【非公式】化ケドル活動年表(のようなもの)

はじめに

 先日、バーチャルアーティストを中心とする音楽事務所、RIOT MUSICから2023年8月にリリースされた化ケドルプロジェクトについて、2024年6月17日をもって活動終了となることが発表されました。当記事は、RIOT MUSICファンの端くれである筆者が、活動の記録も兼ねて、化ケドルの基本情報とともに、独断と偏見により化ケドルの活動における重要な出来事を抽出し、勝手に年表形式にまとめたものです。なお、人名についてはいずれも敬称略とさせて頂きます。


化ケドル基本情報

  • 化ケドル…"エンタメ×オカルト×アイドル"をテーマに活動するアイドルグループ。バーチャルとリアルの両面で活動する。メンバーは妖怪であり、日本のどこかに存在する「きだき荘」にて暮らす。

  • 髑髏てにす…元々某企業で人事を行いながら、アイドルを夢見ていた女性。重労働だった仕事によって精神が崩壊し、『妖怪になればすべて解決するのでは?』という考えに至り、がしゃどくろと契約した。『自分の活動を通して、同じようなオタクの社会人に幸せになってほしい』という強い想いがある。アイドルとして輝かしいステージに向けて様々な努力をしているが、どこかズレている。(公式紹介文より)

  • 山ン本のぶり…元々人間社会で暮らしていた妖怪の女性。人としての生活に限界を感じていたので妖怪としてアイドルを目指すことを決意する。特技はダンス・ドラム・プログラミング・小説を書くこと。特技の通り文武両道だが、歌が上手くないことにコンプレックスを持っているのでアイドル活動を通じて克服するために努力している。ダウナーな見た目と性格だが、人を笑わせることが好き。オバケは苦手。(公式紹介文より)

  • 玉藻なすこ…人間社会で引きこもり続けていた妖怪の女性。カメラマンとして化ケドルに招き入れられたが流れで自身もメンバーの一人になる。特技はカードゲームを中心としたゲーム全般・歌。歌を歌うことが好きで、大きなステージでライブをすることが夢。元々カメラマンなのに、三人の中では一番アイドルらしいと噂されている。(公式紹介文より)

2023年7月まで

  • 2022/11:化ケドル公式Twitter(現X)アカウント(@Bakedol)(当時はProjectStarryResonance名義、IDも「@StarryResonance」であった)開設。タレントオーディションを開始。

  • 2023/3/7:StarryResonanceタレントオーディション終了。

  • 6/30:Twitter(現X)にて最初の一期生デビュー告知。7月から、コミックマーケットへの出展含む各種情報の告知が順次開始される。

  • 7/3:Twitter(現X)にて最初のボイスドラマを投稿。これ以降デビューまで、化ケドル結成・デビューに至るまでのストーリーがボイスドラマ及び動画にて語られる。

  • 7/20:公式アカウントにて髑髏てにす初ツイート。自身とのぶりの紹介をする。これ以降、当該アカウントはてにすを始めとしたメンバーによって運営される。

  • 7/25:プロジェクトの正式名称、「化ケドル」が明かされる。Xアカウントの名義、IDも現在のものに変更。

  • 7/26:X投稿の動画にて、カメラマンとして玉藻なすこ本格登場(声のみ)。

  • 7/27:キービジュアル公開、公式YouTubeチャンネル開設。

  • 7/28:雑誌『VTuberスタイル』2023年8月号発売。化ケドルの情報が掲載される。

2023年8月

  • 8/4:プレスリリース配信、YouTubeへのデビュー動画投稿を行い、髑髏てにす、山ン本のぶりの両名がデビュー。YouTubeでの活動が本格始動する(デビュー動画より、玉藻なすこもカメラマンとして声のみ出演している)。同日、化ケドル公式サイトも開設。

  • 8/6:のぶり、公式アカウントにて初ポスト。

  • 8/12,13:コミックマーケット102に「化ケドル」ブース出展。グッズ販売等を行い、てにすとのぶりもバーチャル売り子として一部の時間接客した。ここで販売された卓上墓石は一つ15万円という高額であり、リスナーの間でも特に話題となった。また、RIOT MUSIC内の別レーベル、Meteopolisのグッズの委託販売も同ブースにて行われた。

  • 8/13:てにす、のぶり両名のX個人アカウント開設(@Dokuro_tenisu)(@Sanmoto_noburi)。同アカウントでの初ポスト。

  • 8/20:公式チャンネルにて初配信。ファンネームが「化ケモノ」に決定。その後2枠目にて映画『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』の同時視聴を行い、ホラー映画100本同時視聴企画がスタート。

  • 8/24:公式チャンネルの登録者数が2000人を突破。

2023年9月

  • 9/3:公式チャンネル収益化達成。記念として(?)、ホラー映画同時視聴企画内で、サメ映画同時視聴を行う。のぶりがサメ好きなこともあり、サメ映画は以降本企画内でたびたび視聴されることとなる。

  • 9/16:X公式アカウントにて、玉藻なすこ初ポスト。同日のホラー映画同時視聴にも参加する。なすこの配信への初参加となる。

  • 9/27:動画『アイドルとしてあるべき姿になってきた【#化ケドル】』投稿。カラオケでなすこを含む全メンバーが歌声を披露し、なすこの姿が初めてはっきりと明かされた(C102での先行公開は除く)。

  • 9/28:『VTuberスタイル』2023年10月号発売。化ケドル、なすこの情報が掲載される。

  • 9/29:動画『突如現れた眼鏡っ娘カメラマンの生態に迫る【#化ケドル】』投稿。なすこの紹介動画となっており、本動画内でなすこの化ケドル非常勤メンバーとしての加入が発表された。

2023年10月

  • 10/7:公式チャンネル『『Xデー』発表生配信【#化ケドル】』にて、化ケドル1stファンミーティング『妖力ワークショップ』の開催等が告知される。

  • 10/8:初の”受肉”生配信が行われる。てにす、のぶりが初めてリアル(3次元)の世界に登場し、輪ゴムでスイカを割るゲームを行った。以後受肉配信はたびたび行われるようになる。

  • 10/13:公式チャンネル登録者数3000人突破。

  • 10/30:ファンミーティングのチケット販売を見守る配信。同配信内で告知がなされ、てにす、のぶり両名の個人チャンネルの開設が決定した。

2023年11月

  • 11/4:てにす、のぶりの個人チャンネル初配信。内容としては自己紹介に加え、てにすは歌、のぶりは自作ゲームのデモンストレーションであった。また、同日なすこのX個人アカウントも開設される(@Tamamo_nasuko)。

  • 11/7:X公式アカウントの管理がきだき荘の管理人に移管される。

  • 11/13:公式(メイン)チャンネルにて100本目となる映画、『ブレイド』を同時視聴し、ホラー映画100本同時視聴企画を完走する。

  • 11/15,16:RIOT MUSIC内の別レーベル、Blitz Wingとのコラボを実施。15日には化ケドル公式チャンネルにコラボ動画を投稿、16日は朝倉杏子のチャンネルでコラボ配信が行われた。出演者はいずれも、てにす、のぶり、朝倉杏子(BW)、伊月知世(BW)。

  • 11/17:なすこの個人チャンネル開設。初配信。アイドルソング歌枠を行った。

  • 11/18:なすこ最初の『遊戯王マスターデュエル』の実況配信。なすこの個人チャンネルはこのゲームの実況と歌枠とをメインに運営されていくこととなる。

  • 11/19:てにす個人チャンネル登録者数1000人突破。

  • 11/26:C102以来となる現地イベント、化ケドル1stファンミーティング『妖力ワークショップ』開催。てにす、のぶりは受肉体で(念写会除く)、なすこはバーチャルの体で出演し、数十人という少ないキャパシティの中で、ファンとの交流、ステージでの歌唱及びダンス、念写会(チェキ会)などが催された。また、同日に打ち上げ配信も行われた。

  • 11/28:てにす個人チャンネルにて配信『メンヘラが雑談するだけ【#髑髏てにす】』。この翌日からてにすの配信活動が休止されたため、これが最後の配信となった。

2023年12月

  • 12/2:のぶり個人チャンネル登録者数1000人突破。

  • 12/3:のぶり個人チャンネル収益化達成。

  • 12/6:動画『この度は大変申し訳ございませんでした。【#化ケドル】』投稿。てにすの公式(メイン)チャンネルへの最後の出演。

  • 12/14:のぶり個人チャンネルにてダンス配信『踊ります。アイドルなので【#山ン本のぶり/化ケドル】』。RIOT MUSICのMV音源に合わせて、のぶりのキレキレのダンスが披露された。後にのぶりはShorts動画でもダンスを披露し、人気コンテンツとなる。

  • 12/20:てにすの持病による活動休止が正式にアナウンスされる。この際の休止報告がてにすの最後のポストとなった。

  • 12/26:なすこ個人チャンネル収益化達成。

  • 12/28,29:のぶり個人チャンネルにてゲーム『Imomushi』実況配信。11/27の配信でクリアできなかったリベンジとしてクリアするまでプレイするとされ、翌日のなすこの配信が始まるまで3枠に分けて24時間配信が続けられたが、結局クリアすることは出来なかった。現状化ケドルは勿論、RIOT MUSIC全体でも最も長時間に及んだ配信となっている。(同ゲームは翌年5/4の再リベンジにてクリア)

  • 12/29:なすこ個人チャンネル登録者数1000人突破。

  • 12/31:公式(メイン)チャンネルにて年越し配信。

2024年1月

  • 1/6:のぶり、個人チャンネルでの最初の受肉配信。

  • 1/14:のぶり、なすこ、伊月知世(BW)によるゲーム『THE FINALS』コラボ配信。このメンバーによるFPSコラボは以後幾度も行われる。

  • 1/20:公式(メイン)チャンネル登録者数4000人突破。

2024年2月

  • 2/4:なすこチャンネルにshorts動画、『【だんだん増える】1人5役で 晴る/ヨルシカ 歌ってみた【葬送のフリーレン】#acapella』投稿。なすこ個人チャンネル現状唯一のshorts動画。

2024年3月

  • 3/8:のぶりチャンネルにShorts動画『イガク/原口沙輔 オリジナル振付で踊ってみた #shorts #dance #山ン本のぶり』投稿。これが化ケドルプロジェクト全体の中で最も多く再生された動画となっている(2024/5/21時点で約5.4万回)。(後述の動画に更新されたため、2024/6/16修正)

  • 3/11:のぶり個人チャンネル登録者数2000人突破。

2024年4月

  • 4/5:のぶりチャンネルにshorts動画『ビノミ踊ってみたに頭襟がない理由 #shorts #dance #山ン本のぶり』投稿。同曲の踊ってみたshortsのNGテイクに編集を加えたものであり、6/6には100万再生を突破するなど、OKテイクとともに圧倒的な伸びを見せた。これが化ケドルプロジェクト全体の中で最も多く再生された動画となっている(2024/6/17時点で約170万回)。(2024/6/16追記、同6/18修正)

  • 4/9:てにす個人チャンネル登録者数2000人突破。

2024年5月

  • 5/17:RIOT MUSICの公式サイト、X及びのぶり、なすこの配信にて、てにすの活動終了と、のぶり、なすこ及び化ケドルプロジェクトの6/17付けでの活動終了が発表される。なお、プロジェクト関連のYouTubeチャンネル及び各種SNSは活動終了後も公開状態のままになるとされた。

(以下、2024/6/16追記)

  • 5/24:のぶり個人チャンネル登録者数3000人突破。(この頃から先述のビノミshortsの再生数とともに、登録者数も大きく伸び始めた)

2024年6月

  • 6/1:のぶり個人チャンネル登録者数5000人突破。

  • 6/8:のぶり個人チャンネル登録者数10000人突破。

(以上、2024/6/16追記)
(以下、2024/6/18追記)

  • 6/16:のぶりチャンネルにてメンバー二人の最後のコラボ配信。デビューから当日までの活動を振り返った。

  • 6/17:活動最終日。のぶり個人チャンネル登録者数13000人突破。のぶりは22時から、なすこは23時から最後の配信を行い、およそ一年にわたる化ケドルの活動に幕を下ろした。最終配信の内容は、のぶりが活動開始後初の歌枠、なすこが視聴者参加型の遊戯王配信であった。(なすこの配信は24時を越えて続いたため、終了時の日付は18日となっている)

(以上、2024/6/18追記)


(参考)
・化ケドル公式及びメンバー個人X、YouTube
・化ケドル公式サイト            他

蛇足(おわりに)

 それまでのRIOTレーベルとは一線を画す活動で存在感を示した化ケドル。その歴史を簡単にではありますが、まとめさせていただきました。活動終了はとても寂しいですが、活動終了報告でもあったように、メンバーの新たな目標のためということで、筆者も一ファンとしてその目標を全力で応援したい所存です。
 活動が終わっても、化ケドルが化ケモノの皆さんの心に残り続けることを願って。

2024/5/21 ろくレイダー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?