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罰も功徳も自分持ち・・・”原因自分論”

子供の頃、ずっと父が言っていた言葉です。

元は仏教の用語だと思うのですが、何につけても、いま自分の身に起こっていることは過去の自分の行いの結果なんだよ、と言った内容でした。

当時はなんとも考えずに聞き流していたのですが、職場で後輩ができ、部下ができ、教育する立場になって改めて身に染みています。

今の自分を作りしものは、全て過去の自分です。

過去の自分の選択が、今のあなたの環境を形作っているのです。

職場で何かうまくいかない時。自分の人生を振り返った時。他人のせいにしている自分がいませんか?

それ、本当にその誰かのせいなんでしょうか?自分が違う選択をすることは、本当に不可能でしたか?


そもそも、わたし自身がこの考え方「結局自分が選んだこと!」と思えるようになったのはすごーく単純な理由で(でも当時の自分としては人生の最重要課題)、恋人と別れるか否かを真剣に悩んでいたときのこと。

喧嘩して家で1人、彼のこんなとこが嫌、こうしてくれないことに納得いかない、もっとこうしたいのに…等々ぐるぐるぐるぐる、泣きながらたくさん考えた結果、「他の誰かじゃなく、彼だから一緒にいたいんだなぁ」。この結論に達したから、しっかり話し合うことができました。

その数年後、友人がゆるーく言っていた「自分で選んだことならどんな結果でも納得できるじゃーん♡」という言葉でやっと自分の考え方が言語化でき、またさらに数年後、父親の言っていたこの言葉が腹落ちしました。

父の言葉には若干第三者的な視点が含まれていますが、YouTubeで出会った『原因自分論』というワードがすっかり納得のいく言い回しで最近よく使っています。


決して、自分を責めるべき!とかそういう方向性の話じゃないです。

結局、人間は自分のことが一番可愛いんですよね。他人のことに興味なんてないんです。自分が自分のやりたいように決めてるんだ!自分の人生の舵は自分で取るんだ!そんな前向きな話なんだな、と思います。

誰かのためにやったことも、深掘りすれば自分が楽するためだったり自分にいい影響が及ぶからやってる。そういうこと、実はとても多いんです。
結局自分のため!て割り切れると、人生かなりイージーモードになれますよ♪

それではまた!

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