1月9日
みっちゃんの皮膚読んだ。
着ぐるみに守られている。ようでいて着ぐるみを創り出したのはみっちゃん自身。彼女がこの世界で生きてく為に編み出した方法。で、やっている。
着ぐるみではないってだけでそういうようなことはある。俺にもある。色々経験して間違えて落ち込んでその結果立てた己への誓いのようなものがある。そういうものがあって良かったなと思うことばかりだ。
なので、みっちゃんは主人公。ヨーコは圧倒的ヒロイン。というわけでもない。ヒーローショーでやられ役のみっちゃんに本気で泣いてしまうみたいなことは自分にも沢山あったしこれからもあるでしょう。こんな世界なので。
2人は生身で手を繋ぎ合う前からすごく繋がっていた筈なのに(冒頭のゴム臭のくだり)、いやこれはヨーコからみっちゃんへの片想いか。だからラストがより活きるのか。
こんな風に内容を思い出しながら自分の動かされた感情の床を掘っていく、みたいなことができる作品久しぶり。良い出会いでしたありがとう。
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