見出し画像

文学フリマ広島参加してきました

先日の文学フリマ広島に参加された方、お疲れさまでした。
私も(一応)地元という事と、推し作家さんがいるので参加してきました。

私は車の運転が苦手なんですが、いい加減長距離運転に慣れたいなと思っていたので練習にはちょうど良い距離だったので車で行く事に。
朝七時半に家を出たら、結構な大雨。ちょっと怖いな~と思いながら高速に乗って向かう。
サービスエリアで朝食にレモンそばを食べ、パン屋でチュロスとコーヒーを買って会場に。
駐車場の入り口が分からず、ぐるぐる回ってどうにか到着。その頃には雨はすっかり止んでいました。

相変わらずのエンタメ極振りスペースで、今回は商業既刊も飾ってみたり。
文学フリマは『見本誌コーナー』というスペースがあり、そこに1ブース3冊まで見本誌を出す事が出来る。
通常見本誌コーナー専用の場所があるのだけど、今回の文フリ広島では各島の横にそれぞれあって、見本誌を確認してすぐスペースに行ける感じが良かった。

私が文学フリマ広島に参加したのは二年前で、コロナの影響がまだ残る状態だった様で、その時と比べて今回はかなり盛況だった。
前もってウェブカタログやSNSで見ていて「絶対欲しい」と思っていた本を先に急ぎ買いに行く。無事買えたので、その後は落ち着いてから見本誌コーナー含め回る事に。
売り切れていた本もあったけど、大体手に入れられて満足した。

二年前に参加した文学フリマ広島では、BLサークルは私を含め2サークルしかなかった。お互い1人参加だった事もあり、お隣さんと色々話せて楽しかった思い出があったので、今回もお隣さんと話せたらな~と思っていたのだが、両隣ともとても熱心に呼び込みをされる方たちで、ずっと立っていてなかなか話しかける事が出来なかった。
それでも何とかタイミングを見計らって、お隣さんに話しかけてみたら座って少しお話をしてくれんだけど、その際にお隣さんから言われたのが
「たくさんお知り合いがいらっしゃるんですね」
という言葉。
はて?
そう言われて思い当たる節があるのは、自分から話しかけに行って、あちらからも来てくださったツイッターで相互のフォロワさんくらいなのだけれども、この言い回しでは複数人いそうだ。本当に分からなくて、「?」となっていたら
「たくさん話しかけられていたから」
と言われた。
あ!
ああ!!
ここで私はようやく思い至った。
私は、商業作家だと気付かれていなかった。
いや、これは完全な思い上がりと思い違いなのだが、一応デビュー作がコミカライズ人気のおかげでシリーズ累計100万部を越えていまして、一部では「異世界BLの先駆者」(本当はもっと前からある)なんて言われていたもので、同じBLのサークル主さんなら事前チェックで気付いていたかなと勝手に思い込んでいた。恥ずかしい。臆病な自尊心と尊大な羞恥心。
スペースにおもいきり商業本を飾っていたりもしたんですが、隣のスペースを前からじっくり見たりはしないよね。私も見ていない。
話しかけてくださっていた方は大体、私の元からの読者さんでした。

この様に、地元イベントに出る事により自分の思い上がりに気付かせてもらえる事もあるんだな、と感じながら、帰りも高速に乗って運転した一日だった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?