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初めてのお見合い。番外篇

本編をパート①から読みたい方はコチラへどうぞ:


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実は、最初に相手を紹介されたところで、もう断ると思いました。

自分は独身主義で、どうしても結婚したくありません。もちろん、お見合いに参加する人は私と同じく親に無理やり参加させたかもしれないが、真剣に結婚したい人かもしれない。もし相手は後者なら、自分は極不誠実なことをしてしまうではないですか。

しかし、どうやって断ればいいだろうと、悩みました。会ってから断るのはよくない、会う前に断った方がいいかなと思って、『断りの文』を書きました。相手をコンタクトに追加したら、相手に送ると考えました。

ただ、どんな事情であっても、誰かに拒否されるのはきっと傷付きますね。ので、その文は私なりに、できるだけ、優しいように書きました。相手が悪いではありません、会いたくないのは私の方の問題ですと。

効果を確かめたいと思いました。事情を説明した上で、試しに男性の友人一人と男性の同僚一人に、『断りの文』を見せました。

そして、文を読み終わって、何度も女の子に振られた友人が私にこう言いました:「僕を振った女性は皆優しいなぁ・・・(沈黙)」
私:「はい????」
でも彼からはそれ以上何も言ってくれませんでした。

人夫になった同僚の反応は:「(ため息)これ、送らないほうがいいよ。お前、殴られるかもしれないぞ。」
私:「えぇぇぇぇ・・・マジか・・・結構、お手柔らかく書いたと思ってたのに・・・」

どうやら、『断りの文』は相手をひどく傷つくのようですので、結局ボツになりました。そして、私はお見合いに出されました。

ここで『断りの文』を載せて供養しようと考えましたが、乱射で誰かの心に傷を付けば悪いので、やめることにしました。

もしかして、私は本当に人間との付き合いに向いてないと、改めて思って、一人のままで人生を歩こう・・・

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短い番外編ですが、ご閲覧ありがとうございました!

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