。

優勝するとWINNER版、2位~4位だと文字無し版
赤白のデザインそろそろ変えてほしい


2つ目は独自の環境です。
争奪戦は同タイトルのみの環境であるのでBASICの環境とはもちろん違っており、作品ごとに独自の環境があります。本記事を書こうと思ったきっかけでもあるので、次の項目で詳しく書きたいと思います。

3つ目は交流です。
ルールの特性上、争奪戦にはその作品のことが好きな人が集まることが比較的多いです。ですので、ユニアリだけではなく作品の話などで盛り上がることも出来ます。

争奪戦の環境について

先ほど記したように本記事を書くきっかけになります。
争奪戦はBASICとは違い同タイトルのデッキしか使用できないため独自の環境がタイトルごとにあります。それによって普段BASICでは活躍することが少ないデッキが活躍したり、BASICでは強いデッキもその環境だと力が存分に発揮されなかったりします。
例として鉄拳の環境を挙げたいと思います。
鉄拳の中で強いデッキとしてよく挙げられるのは青鉄拳のキングレオラース軸だと思います。このデッキは大阪CSでトーナメントに2人残ったりなど実績も残しているBASICでも強いデッキです。
しかし、鉄拳環境ではこのデッキが一番強かったというとそうではありません。赤の一八軸が青鉄拳に相性が良く、鉄拳環境では赤一八が一番強かったと認識しており各地で実績を残していました。(青鉄拳も全然強かったですが)
このようにデッキパワーそのものは劣るものの相性によっては争奪戦環境トップになり得るデッキが誕生したり、そこから発生するメタゲームが争奪戦の一番の醍醐味だと思っています。

面白い環境、そうではない環境

分類分け

個人的に面白いと思う環境のタイトル、そうではないと思う環境のタイトルで分類分けをしたいと思います。自分が争奪戦に参加し始めたのがロボコからなのでロボコ以降のタイトルに絞って分けていきたいと思います。また、ヒロアカ、BLEACH、HUNTER×HUNTER vol2、ギアスvol2は参加していないので外から見た意見になるのでそのあたりはご了承ください。
以下に分類分けした表を示します。

面白い→〇、普通→△、あまり面白くない→×
意外と面白い側の環境が多かった

あまり面白くない環境

環境としてあまり面白くないと評価した中で銀魂とシャニマスvol2環境について書いていきます。
銀魂の環境は、赤や黄は少しいたもののほぼ白夜叉一択の状態で実際参加していても7,8割は白夜叉だったと思います。こうなると大半の試合が白夜叉ミラーとなってしまい個人的には面白みに欠けていたと思います。
現在シーズン中でもあるシャニマスvol2環境は、7,8割が紫アンティーカで溢れている状況でその次に多いのがノクチル、シーズ、ストレイ放クラといった感じで続いていくと思います。銀魂と同じく参加していると大半の試合が紫アンティーカのミラー戦になってしまい正直に言うとあまり面白くはありません。(個人的にミラーが苦手なだけ)
こういう環境になってしまう理由は主に2つ考えられます。

1つ目は、デッキパワーが群を抜けていることです。
白夜叉に関しても紫アンティーカに関してもBASICでもTier上位に入るデッキであり、単純にデッキとして強いです。勝ちにいくなら強いデッキを握るのが板なのでそれはそうという結果になります。

2つ目は、環境トップのデッキに明確なメタを取れるデッキがないという点です。
白夜叉に対しては御庭番、紫アンティーカに対してはノクチルシーズなど一応有利に持っていけるデッキがあるにはありますが、これらのデッキを扱うにはそれなりの練度が必要になったり再現性が少し劣ったりしてしまいます。そうなると白夜叉や紫アンティーカを握った方が良いといった考えに落ち着いてしまいます。

総評すると1強環境になるとどうしても楽しめる要素は減ってしまうということです。

面白い環境

反対に個人的に面白いと思っている環境についてDr.STONEを例に挙げて話していきます。現在シーズン中のDr.STONEですが、このタイトルの環境は本当に面白いと感じております。そう思う理由を挙げていきたいと思います。

結論から言うと、どのデッキでも優勝出来る可能性があるという点です。
嘘です。復活液は正直きついです。
タイトルによっては優勝するのは難しいデッキが多くある場合があります。その中でもDr.STONEは今までのタイトルと比較しても優勝出来るデッキの割合が多いと感じています。
Dr.STONEの環境は上手い具合にメタが回っておりそれぞれのデッキが有利不利を持っています。個人的に考えた相性表を作ったのでそれを以下に示しておきます。(復活液は一旦外して考えてます。すみません)

有利→◎、微有利→〇、五分→▢、微不利→△、不利→×
ゲン千空に関しては少し評価高いかもしれない

表を見ていただけると五分のところが多くかなりバランスが良い環境になっていると思います。この相性表から考えると今から争奪戦用にデッキを組むなら"クラフト"か"ゲン千空"がいいと考えられます。自分はクラフトが多い読みで石神村を握っていましたが、そこに対抗するかの如くゲン千空が増えてきたのが現状の印象です。このようにメタが良い感じに回っていて本当に面白い環境だと感じています。このnoteを書いた後も環境は変わりそうなのでまだまだ考えることが多く噛み応えがある環境だと思います。

どのデッキにも優勝する可能性があると様々なデッキが見れたり、対戦の幅も広がるので1強環境よりも格段に面白いと思っています。

争奪戦のコツ

争奪戦のコツを対戦以外のことで挙げていこうと思います。ですので、デッキの構築や練度などに関しては除外して挙げたいと思います。

1つ目は、環境読みです。
さんざん環境について話しているのであれですが、環境読みは重要です。環境読みをしっかりやっておくことでデッキの取捨選択も出来ますし、対戦相手の意表を突いたりすることも出来るので重要です。

2つ目は、スタートダッシュです。
これは文字通りなのですが、争奪戦のシーズン序盤に出来るだけ争奪戦に参加するということです。少し環境読みと重なってしまうところがあるのですが、シーズンの序盤はそのタイトルの環境が定まっていないことが多いです(発売してすぐにシーズンが始まるタイトルは特に)。ですので、他の人よりも環境読みをやりスタートダッシュを決めることが出来れば大分有利に戦えると思います。

3つ目は、数多く参加するです。
それはそうという感じですが、一番大事で一番難しいかもしれません。
ユニアリはゲームの特性上、運に左右される部分が多いです。争奪戦は基本的に4回戦なので言い方はあれですが、実力がそこまでなくても運がめちゃくちゃ良い人なら優勝出来てしまいます。ですので、出来る限り参加することは実力の有無関係なく大事です。
具体的な方法としては
・行けるところは応募する。
・キャンセル待ちは通る可能性があるならば店に行くだけ行く。
・活動範囲を少し広げる(都内のプレイヤーならば茨城、栃木などまで足を運ぶ)。
などが挙げられます。
人気タイトルだとそもそも当選しなかったり、仕事などの予定でスケジュール的に行けなかったりとあるので日中に仕事をしている人は学生や夜勤メインで働いてる人などと比べるとどうしても参加できる回数は限られてしまいます。こればかりは仕方ないので参加できる時に確実にURを獲得していきましょう。仕事の方が大事です。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
言いたかったことを一文でまとめると
Dr.STONE環境はかなり面白くて、シャニマス環境はあまり面白くないよね
ってことです。(面白くないからといって否定してる訳ではないのであしからず)
言いたいことを上手くまとめられず駄文だったと思いますが、何かしらのプラスになっていれば幸いです。
もし争奪戦で対戦することがありましたらお手柔らかにお願いします。
ありがとうございました。

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