Tamperingの罰則

こんばんは。お久しぶりです。
前回の記事で危惧していたCousins獲得の際のTamperingについてNFL側からの罰則が先日発表されました。

結論としては2025年の5巡目指名の剥奪、及び罰金という罰則で済みました。非常にラッキーです。正直来年の2巡目位は覚悟してました、というのも過去のtamperingに対する罰則は割と厳しいものであったからです。直近では2023年にMIAが2019年当時NEに所属していたTom Brady及びNOのコーチSean Paytonとシーズン中に契約等の話し合いを行ったとして1巡目と3巡目の指名を剥奪され、また2016年にKCがWRのJeremy Maclinと期間外に交渉を行ったとして3巡目指名と翌年の6巡目指名を剥奪されてます。

そもそもTamperingとは何なのかを簡単に説明すると、ルールで定められた期間以外での首脳陣によるFAの選手との交渉、及び接触です。NFLには毎年、シーズン開始の日が定められており、その日以前に球団側はFAの選手と接触することを禁止されています。今年の場合、3月13日がそれに当たります。しかしFAの選手の代理人とであればその二日前、今年であれば3月11日から交渉を始めても大丈夫という非常に複雑なルールとなっています。そのためダメと知っていながらもこの期間に選手自身と接触してしまうチームが後をたたず、Tamperingの罰則を食らってしまいます。

今回の件は元々Cousinsが入団会見中にTamperingについて仄めかしたことから始まり(本当にアホなんか)、正直ATLは100%黒でした。そのため、同じように期間外に選手に接触した2016年のKCに似た罰則が加えられると思われていました。流石に2019年のMIAみたいなシーズン中の接触では無いため、個人的にはQBというポジションを加味して来年の2巡目及び6巡目の剥奪の辺りに落ち着くと思っていました。それが5巡目だけで済んだものですからラッキー以外の何者でもありません。逆にこの程度の罰則で他チームより優先的に狙いの選手を獲得できるのであればTampering万歳!来年もぜひ頑張ってほしいですね。
冗談はさておき、この程度で済んで本当によかったです。特に心配することなくシーズンを迎えられそうです。

嘘です。頼むからDBを誰か獲得してくれ、AJ怪我したらほんまどうするん?



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