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【グウェント】盲目t炎誓いというデッキ

こんにちは。こんばんは。初めまして。にちどれと申します。まずは少しでも興味を持っていただき、記事まで飛んでくださりありがとうございます。このブログでは最近復帰したPS4のゲーム、グウェントをプレイするにあたっての所感やカード、デッキの紹介をしていけたらなと思っております。
因みにグウェントをやっていない人にとっては相当つまらない記事になると思うので、今すぐブラウザバックを推奨します。一応ios版もあるので気になった方はインストールしてみてください。

ios版グウェント
https://apple.co/2OR8eKp

今回はタイトルの通り盲目t炎誓いという、少し変わったシンジケートデッキについての紹介です。現在ランクマッチにて使用中で、ランク14〜12で15勝9敗1分というまあそこそこな結果を出せていると思っています。MMRは約1300。いや〜もっともっと上げていきたいですね☺️


・盲目t炎誓いとは?

強力なブーストユニット『狡猾な悪女』に主軸を置きつつ、それを出すための『パシフローラ』や『魅惑のアドリアーノ』といった盲目結社ユニットと、タッチでショートラウンドとプッシュで強い『大尋問官ヘルヴィード』とそのサポートカードを組み込んだデッキです。強力なシンジケートアーティファクトを2枚採用しているので、相手の意表を突くことで安定して2枚目のアーティファクトを着地させることができるのもこのデッキの強力かつ面白いところです。

基本的には『狡猾な悪女』を『イゴール"フック"』で増やすラウンドと、『聖なる炎』『炎誓いの書記官』で『大尋問官ヘルヴィード』をサポートするラウンドを構成し、取っていきます。各ラウンドで使用するべきカードがある程度決まっているため効率よくカードを切っていける点も「使い易さ」という点においても強いです。

・デッキリスト&採用理由

リーダーアビリティはジャックポットです。
必要な時、主に『イゴール』と『ヴィヴァルディ銀行』のコインのために採用しています。稀に、コインが貯まった状態で使用し、『イゴール』や『スカラベ』へのブーストして使用することがあります。『浮浪児』のお陰でコインが無駄なく使用できるので腐りにくいです。

『戦術的優位』

2Rプッシュと3Rショートを狙うこのデッキにおいて、第1Rは何としてでも取りたいラウンドです。そんな時1番相性の良いストラタジェムが5ブースト付与でした。手札に『アザール』がある場合は貢物を使用して片方の『スカラベ』に5ブースト付与し、『切り裂き』の対策をします。『アザール』が無い場合でも、場持ちさせたいユニットをブーストして『アルズールの雷撃』他各種ダメージカードからユニットを守ります。

『パシフローラ』

プレイするだけで『悪女』が生成されるシンジケートの脚本アーティファクト。『イゴール』との相性が非常に良いです。

『コラスの熱波』

現環境最強メタ?と勝手に思っている超強力カード。アーティファクトメタである点は勿論、アシーレで使い回してくるニルフに対して非常に刺さります。他にも『リッピー』を使用した再活性デッキでは『セリス』を消滅させたり、モンスターに対しては『ルーヒン』や大きくなった『カイラン』に対し使用することもあります。

『聖なる炎』

『パシフローラ』『ヘルヴィード』『イゴール』どれとも相性の良いアーティファクト。
ショートラウンドでは『ヘルヴィード』と組み合わせて点数を叩き出します。

『イゴール"フック"』

『悪女』を生成するユニット。悪女がいない場合でも『美女』『書記官』『炎司祭』を生成してアドバンテージを稼げるので、その都度必要なユニットを増やせる点が魅力的です。

『大尋問官ヘルヴィード』

ショートラウンドで『書記官』や『聖なる炎』と併用すると凄まじい点差を出すユニット。
単体使用では9点ですが、上記のカードとシナジーを生むと安定した11点となります。
場合によっては2R目の猛プッシュで使用することもあります。

『ヴィヴァルディ銀行』

シンジケートの誇る強サーチカード。2枚1組でラウンドを取っていく都合上、どうしても足りないカードや『コラスの熱波』『マッタ』あたりを持ってくるために使用します。

『マッタ・ヒューリ』

シンジケートのコスト9帯はどれも強力なカードばかりですが、それらを差し置いても入れたいニュートラルユニット。確実に『パシフローラ』をサーチでき、次点でコスト10のカードをサーチできます。

『アザール・ジェイブド』

シンジケートの守護者枠、低戦力ながら2体の守護者を出せるのは非常に強力です。『パシフローラ』や『イゴール』を護らせます。

『ベッカーの邪鏡』

高ブーストカードに対しての解答かつ『イゴール』の回復カードとして活躍します。狂気アビリティを使用した『イゴール』に使用すると10点カードに化けます。

『魅惑のアドリアーノ』

『悪女』を生成できる重要なユニット。『浮浪児』との併用で安定して貢物を発動できます。その戦力値故にショートラウンドにめっぽう強く、プッシュ後の3R目初動に使うと非常に良いテンポアドバンテージとなります。

『小縮魔術』

相手に触れるカードが少ないので、質の高いメタカードとして採用しています。

『アルズールの雷撃』

相手のシステムユニットを退かすために採用しています。『ダミエン』や『アンナ・ストレンガー』『マラアル』に対して使用する事が多いです。枠的に1枚採用です。

『狡猾な悪女』

ターンを跨げば跨ぐほど大きくなるユニット。『炎司祭』や『美女』を立てて避雷針にさせつつ、相手のダメージカードを使用させてから出すのが鉄板ムーブ。『パシフローラ』を起動できるユニットでもあるので、出すタイミングが非常に重要です。『イゴール』で増やすカード筆頭。2枚必須採用です。

『炎誓いの書記官』

『ヘルヴィード』のサポートカードですが、『パシフローラ』や『イゴール』と組み合わせても強いカード。『イゴール』で増やせば『ヘルヴィード』による謝礼効果の度にコイン+1なんてコンボもあります。このデッキは貯まったコインを使用するカードが少ないので、貢物を使用して場持ちを良くさせる事もあります。相性の良いゴールドカードが多いため2枚必須採用です。

『祈祷師』

毒と封印と守護者に対するメタカード。枠的に1枚採用です。

『パシフローラの美女』

盲目結社ユニットであり、備蓄効果により毎ターン1ブーストを得られるシステムユニット。コインさえ有ればターン終了時から効果起動でき戦力5となるため、使用率の高い『強打』や『馬上試合』『自然淘汰』といった4点ダメージカードに対して有利対面を取れます。『イゴール』との相性、盲目結社なので2枚採用です。

『永遠の炎司祭』

『ヘルヴィード』のサポートカードですが、『悪女』を着地させるまでの避雷針としての役割も担わせています。このカードを守る必要はほぼ無いので、気軽に立てられるシステムユニットとして重宝しています。『イゴール』『ヘルヴィード』と相性の良い4コストユニットなので2枚採用です。

『浮浪児』

盲目結社ユニットでありつつ、利益3と強力な謝礼効果を持ったシンジケート最大の"入れ得"ユニット。『アドリアーノ』との相性良さから2枚採用。

『盲目結社の薬屋』

『イゴール』を回復するためのユニットですが、間接配備による3ブーストで『スカラベ』を強化したり、最悪『イゴール』を握っていなくとも腐るタイミング少ない盲目結社ユニット。ちなみに狂気アビリティを使用した後の『イゴール』に対して貢物効果を発動する事で、10点カードになります。『イゴール』の回復手段がこれと『邪鏡』しかないため2枚必須採用です。

強力なシナジー形成を念頭に、豊富なシステムユニットでコンボ達成の確率を上げたデッキです。

・有利対面と不利対面

有利
ブースト系北方/兵器北方/モンスター全般/奴隷化/ペテン師毒ニルフ/ドルイド/自傷スケリッジ(『アーティス』含む)


調和/隠し物資

不利
『ベルノシエル』/『海イノシシ号』&『モークヴァーグ:恐怖の心』

有利

ブースト系のデッキに対しては『小縮魔術』『ベッカー』『コラスの熱波』と刺さるカードが多く、また相手に干渉しないデッキも多いので、こちらのコンボが成功しやすく結果的に有利対面を取れます。『悪女』を増やせば増やすほど相手はアドバンテージを得るのが難しくなっていくので、粘り強く『悪女』を増やすのが重要です。『悪女』を増やすラウンドにおいてはカードを2枚以上"プレイ"する脚本。モンスター、ニルフ、スケリッジ、北方に対して有利対面を取れます。

ペテン師や毒ニルフ相手には、3R目勝負を心がける事で実質的に毒のケアができます。この場合1R目の戦力値レースには積極的に参加せず、相手のカードを引き出す意味合いを込めて、丁度良い戦力差を出し続けます。粘り強く戦う事で2R目初手パスもしくはプッシュミスを狙う目的もあります。『仮面舞踏会』に対しては出来るだけ『コラスの熱波』を撃ちたいです。『アシーレ』と『マッタ』で使い回されるとなかなか厳しい戦いを強いられてしまいます。また『悪女』へのメタとしてカヒルを出される可能性がありますが、『雷撃』もしくはブーストされたカヒルに対して『邪鏡』が刺さります。
無事3R目に移行できればもうブースト系システムユニットは出さず、『ヘルヴィード』や『聖なる炎』でスワーム寄りのムーブを心がけます。
『ダミエン』対策として『雷撃』の温存も重要です。

シンジケートと北方に対してはシステムユニットの除去が重要になります。『雷撃』を握りつつ相手の豊富なダメージカードに耐えられるよう『悪女』はシールド、『書記官』は貢物によるブーストも視野に入れて盤面を形成します。
除去さえされなければ『悪女』がどんどん大きくなるので、毎ターン安定した戦力を出します。シンジケート対面のみ毒を付与される可能性があるので『祈祷師』を握れたらなお良しです。

隠し物資や調和に対してはブーストレースに負ける可能性もままあり、五分五分です。書記官に対する『鷹』の移動が痛いです。

不利

『ベルノシエル』に対してはかなりキツいです。『死んだふり』の除去は必須な上、『悪女』のシールド付与を活かしたりして凌ぐしかありません。もし1Rを取れたら2Rの猛プッシュでアビリティを使わせるのも手です。

『ヘルヴィード』を使用するラウンドではほぼ間違いなく『海イノシシ号』を使用されます。『聖なる炎』があれば被ダメージを抑えられるので積極的に合わせていきたいです。『双斧のダグル』や『大剣使い』に対しては『邪鏡』や『小縮魔術』で対処します。

『モークヴァーグ:恐怖の心』に対しては『悪女』のシールドが機能しなくなるので対処のしようがありません。悪女を極力大きくさせないためにラウンドの中盤から使用したり、やりようはあるのかもしれませんが、実際にやったことが無いのでなんとも言えません。

・動かし方

基本的には『悪女』を着地させつつ、『イゴール』で量産するのがメインです。『悪女』は真っ先に除去対象となるので、除去されても盤面にユニットが残るよう、『浮浪児』から『アドリアーノ』に繋げて『悪女』を着地させる事が多いです。

また『聖なる炎』と『パシフローラ』を同ラウンドで使用するのは御法度です。片方、できれば『パシフローラ』を『アザール』で守り、その後のラウンドで相手のアーティファクト対策をマリガンさせることが、後のラウンドで生きてきます。

プッシュもしくは落とすラウンドでは手札にあるシステムユニット、特に『美女』と『炎司祭』を立てて相手のダメージカードを切らせます。もし除去されなければそのまま『書記官』や『ヘルヴィード』に繋いでしまっても良いかもしれません。(ただ基本的には『ヘルヴィード』は3Rで使うものとして温存するのが強いです)ここは相手の勢力や既に使ったカードで変わるので、手札差ができ次第パスします。

3R目(ショート)の理想の手札は『ヘルヴィード』『書記官』『聖なる炎』がある事です。先攻でも後攻でも避雷針となるシステムユニット→本名のシステムユニット(『書記官』)→『聖なる炎』→『ヘルヴィード』の順で繋ぎます。
自分が後攻の場合に相手が最後に高ブーストユニットを出してきそうな場合は、『ヘルヴィード』の後に『邪鏡』や『小縮魔術』を使用する事もあります。相手のデッキをよく観察して見極めます。
例:相手盤面に『ナヴァレッテ』がいるが、『ティンボイ』を握ってる可能性を危惧する

全体的に「○○した後に⬜︎⬜︎を出す」「☆☆されたから△△する」といった具合で出す順番が決まっているので、扱いは難しくないと思います。

・マリガン優先度

カード同士のシナジーを知るとマリガンで悩む事が少なくなります。例えば『アドリアーノ』を握っている場合は『浮浪児』も握っておく必要があります。『パシフローラ』を握っている場合は、言わずもがな盲目結社ユニットを他2枚握っておく必要があります。『イゴール』を握っている場合は『薬屋』もしくは『邪鏡』なんかも一緒に握りたいです。こんな感じである程度は決まっているので、それに近づける感覚でマリガンします。

1R目は『イゴール』と『悪女』もしくは『悪女』を生成できるカードが最優先となります。『アザール』があるととても強いです。

2R目は3Rに向けて手札を整えていきます。『ヘルヴィード』と『聖なる炎』さえあればあとは相手のデッキに合わせてマリガンします。パシフローラは1Rで切っても2Rで切っても構いません、プッシュで脚本を使えるのがこのデッキの強みとも言えますので、「このラウンドは取りに行ってますよ」と相手に暗に伝えて、強カードやアーティファクト破壊を切らせます。まぁブラフなんですけどね!

3R目は上記の通り『ヘルヴィード』と『聖なる炎』と『書記官』があれば強いです。


……とまあ長々書きましたが、今回はこんな感じで紹介を終わりたいと思います。今後また何かこのデッキに関して書くかも知れません。まだまだ強化の余地がありそうなのでw
お読みいただきありがとうございました。

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