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世界一わかりやすい一眼レフカメラ講座(カメラの基本)

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このマガジンはデジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラの基礎知識と技術を身につけるための内容をまとめています。 対象は初心者から中級者です。 現役の大学講師・カメラメーカーでの… もっと読む
このマガジンは写真作例もたくさんご紹介していますので、わかりやすく効率的に知識の整理ができる内容で… もっと詳しく
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2020年6月の記事一覧

レンズ選びについて

ズームレンズを使えば、自分は動かなくても被写体を大きく写したり、風景を入れながら写すことも出来ます。 (ズームレンズ広角側) (ズームレンズ望遠側) 単焦点レンズは自分が動かなければなりませんが、レンズが小さく軽い物が多いので、アクティブに動きやすく、絞りをズームレンズより小さくできるレンズが多い為、ボケを活かした写真が撮りやすいとお話しました。 このレクチャーでは、撮影シーンによってどんなレンズを選ぶとより撮影しやすいかをお話していきたいと思います。 広角・標準・

ズームレンズと単焦点レンズについて

先程のレクチャーでは、広角・標準・望遠は、それぞれ写す事のできる範囲が違うレンズだと説明しました。 それとは別にレンズには、ズームレンズと単焦点レンズがあります。 ズームレンズは1本のレンズで、広角から標準までさらには望遠まで焦点距離を動かすことのできるレンズです。 (標準ズームレンズ 広角側) (標準ズームレンズ 望遠側) 単焦点レンズは、ズームすることは出来ません。 このレクチャーでは、2種類の特徴をお話していきます。 ズームレンズズームレンズは自分はその場

レンズの種類

一眼カメラの特徴はレンズを交換できることです。 交換レンズは様々な種類があり、写真においてもレンズの果たす役割はとても大きいです。 レンズに関する知識をきちんと身につけていれば、良い写真はおのずと撮れるはずです。 このレクチャーではレンズの種類や特徴、撮影シーンなどもお話していきます。 これを焦点距離と呼び、単位はmmで表します。 数字が小さいほど、広角になり、大きくなるほど望遠になります。

ヒストグラムの見方について

ヒストグラムとは撮影後の画像を再生したのち、背面モニターの表示を切り替えていくと、山なりのグラフを確認することができます。 このグラフは「ヒストグラム」と言って、一枚一枚の写真の明るさを確認するための画素の分布図です。 デジタル画像は、様々な明るさの画素の集まりです。 画素は、英語で言うとピクセルと呼ばれ、一つ一つの細胞を意味します。 写真を拡大していくと、画素は色のついたドットの集合だと良くわかると思います。一枚の写真は、暗い画素から明るい画素までが集まってできている

ホワイトバランスについて

ホワイトバランスとは写真の仕上がりに深い関わりを持つ写真の色味についてお話ししていきます。 ホワイトバランスとは、被写体に当たる光の種類に応じて色味を調整することです。 同じ情景を見ていてもその日の天候や撮影する時間によって、写真の色味は変化します。 朝の日の光は少し青っぽい。 夕方になるにつれて光は赤みが多くなります。