「やってらんねぇ」

最近覚えた言葉のひとつ。笑

口が悪いし、後ろ向きで投げやりで。
不健全なほどに、我慢強く、自分について(周囲が引くほど)口にせず、
組織の円滑な運営と成熟(と、その素地としての調和)が最優先な私には、
少し前まで縁のない言葉だった。

ところがある日、口に出してみたら、
とっくに生じてた後ろ向きで投げやりな自分が
プシュ~ッと抜けていく感じがして気持ちがいいことに気づいた。

他人に聞かれてもいいと思えるほど豪胆じゃないので、
誰もいないところで、口角上げて呟く。
傍からもし見られたらなかなか怖いであろうこれが、
最近見つけたプチストレス解消法。

穏やかで、安定感抜群で和やかで。
それが他人の目に移る私らしいけど、
本当の私は、マジでそれらから最も遠い所にいることを、
私はとっくに知っている。
(INFJが、ほとんど嫌われないけど、かといって深く入り込まれることもないのは、このギャップが一般的に理解不能なことも一因だと常々思っている。カメレオンすぎる。なおカメレオンでしんどいのは、周囲ではなく本人🦎)
そんなふうにいつも懐深そうな面でやり過ごし、
「やってらんねぇ」を口にせずにいる人間にも、
「やってらんねぇ」ことは生きてりゃ起こるわけで、
だったらその言わないストレスを抱えないといけないほどの美学が
自分にあんのかいなとふと考えたら、なかったわけです。

だから、言わないの、やめた。

ただでさえ業務の偏重が起こっているのに、
派遣さんによる"悪意のない"無神経砲を受けたとき。

他に比べたらやったことは少しなのにアピールだけやたら一丁前な同僚と、
まんまとそれだけ捉えてあげつらう上司を見たとき。

やればやるほど沼なレポートにやっと希望の光が見えてきた頃に届く、
要返信の連絡の山。

まぁ、「やってらんねぇ」瞬間なんて、
大なり小なり挙げればキリがない。

だからこそ口にして、サヨナラするの。

怒りでも悲しみでも寂しさというほどではなく、
しかしそれらすべてのいちばん小さなかたちのひとつが、
「やってらんねぇ」なんじゃないかと思う。

明日は誰にも会わず、ひたすら課題と試験対策からの午後勤務デイ。
やること山盛りてんこ盛りでもはやにこにこ。
頑張りましょう、ほどほどに。

心身穏やかな一日を過ごせるよう願ってます。
おやすみなさい🌙

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