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1人暮らしは、秘密基地と同じ件について

1人暮らしって自由ですよね。

・好きな時間、好きなことをする
・親に何も注意されない
・ベットの上でお菓子を食べても良い
・ずっとYouTube見てもOK
・女の子を連れ込んで〇〇する

数え上げるとキリが無いが、要するに自分で何もかもカスタムできる。
まるで「秘密基地」のように。

「秘密基地」だから、1人で引きこもることはいつでもできる。
ずっと鼻くそほじくって、1日過ごすのだってできる。

最初は「ずっとこのまま過ごせればいいのにな〜」なんて思う。
ぼくも上京して3日間はそう思った。
しかし、時に1人暮らしをする中で、対峙する敵がいると思う。

それは「孤独」である。
1人だということを自覚した瞬間、刹那にやってくる。

ぼくは「孤独」が嫌いなわけではない。
なぜなら「1人の時間を過ごす」ということは好きだし、自分だけのコミュニティがあることは一種の精神安定剤とさえ思える。

しかし、「孤独」を感じた時、ふと自分の心臓をギュッと締め付ける感覚が迫ってくる。
そこでぼくはいつも1人泣きそうになる。

・自分の感動したことを、すぐに共有できる相手がいない
・イヤなことが会った時、話を聞いてくれる人がいない

「誰ともつながっていない」と実感することが、こんなにきついのだと知ったこと。
これが一人暮らしの最大の試練なのだと、そう思った。

それから数ヶ月経って、久々に実家に帰ることになった。
久しぶりの実家は、少し懐かしく、少し他人の家のように感じた。

実家に戻って、久しぶりに母の手料理を食べた。
ずっと自分で作った料理を食べていたせいか、すごく美味しく感じた。
特に母の作る味噌スープは、言葉にならないくらい心にしみた。
同時に、自分は思っているより「孤独」で居続けるのは、相当しんどいのだと知ることができた。

1人暮らしは、どこかで限界が来る。
でも、自分を迎えてくれる場所があるから「秘密基地」は素晴らしいものになる。

つまり、1人暮らしは最高です。


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