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山形初観光(東北、北海道スクーターひとり旅⑬)

今回の旅で2泊目の仙台。
久しぶりに政宗公の騎馬像を拝んで行こう。
前回とはまた違った気分で見えるかも知れないし。
ん?
恐れ多くも政宗公はお留守。
台座だけ残ってて、東京の工房に入院中だそうです。
半年前にも東北で強い地震があって、愛馬が前足上げてるもんで、傾いて落馬寸前の状態らしく、退院は来春との事。
2輪館で話し掛けてきた、学生時代に三島に下宿してたと言うおにいちゃん曰く
「バイク屋の展示車が将棋倒しにコケる程の大被害だったんですよ」とやら。
東日本大震災の後も、またまた被害に遭ったとは、大変でしたね。
そんなに強い揺れだったとは、知らなかったなぁ。
タイヤ交換を待ってる間に、この世話好きおにいちゃんが蔵王までのルートを教えてくれました。
ていきさつで、名高い蔵王へ。
山頂は風が強いし雲も漂うので、うっかり谷底へ落ちたら、、、
って高所恐怖症が脚を震わせました。(@_@;)

蔵王のお釜
 

本白根山の湯釜とはちょと違うけど、名物玉こんにゃくで暖まりながらの見学。
標高が高いから涼し過ぎるけど、ここまで自転車で登って来る美女も居ました。
2000m近い山ですよ。
脚力と気力も然ることながら、
心肺能力がすごいですね。
そして山形つーたら山寺でしょ、やっぱし。

本名は「立石寺」

石段一段登る度に、これがお勤めで修行になるそうで。
ま、それだけ石段が延々と続きます。

静けさや 岩に張り付く セミの子A

今日は高所恐怖症2連発でしたが、歴史を感じさせる厳かな佇まいの、有り難いお寺さんでおま。

果てない石段が痺れる

ペースメーカーを装着してるらしいお父さんを、高校生の息子が励まし気遣いながら登り切ったので
「お父さん、良く頑張りました」
と労いました。
ずっと前後しながら登ってた、こっちも挫折しそうだったし。

ところで
「山寺の、和尚さんは、毬は蹴りたし毬は無し」って歌。
子供の頃に聴いて、そんなに幼稚な遊びをする和尚さんなんて居るの?
と疑問に思ってましたが、
どこにも毬蹴り和尚さんは見当たりません。

「猫をかん袋に押し込んで、、、」
袋の鼠の猫を「ポン!!」と蹴ってしまった、動物虐待の罪で資格はく奪されてしまったのかな?
疑問は晴れないまま山形観光は終わり。

タイヤも新品になったし、後は福島の大内宿を残すのみになりました。

走行距離279㌔。

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