見出し画像

【ダビスタSwitch】ノーリセ実践記録〜種牡馬別産駒の特徴「キングカメハメハ」編

これまで長い間、年数を重ねて産駒を作って走らせてきましたが、データを見てここまでで一番使い方を間違えてきた種牡馬がこのキングカメハメハだったような気がします。

他の種牡馬の産駒の特徴と合わせて、どうやら種牡馬のパラメータで距離適性の下限が1600〜となっている場合、内国産種牡馬に関してはその産駒にスピードコメントを出させることがかなり難しいということがわかってきました。

キングカメハメハは、ディープインパクトと共に実績Aで安定A、適性距離の下限が1600mとなっているので、それなりに産駒の能力に期待してしまいますが、スピードコメントはやはりどちらも少ないです。

キングカメハメハと配合した繁殖牝馬で、産駒にスピードコメントが出たのはスカイシルビアだけでした。

高額繁殖牝馬でスピード値が70を越えている牝馬に配合しないと、スピードコメントを出させることが難しいということになります。

ただ、産駒の競走成績やブルードメアサイアーとしての成績は決して悪くはありません。

ですから、やはり使い方。

どんな能力的特徴のある繁殖牝馬に配合するのか? それでかなり評価の変わってくる種牡馬であると思われます。

キングカメハメハ(14頭)


キングカメハメハ


キングカメハメハの血統構成
・大人しい(86%)
・雰囲気がある(64%)
・元気(7%)
・やんちゃ(7%)
当歳時コメント

性格が大人しいとコメントされた産駒が86%というのは驚異的ですね。更に雰囲気があるとコメントされた産駒が64%とかなり高い率になっています。そして、その産駒全てに落ち着きがあるとコメントされています。

・早熟(7%)
・普通(64%)
・晩成(29%)
成長タイプ

早熟は1頭のみ。あとは全て普通〜晩成成長タイプが産まれています。これは産駒の成長力の強さを表していると考えます。だから、1〜2歳の時にスピード等をコメントされなくても、後にG Iを勝つような馬に育つということが言えます。

馬場適性について、例外は僅かにありますが、ダートも重馬場も荒馬場も問題なく走ります。

・スピード(7%)
・スタミナ(21%)
・パワー(7%)
・根性 ゼロ
能力コメント

スピードコメントが出たのは1頭のみ。スタミナやパワーをコメントされたとしても、大人しくなかったり、早熟だったり、落ち着きがなかったりした馬の活躍は期待できません。

・落ち着き(65%)
・脚元強い(79%)
・脚元弱い(14%)
・暴れる(7%)
・体質弱い(29%)
・タフ(29%)
その他コメント

雰囲気があるとコメントされた産駒は全て落ち着きがあるとコメントされています。根性無しではないということが確認できます。そして、脚元が強い馬が多いです。逆に、体質が弱い馬とタフな馬の確率が同じになっています。脚元は強いけど疲れやすいのかもしれません。

・G I勝ち馬 4頭(29%)1000〜3200m
・重賞勝ち馬 6頭(43%)1800〜3200m
重賞成績

能力コメントの少なさに反比例して、G I勝ち馬となる馬は多く、従って産駒1頭あたりの獲得賞金も多くなります。能力コメントは豊富でもG I勝ち馬の少ないアイルハヴアナザーとは対照的です。

キングカメハメハは種牡馬としてのパラメータが産駒に反映されやすいのでしょう。気性Aのため大人しい産駒が多く、底力Bのため根性コメントが出ない。健康Bのため体質弱い若しくは脚元弱い産駒が産まれることも。適性距離が1600〜となっているためスピードコメントが殆ど出ないと・・・。

但し、実績Aと気性Aの効果と思われますが、G I勝ち馬や重賞勝ち馬もそれなりに出ています。また、その距離も1000〜3200mと幅広いのも特徴ですね。

重賞勝ちに届かずオープン止まりとなつた産駒も半数以上いるため、キングカメハメハは配合時に期待した通りの結果にならない種牡馬との印象を持っていました。

安定Aで繁殖牝馬の能力を確実に伝えてくれると過剰に期待していたことも、キングカメハメハの種牡馬としての能力を疑う要因となっていました。

・大人しく落ち着きがある産駒が非常に多い。
・普通〜晩成成長が殆どで成長力が期待できる。
・馬場はダート含めどんな馬場でも走る。
・スピード値のかなり高い繁殖牝馬と配合しなければスピードコメントは出ない。
・産駒の脚元は強いが、タフさが物足りない。
全体的特徴

これらの産駒の特徴を正しく捉えていれば、キングカメハメハの使い方は見えてくると思いました。

底力Bを配合理論で補える、スピード値の高い繁殖牝馬と配合して、中距離を中心に根気強く走らせる。

その配合結果によって産まれた産駒にスピードコメントが出た時には、その産駒に対する期待は否が応でも高まってしまうというものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?