千変万化ラティグロスガエン

画像1

サンダー 166-177-110-x-111-167

メタグロス 177-178-151-x-114-122

カプ・コケコ 145-x-105-147-96-200

ガオガエン 202-121-110-103-154-80

カプ・レヒレ 175-x-135-118-150-150

ラティアス 187-x-111-130-150-178


 レイスポスやメタグロスのような、炎や鋼に対してタイプ的には不利なんだけど「ダイマックスによる耐久アップ」、「弱点保険」、「ダイアース」の三枚重ねで無理矢理に相性を覆してくるポケモンが多くなってきたので、ダイアースが通らない鋼や炎がいれば勝てるのでは? というところから、WCS2016ルールで使用していたミラータイプラティアスの構築を現代化・全国化しようという試み。

 ダイマックス中の強さが落ちるという理由からこだわりアイテムの採用が敬遠されやすく、スカーフポケモンに上から攻撃されて瓦解、ハチマキやメガネ(&Zワザ)による埒外の痛打を受けるというパターンが減り、7世代より扱いやすいかなという思惑もあります。

 また、ミラータイプによりタイプ的に倒されない状況を作ると、ダイマックスポケモンは交代させるのは憚られるという心理的な要因から、悠々と瞑想を積めます(本当か?)。

 ラティアスの構成ありきのパーティなので、一番の課題はラティアスで絶対に倒せない悪タイプのポケモンを牽制すること、出てきた悪タイプのポケモンを倒せる要素を実際に盛り込むことになります。

 現状で遭遇する機会が多い悪タイプはガラルファイヤー・ガオガエン・ウーラオスの3種。今回はガオガエンに対して威嚇を無視できウーラオスに対してタイプ的にかなり有利なガラルサンダー、ガオガエン・ウーラオス両方に対して有利なカプ・レヒレ、ガラルファイヤーに対してミラータイプ+怪電波と動くことで起点にできるカプ・コケコを採用しました。

 また、威嚇が効かず炎・悪のいずれでも弱点保険が発動するメタグロスもおり、見た目上5匹が威嚇の影響を受けないポケモンになっているため、ガオガエンに関しては選出されること自体を抑えるという方向にも持っていけています。

 軸のラティアス、ミラータイプ先のメタグロス・ガオガエンから構築を開始。瞑想で特殊方面を育てていく方針なので、隣に置くには物理方面を補強できるポケモンが欲しいところですが、メタグロスはダイスチルがあり、ガオガエンは特殊型にし威嚇・嫉妬の炎・捨て台詞(・ついでにいつもより威力高めのバークアウト)で要件を達成しています。

 そして、上述の理由から悪対策の3匹を採用。ガラルサンダーはダイマックス技2種とコーチングでラティアスを育てる役割としても貢献が可能。カプ・レヒレは悪タイプを倒すムーンフォース、ラティアスが倒し損ねたポケモンを倒す塩水、倒しきれない悪タイプを水タイプにしてラス1ラティアスでも勝ち目を残せる水浸し、育て終わったラティアスやうっかり育ったメタグロスを延命できる癒しの波動。カプ・コケコは採用理由からして役割が薄く、対ガラルファイヤーを意識しての採用なら物理型の方がよかったかも。

 異常にランドロスに弱い面々になりましたが、メタグロスや相手のランドロスにミラータイプをすると、スカーフならダイマックスしたメタグロスが生存しながらラティアスを起動、スカーフでないなら先にラティアスが動けるので問題なく起動と上手く誘い出してるような形になります。


 時間切れで意図しない選出になった場合、ミラータイプを中心にした立ち回りが可能な初手の対面を作れない可能性が高いため、コーチングメタグロス+フィールド要員&スイーパーを上に固めています。

 対ドラパルトが異様にきついので、サンダーに悪技を入れて負けん気込みで倒せるようにするなどが改善点。

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