こわー

茨城のホテルこわー、お風呂に入りたいけどこの時間から大浴場って霊感的なものはないけどなんか見ちゃいけないもの見てしまいそうでイマイチ足を運ぶ気分になれないし、なんでこの部屋ベッド2つあんねんって感じだし、なんか嫌な気分だなーってグワングワンしながら、ああそうか、地元に似てるんだなと思った。

昔見かけたツイートで「地元で火葬されるくらいなら都内のコンビニのゴミ箱に捨てられた方がマシ」って言ってる女の子がいて、首肯に首肯を重ねても足りないくらい、ですよねーという感じになった。こんなに何にもなくて、こんなにだだっ広くて、こんなに星が近いのに、どうしようもなく閉塞感が漂う、それが田舎です。物事が進んでいかない感じ、空気がそこに滞留したまま何時間も、何日経とうが何も変わらないというどん詰まり感、もう結構ですって言いたくなる。早く東京に帰りたい。

名前って何?バラと呼んでいる花を別の名前にしてみても、美しい香りはそのまま。シェイクスピアが描く真理の尊きこと。何も要らない、唯一この心と体があれば充分、というかそれだって、担いで歩くにはそこそこそれなりに重たい荷物であろうのに。

電気グルーヴ石野卓球がTwitterで孤軍奮闘している。「alternativeって言葉を知らない奴は歌手がみんな紅白に出たがると思ってる」ってツイート最高に痺れる。
俺は何にも創れないから、せめて自分の生き方がalternativeになり得るようにと思ってる。無茶苦茶な生き方をしまくって、こんな大人もいるんならなんとか自分も生きていけるかなって、レールにノレない奴らがそう思ってくれると嬉しい。だから、みんなバラバラで、この世を踊ろうね。

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