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【プロランク到達】夢の美女デッキ!? シリノヴァ軸6点奴隷化

こんにちは。こんばんは。初めまして。にちどれと申します。まずは少しでも興味を持っていただき、記事まで飛んでくださりありがとうございます。このブログではグウェントをプレイするにあたっての所感やカード、デッキの紹介をしていけたらなと思っております。

さて!遂に遂にこのにちどれもプロランク入りを果たせました!これを機にブログも約半年ぶりの更新です。では早速タイトル通り(?)今シーズンの愛用デッキを紹介していきたいと思います!

・シリノヴァ軸奴隷化とは?

6点奴隷化の機構を採用しつつ、『シリノヴァ』による打点強化とその制限によって生まれた9コスト構築に『トリス・メリゴールド』『イェネファー:占事』等の公開機構を入れたハイブリッドデッキです。豊富なダメージカードで妨害しつつ、脅威の圧縮率でこちらの戦術を通すコントロール系のハイパーシンデッキだと思ってください。毎ターン安定した点数が出るのでプッシュに強く、逆にプッシュする場合はえげつない点数を出します。そのまま2R先取出来ることも多く、コントロールしつつ高打点を出せるのが特徴です。素敵な女性を3人も採用しているので心なしか気持ちも高まりますね!!!

・リスト&採用理由

コラスもねえ!夢占もねえ!そもそも高コス入れられねえ!
         〜おら環境さ行くだ〜
『首輪』
ダメージカードの多いデッキですが、対応しにくいパターン(遺言持ちやシールド付き『セルトカーク』等)に対してのメタとして採用しています。『水晶の頭蓋骨』『戦術的優位』を採用しても立たせたいユニットが『ヘルゲ』くらいなので、点数よりも妨害を優先しての採用です。

『ティボル・エッゲブラフト』
このデッキの核をなすカード。このカードがデッキに残る限り『トリス』『イェネファー』『ザーシシウス』が実質的に強化されます。デッキにこのカードしかない場合、ラストセイ『進軍命令』で出す事もあります。

『シリ:ノヴァ』
本当に強いカード。デッキ構築を大きく制限する代わり、それに見合う3つの強力な状態効果を持ちます。使用タイミングとしては1Rでお互い手札が1〜2の状態で点数が拮抗している時に次のラウンドに備えて出すパターンと、2Rドライパス相手に対して出すパターンがあります。何らかの効果で『ティボル』がデッキから落とされた場合、第2の『ティボル』としてこのカードを山に戻す事もあります。『コラス』が天敵。

『アファン・ヒラーグランド』
名采配と帝国陣形でよく見るアイツ。主に『アルブリヒ』から出して11点を出します。この機構を採用した理由は単純に圧縮になる点と、『アファン』が兵士カテゴリを持っている故に『禁衛旅団』の着地に貢献できる点が挙げられます。円滑に圧縮しつつ、点数が出せるため必須採用。

『ザーシシウス』
デッキから無作為なカードを公開し、スペシャルであれば使用。ユニットであればその戦力値分のブーストを得るカード。狙いは勿論『ティボル』の公開ですが、戦術カードを公開しても殆どの場合4点以上出せるのでコスト論的にもデメリットが無く、寧ろ当たった場合の爆発力が凄いので必須採用。

『イェネファー:占事』
『ティボル』
を公開して16点カードに化けます。味方ユニットを守ったり、モンスターに対し支配を奪えたり有能。初期化が天敵なので北方に対してはラストセイを狙います。 

『トリス・メリゴールド』
『ティボル』
を公開して16点カードに化けます。と言っても『イェネファー』と比較して16点MAX出る事は滅多にありませんが、7点以上のエンジンユニットを焼いたり点数差を出すには申し分ない性能です。

『軍事会議』
デッキ3トップから任意のカードをプレイできる戦術カード。これ本当に強いです。何が強いって圧縮兼戦術であることは勿論、デッキ3トップの確認です。次のラウンドに引けるカードが分かれば手札で温存するカードと切るべきカードのラインが大まかに把握でき、効率良くプレイングできます。このデッキは圧縮の都合上引きたいカードとそうでないカードが明確に分かれているので、次のラウンドに引くカードの把握は大きなアドバンテージとなります。

『進軍命令』
山札に『メノ・クーホルン』がいる場合、確実に彼を持って来れます。このカードも圧縮を兼ねた戦術カードですが、真価を発揮するタイミングは『ヘルゲ』が着地した直後です。このカードから『メノ・クーホルン』に繋げた場合、2枚圧縮からのチャージ×2追加となり、6点+αの点数を出せます。更にこの過程で『軍事会議』を使用した場合、更なる戦術カードを使用して圧縮を加速しつつ打点を上げることができます。最悪『メノ・クーホルン』がいなくとも『トリス』『イェネファー』を持って来れるので、最後まで腐りません。

『賄賂』
敵軍デッキに含まれているカードを入手する戦術カード。9コスト以上のゴールドカードが引けたら大当たり。くらいの感覚で使用しています。除去カードが圧倒的なこのデッキにおいて、ラウンドの初動を任せられる数少ないカードです。またこのデッキではどうしても打破できない盤面に可能性をもたらすカードでもあり、採用しています。

『大型弩砲ヘルゲ』
このデッキ唯一のエンジンユニット。対面ニルフ意外では大抵生き残ってくれるので、『ヘルゲ』自身を戦術カードで強化しつつ毎ターン2〜4のダメージを与えます。『ギガスコーピオンの変異誘発剤』『馬上試合』が天敵。

『メノ・クーホルン』
ニルフガードの誇るスペシャル圧縮ユニット。兵士カテゴリ持ってるのが偉すぎる。その時に応じて必要な戦術カードをもって来れる点と、兵士ユニットであるため『禁衛旅団』『戦闘準備』とのシナジーが強いため必須採用。

『反逆』
意外と採用されていない強カード。環境に蔓延る盾北方と戦士スケに対してめっぽう強く、前者は『アンナ・ストレンガー』が両隣をブーストしたタイミング、後者では『大剣使い』が大きくなったタイミングで10〜12点出せれば上出来です。ランク1帯で何度も当たったエルフswarmに対しては、3体並んだ『エルフの精鋭兵』に対して使うと点数的に派手さは欠けますが有効打になります。(ただし『ベルノシエル』が既に出ている場合を除く)守護者の隣に建てられたエンジンユニットへの回答にもなり、採用しています。

『アルブリヒ』
『アファン』
を持ってくるためのユニット。
それ以上でもそれ以下でもないw

『治療実験』
敵軍墓地からユニットを出す戦術カード。このカードで奪うのは『盾乙女』『刺青隊』等のコンボパーツ、いない場合はその都度高打点の出るカードを選びます。2R以降で初動になりますが、1Rで腐りやすいため1枚採用。環境によってはこのカードの代わりに『恩赦』を採用する場合もあります。

『暗殺』
初動に対して6点、基本5点出せるカード。各勢力に存在する遮蔽持ち7コス4点ユニットに対して雑に使えるところ、非常に強い。主にエンジンユニットを破壊します。妨害の要、低コスト戦術のため2枚採用。

『帝国の外交術』
低コスト戦術カード。5点以上出せればとりあえずOKです。2、3Rの初動に使いますが、大抵マリガンされます。必須ではないのと、運要素が大きく絡むため1枚採用。

『禁衛旅団』
ニルフガードの5コス圧縮ユニット。自軍盤面に兵士ユニットがあればデッキから同名カードを呼びます。兵士カテゴリを持っているため『戦闘準備』との噛み合いが良く、条件も比較的緩いため採用。

『ヴェネンダル師団の精鋭』
奴隷化では必須採用のお馴染みユニット。単純に高打点なので2枚採用。兵士カテゴリ持ちなのも強い。各ラウンドの初動です。

『戦闘準備』
兵士ユニットに使用すると4コストで6点+アーマー2という破格のポテンシャル。4コスト戦術のため2枚採用。ダメージを受けた『シリノヴァ』に使用したり、『ヘルゲ』を強化したりと使い所満載。

『馬上試合』
オーソドックスな4コスト4点カード。4点エンジンユニットに対して除去カードとして使用。流行りの盾北方に対してはシールドを取り除きつつダメージを出せたり、戦士スケに対しては『ヘルゲ』を強化できたりと使える場面が多い。4コスト戦術のため2枚必須採用。

・有利対面と不利対面

有利
遺言モンスター/霜/兵器/盾北方/ハゲ増殖/同化ニルフ/奴隷化/スペルスコイア/ベルノシエル/ドワーフ/セリッピー

オーガニック/成長モンスター/信者swarm
不利
ミル/戦いの熱狂(『ケディニース』/『ドラコタートル』)

有利対面
エンジンユニットが要になっているアーキタイプに対して強く立ち回れます。北方であれば『ケラック船』『アンナ』ニルフガードであれば『喉の乾いた女』『禁衛旅団の執行官』に対してダメージカードを使用し、点差を出していきます。
ユニットを使い回す勢力に対してはリーダーアビリティで対処し、『セリス』『セルトカーク』を強奪してコントロールします。
ベルノシエルに対してはエンジンユニットが少ない点と、相手の手の内が非常に読みやすい事も相まって勝てる試合が多かったです。
奴隷化ミラーでは先にアビリティを使った方が大抵負けますが、こちらは奴隷化×戦術カードのシナジーの他に高打点を狙えるコンボを持ち合わせているのでリーダーアビリティのタイミングに縛られる事なく立ち回れる点が強いです。
並対面
オーガニックに対しては型にもよりますがまちまちです。基本的にswarmに対して有効な手段が無いので、『ヘルゲ』の着地を最優先に動きます。
信者swarmも同じく『ヘルゲ』の着地とエンジンユニットである『落ちし騎士』の除去が最優先となります。敢えて除去に拘らず相手の盤面を埋めさせた試合もありました。面倒な相手ですが、勝てないわけでもないので五分五分といったところです。
成長モンスターはダメージカードが腐りやすく、成長持ちユニットを如何に効率よく破壊できるかが勝敗を分かちます。2ラン先取される事もあるので要注意です。
不利対面
対面ミルは負けたと思ってください。高圧縮が勝利の鍵となるこのデッキでは余りにも武が悪いです。ミル自体もなかなか点数が出ずそういった面では弱点を抱えてるデッキでもあり、幸い環境では殆ど見ません。が、当たってしまったら負けを覚悟してください。
戦いの熱狂対面では『ドラコタートル』がキツイです。このデッキには初期化や消滅が無いので一度建てられると厳しい試合を強いられます。また『ゲディニース』に対しても毎ターン出される高打点に対しポイントレースに追いつけずプッシュされて負けるパターンが多いです。

・動かし方

基本的なムーブは決まっており、『ヴェネンダル師団』『禁衛旅団』→戦術コントロールという順番で動かしていきます。何よりも圧縮が重要なので余程ヤバいエンジンでも出されない限りは圧縮を優先します。破壊対象はゴールド以上の命令持ちユニットとゴールド、ブロンズのエンジンとなるユニットです。『ラドヴィッドの近衛兵』『デュエン・カネルの守護者』等は余裕があれば除去する程度の気持ちで、本命をピンポイントで狙っていきます。
1Rでポイントレースが拮抗した場合は、後攻であれば『シリノヴァ』を切ってそのまま1Rを取るムーブに移り、先攻であればパスして2Rドライパスに対して『シリノヴァ』を握ります。いずれにせよ点数が出るカードなのでタイミングを伺いながら『シリノヴァ』を次ラウンドに繋げます。
2Rではなるべくプッシュしたいです。手札1枚差であれば『トリス』『イェネファー』のパワーでカバーできるので相手が3Rに向けて確保していた脚本やエンジンを吐き出させます。この時点でリーダーアビリティが残っている場合は使うのも全然ありです。プッシュでリーダーを切ることにより相手に更にプレッシャーを与えつつ、相手もリーダーを切らざるを得ない点差に持ち込めます。
3R(ショート)では手札に『トリス』『イェネファー』『ザーシシウス』のうちいずれか1〜2枚があれば十分です。このタイミングでデッキにあるユニットが『ティボル』のみだと最高です。回すとわかりますが圧縮が凄まじいので割と狙えます。仮に他ユニットが混ざっていても公開自体運なので、『ティボル』を捲ることに賭けましょう。『コラス』や初期化が怖いので『イェネファー』はなるべくラストで使います。ただ味方ユニットがいないと効果を使えないので注意です。
上記の通りリーダーアビリティを切るタイミングは2Rプッシュが1番強いです。1Rをどうしても取りたい場合は勝てる確証がある場合のみ切ります。3Rをショートにするとなお強いこのデッキですが、3Rまでリーダーを残しても強奪されるようなユニットを出して来ない可能性があります。やはり2Rで切って相手の戦術を根本から崩した方が結果的に3Rも取りやすくなると思うのです。

・マリガン優先度

このデッキ、1Rのマリガンがとても難しいです。『ヴェネンダル師団』のポテンシャルを考慮すると手札に戦術カードをより多く握りたいですが、デッキにユニットが多いと3Rで『ティボル』の他にもユニットが山にいる状態となってしまいます。目安としては手札に戦術カード4〜5枚がベストです。『禁衛旅団』も同時に握っておけるとなお良し。

・全ラウンドにおいてマリガンするカード『ティボル』『アファン』2枚目以降の『禁衛旅団』
・1Rで引きたいカード

【重要】『ヴェネンダル師団』『禁衛旅団』『アルブリヒ』
【できれば引きたい】『メノ・クーホルン』or『進軍命令』
【あると強い】『シリノヴァ』『ヘルゲ』
・2Rで引きたいカード

圧縮のためユニット山のユニットカードを減らしたいです。

・3Rで引きたいカード『トリス』『イェネファー』『ザーシシウス』
後は相手のアーキタイプに合わせて戦術カードを選びます。
上手くマリガンをするとラウンドを跨ぐ毎に自然と奴隷化戦術から公開ハイパーシンへとシフトしていきます。

・終わりに

長々と書きましたがこんな感じですwとりあえず好きなデッキで結果を残せたのが良かった。ぶっちゃけここから本番って感じです。残りわずかな今シーズン、もう少しこのデッキの研究を重ねたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!!

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