見出し画像

自分のよく使うカードを勝手に解説Part2「仙界一の天才 ミロク」

こんにちは、初めましての方は初めまして。がさおと申します。カード解説の方もPart2に入りまして、今回のカードはタイトルにもある通り「仙界一の天才ミロク」となっております。ではではどうぞ最後までお付き合い下さい。

初めに(ミロクというカードの性質について)

まずはとりあえず効果の方から見ていきましょう。

種族 スターノイド/マシン・イーター 
パワー 5000
このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、自分のクリーチャーを1体選ぶ。その後、その選んだクリーチャーよりコストが小さいウエポンまたはクロスギアを1枚、自分の超次元ゾーンから、その選んだクリーチャーに装備またはクロスして出す。
自分の他のクリーチャーに、クロスギアがクロスされているかウエポンが装備されていれば、このクリーチャーは相手の呪文によって選ばれない。

長いですね〜、前回解説したウルボランスと同じくらい難儀なテキストをしています。
ではでは一つ目の能力から見ていきましょう、と言いたい所ですがまずは二つ目のテキストから見ていきます。「自分の他のクリーチャーに、」「クロスギアがクロスされているかウエポンが装備されていれば、」呪文で選ばれなくなります。単純明快ですね、呪文で選ばれなくなるので場持ちが良くダイレクト要員にもなってくれます。場持ちが良い、というのを念頭に置いておきましょう。
では戻って一つ目のテキストに行きましょう。
このクリーチャーが出た時、「または自分のターンのはじめに、」自分のクリーチャーを1体選ぶ。その後、その選んだクリーチャー「よりコストが小さいウエポンまたはクロスギアを1枚、」「自分の超次元ゾーンから、」その選んだクリーチャーに装備またはクロスして出す。
となっております。
なんともまあ長ったらしい能力なので要素を取り出して見ていきます。まずはミロクが出た時とターン開始時にウエポンかクロスギアを味方場のクリーチャーに付けます。皆さんの頭の中にも朧気にとある人の顔が浮かんで来た事でしょう。

某手の人の天敵でお馴染み

そうですね、最終龍覇グレンモルトとほぼ同じ能力をしています。そしてミロクの能力はモルトと違って色の縛りがございません。そう聞くとモルトより強いんじゃないか、となりそうですがそれを付随している能力たちが邪魔をします。では先程見なかった事にした文章を読んでいきましょう。
その選んだクリーチャー「よりコストが小さいウエポンまたはクロスギアを1枚、」となっています。そうなんです、ミロクは単体だと4以下のウエポンかクロスギアを付けることが出来ません。モルトは自身に装備をしないといけない、マナゾーンと色が被ってないと出せない、と言った縛りはあるもののそもそもモルトが3色持っているので基本的に色は困らない事や、モルト自身に除去耐性がある事によって無敵の存在と化し環境を席巻してきました。これに対してミロクには5コストを払って火/光パワー5000のスターノイド/マシンイーターを出しながら4以下のウエポンかクロスギアを付けることしか出来ません。しかも自身に付けてしまうと呪文アンタッチャブルすら付与することが出来ないのです。
そしてサラッと流しましたがこの子、超次元ゾーンからしか出すことが出来ません。バジュラズ・ソウルなどとは無縁の場所に存在している訳ですね。同弾で収録された超次元クロスギアはイモータル・ブレードやノーブル・エンフォーサーなどと言った置物系が大半なのに対してミロクはクロスして出す事を強要させられます。この点に苦しまれた方も多いと思います、実際私も頭を抱えました。
と言った感じで癖が多いミロク、これらの欠点をどう解消していくか、というのがこの記事での焦点になってきます。

使い方編

超次元ゾーン(コスト4以下編)

まずはミロクを使う上で欠かせない超次元ゾーン周りの話からしていきます。
ただ先に話しておくと超次元ゾーンは僅かに8枚しか用意する事が出来ません。なので自分がミロクを入れるデッキによって取捨選択をする事を迫られます。今から紹介するカード達はその中でも優先度が高い、と私が判断したものになるのでミロクを組む際に頭の片隅に入れていただけると幸いです。
さて、前もって話したように場にミロクしかいない場合、ミロクに付けて出すことになる訳ですから4コスト帯のカードを2、3枚は採用する事になります。という訳で行ってみましょう。

1.銀河大剣ガイハート

デュエキングに入るまでは高過ぎて買ってなかった

入らない訳が無いでしょう、というカードですね。ミロクは限定的ではありますが呪文アンタッチャブルも持っているのでまーー相性が良いです。こいつの強さなんか皆さんの方がよく知ってると思います、語ることは無いでしょう。

2.無敵剣プロト・ギガハート

DS期のプロギガ君、ガビガビの民でした

多分ミロク単体で素出しする場合に1番選択肢に上がってくるカードがプロト・ギガハートになります。ターン始めの能力起動まで場にミロクを残すにはちょうど良いカードですね。場を更地にするには計3回の除去を必要とし、ミロクを嫌って裏面であるオウギンガ・ゼロを場に残した場合、後続のミロクから6以下のウエポンが飛んでくる事になります。除去され辛い以上の役割を任せる事が出来るので是非採用しましょう。

3.始まりの龍装具 ビギニング・スタート

これがクロスギアなら6コストはあると思う

ミロクは火、光文明を持つカードなのでビギニング・スタートを装備させるとパワー7000ブロッカーが出来上がります。後で紹介しますが実はミロクはトリガーで出す事も多いクリーチャーなのでこれを入れておけば受けとして役立ってくれる事が多いです。攻め攻めのデッキで受ける事をあまり考えないなら採用は見送っても大丈夫なラインではあると思います。

4.将龍剣ガイアール

こいつも再録来るまで高かった

うーーーーん、載せるか悩みました。こいつのメインの役割はメタクリーチャーの除去なんですけどウエポンである為肝心のとこしえをどうにも出来ません。上と同じ形で受けとして見ても5000でバトルと7000ブロッカーなら後者に軍配が上がる事が多いでしょう。なによりめったに龍解しません、付けて終わりの事が多いです。枠があれば、と言った所ですかね。

5.邪帝斧ボアロアックス

プレ殿したら泣く、殺すならロージア

緑入れるデッキなら入れて間違いは無いと思います。こいつの強さも皆さん知ってると思うのであまり語る事は無いです。

6.百獣槍ジャベレオン、悪夢卍ミガワリ、不滅槍パーフェクト

レオサイユ、微妙にダサさがあると思う
こいつガビガビだったせいでカーナベルから持ってきたから画像小さい
個人的にウエポンで名前とイラスト1番好き

使用感的にはプロト・ギガハートの下位互換になる事が多いと思います。使用用途が似通っているのでまとめて紹介します。上から優先順位だと思ってもらえれば大丈夫です。この中だとジャベレオンが頭1つ抜けて強く、闇が入るならミガワリ、ミロクがドラゴンだったなら…となるのがパーフェクト、と言った感じです。正直どこまで行っても上にプロト・ギガハートがいるので場合によりけりになると思います。

ここまでがミロクにも付けられるラインのウエポンとなります。先程も言いましたが付けて出す関係上、置物性能重視の超次元クロスギアとミロクは噛み合いが悪いので種類が増えない限りここに載せることはないと思います。ではここからはコスト5以上のウエポンを見ていきましょう。

超次元ゾーン(コスト5以上編)

コスト5以上のウエポンはミロク以外のカードに付けることになるので選択肢は多種多様にはなってきますが、その中でも私が「これは強い」と考えているものをピックアップしていきます。

1.龍剣 星王紅鬼勝

何から何まで強い、クロスギア界の超新星

ここまで超次元クロスギアをネガキャンしてきたので何故クロスギア?と思われた方も多いかもしれません。しかし紅鬼勝は違います。まずもってこいつはクロス中しか効果が無いのでクロスをさせる事に意味があります。そしてクロスしたクリーチャーにアタックトリガーとして「6以下の多色(進化でも良い)をマナから出す」を追加します。そしてなんと多色クリーチャーを全てSA化までする事ができます。つまりマナからミロクを射出しながら呪文アンタッチャブルのSAにする事が出来るんですね。ミロク自身が多色なので専用構築なんて組む必要もなく強いです。入れない理由が無いです。ドラゴンにフリークロスまで出来ます、馬鹿です。ドギラゴン剣の強さの8割はこの剣である事がここに証明されました。次に行きましょう。


おや、何も無いですね。というのも知ってる方が大半だとは思いますがドラグハートの5以上と言うのは大半がフォートレスかドラゴンサポートのものとなっています。フォートレスは勿論ミロクから出せませんし、場合によりけりですがミロクは全部が全部ドラゴン軸になる訳でもないです。したがって5以上で必須となってくるのは紅鬼勝くらいになります。こうしてみると段々ミロクが使いやすそうに感じてきた事でしょう。感じてきましたね?洗脳は順調です。

出し方・相方編

続いてはミロクをどのようにして出すか、誰とセットで使うか、ということについて考えていきましょう。

出し方編

1.5マナ
5マナです。5マナ貯めて素出ししましょう。プロトギガハートのおかげでそこそこ耐えます。1ターン場に残ればこっちのものなのであとはいっぱい装備して勝ちましょう。

2.覇王類虹色目イメン=ボアロ

パワーが貧弱、9000くれてもいいじゃん

多分ミロク見た時に皆が最初に思いついたやつです。実際結構強いです。イメンが7なので紅鬼勝を付けることが出来、SA化させてイメンのアタック時と紅鬼勝のアタック時で打点を2枚増やす事が出来ます。さらにイメン=ボアロは盤面を5色にするのでイメン効果で単色クリーチャーを出しても紅鬼勝でSA化させる事が出来ます。
イメン=ボアロを使う際の欠点は、上述の動きをした際に3マナも減ってしまう事です。ヴァリヴァリウスやイメンズ・サインなどから5マナで動いていた場合、これらを受け切られてしまうと次ターンに3マナでスタートする事になるので注意が必要になります。(シューゲイザーも似たような効果持ってますがあいつ無色なので終わってます。大人しくイメン使いましょう。)

3.ジャスティ・ルミナリエ

ホワイト・スワン出た時話題になってたね

3つ目はジャスティ・ルミナリエです。メタリカ専用カードに思われがちですが5以下を出す方は光のクリーチャーの限定しか無いのでミロクが出せます。さらにこの呪文、トリガーを持っているのでブロッカー化させやすいミロクと相性が良く、しっかり受け札として機能してくれます。ラビリンスの方も起動すれば8以下のクリーチャーが同時に立つのでミロクの選択肢がグッと広がる1枚となっています。

4.ドンジャングルS7

めちゃくちゃ良いくびれしてる

一時代を築いた踏み倒しカードのドンジャングルさんです。ドンジャングルからミロクを出してドンジャングルにプロト・ギガハートを付けると割と相手は手も足も出なくなると思います。単純にドンジャングルの性能が高いので雑に使っても強いと思います。

5.生命と大地と轟破の結団

強い

強い

6.勝災電融王ギュカウツ・マグル

牛カツ

紹介しておいてなんですが僕は懐疑的です、ドルファディロム出した方が強くない?
ですがまあこいつから出るミロクが弱い事は無いので紹介しておきました。

7.番外編 マジボンバー軍団、エンペラーアクターシャ

何故番外編かと言うと、アタックトリガーで出るミロクもといウエポン類の相性があまり良くないからです。ウエポンの能力は大半が付けた上でアタックトリガーを使うものが殆どになっています。なのでマジボンバーなどでミロクを出しながら今既に殴っているクリーチャーにウエポンを付けても何も起きない、という事が多いです。
ミロクとマジボンバーを組ませるなら2体同時に設置出来るダイナボルトや、イメン=ボアロ→ミロクの動きができるマクーレ、ヴァリヴァリウスなどは違和感なくデッキになると思います。

7で7と6と6を出すインチキカード
7で7と7を出すインチキカード
5で8と7を出しながら盾増やすインチキカード

8.番外編その2 ドラン・ゴルギーニ(というよりは光単ゴルギーニ)

今一番使ってるかもしれないくらいFavorite card

おまけなので読み飛ばしてもらっても大丈夫です。ゴルギーニです。4コストであり尚且つ先ほどネガキャンしたアタックトリガーによる踏み倒しなのに別枠での紹介です。何故かというと破壊耐性つけられるんですよね。あとこいつでデッキを組む場合、ドランゴの次ターンに出すカードは大体シェケダン・ドメチアーレかルベル・ゴルギーニになると思います。こいら両方Tブレイカーなんでドランゴで出したミロクでガイハートつけたらクソでか3点ぶち込めます。

冷静になると書いてある事強すぎるよねこいつ
ACE-Yamataに勝てるのバカだと思う

なので出し方で見た場合はドラン・ゴルギーニ単体の紹介となりますが、実態は白単ゴルギーニをアドバンスに改造するなら火をタッチしてミロクを入れると面白い動きができるよ、という話でした。


相方編

次は一緒に使っていくカードの解説です。主に「紅鬼勝から出る」や「ジャスティ・ルミナリエで一緒に出せる」などといった上で話したカードを前提に話すことが多いと思います。

1.アルカディアス・モモキング

使うと強いけど使われると嫌いなカード

紅鬼勝、大事な話なんですけど何故か進化クリーチャーが出せます。ドギラゴン剣は進化クリーチャー出せないので本体より剣の方が強いです。
紅鬼勝から出せる範囲のクリーチャーでアルモモが1番フィニッシャー性能が高いと考えています。ロック性能の高さは言わずもがなで、スター進化の耐性に12500Tブレイカーがマナから簡単に出せます。ミロクとも色が合っていますし紅鬼勝入れるなら必須級になってきます。

2.大迷宮亀ワンダータートル

岸本広大君、ありがとう

ジャスティ・ルミナリエと合わせるカードその1です。ミロクと同時に出してガイオウバーンやガイアールを装備させ、盤面処理を行います。そうするとバトルに勝った時、の能力を使えるため山上から後続を持ってくる事が可能になります。ここでミロクが捲れるとまたガイオウバーンを付けバトルして踏み倒して…と相手を更地にしながらこちらだけ一方的に盤面を広げることが可能になります。

3.煌龍サッヴァーク、煌終龍サッヴァーク

箔押しカード、見辛くない?
12000かブロッカーどっちかあって良かっただろ

サッヴァークです。普通のサッヴァークはジャスティ・ルミナリエから、キラストぜオスの方はサバキZを使う事でお手軽に7を用意できます。さらにこいつらはメタリカでありながらドラゴンも持っている為、バトガイ刃斗やギガハートのサポート受けられ、紅鬼勝をフリークロスする事も可能となっています。これらの事からドラゴンを主軸にミロクを使う場合採用候補に挙がります。

4.ギャラクシールド持ち軍団

チーム銀河、ゴツゴツしててかっこいいの多い

低コストで高コストの設置が可能なギャラクシールド持ちクリーチャーは基本的にミロクと相性が良いでしょう。最近では火光水の基盤はきちんと回るように組めますし、色の面でも困る事は少ないと考えられます。また、チーム銀河の面々はその多くがメタリカを種族に持っている為ジャスティ・ルミナリエから出すことも出来ます。
エメラルトリックスターを採用する場合4エメラル→5の開始時に貼ったギャラクシールドが出てくる→出てきた奴にミロクで装備、といった動きが出来るためマナカーブ的にも違和感なく動きます。
エメラルを採用しない場合、ギャラクシールドは基本的には名目コスト-2が多い中、何故か名目コスト7なのに-3でギャラクシールド4の綺羅星の豪傑君がおすすめです。出た時にドローと盾追加も出来るので後続を準備しやすくなります。

5.番外編 ボルシャック・秘伝・ドラゴン

未来枠、かっこいいけど文明分かり辛いと思う

番外編です。パラレルマスターズの秘伝ドラゴン君です。こいつはミロクと使う、というよりミロクを補う形になります。ミロクを使う場合、ドラグハートはもちろんドラゴンサポートが多いですからドラゴンが主軸になる事が多いでしょう。しかしここでバトガイ刃斗などを採用した場合「ミロクでウェポンをつけるからドラゴン軸なのにミロクが邪魔」という現象が起こりえます。それを解消するのがボルシャック・秘伝・ドラゴンです。早い話が「手札からドラゴンを出して無理矢理龍解させよう」です。
ミロクでバトガイ刃斗をつける対象は大抵が7コスト以上のドラゴンになると考えられます。なのでアタックチャンスはしやすいでしょう。
またヴァリヴァリウスなどからミロクを出した場合も、それらにギガハートを付けつつ、秘伝ドラゴンのマッハファイターで龍解を狙うことが出来ます。
紅鬼勝がクロスされている場合SAの打点にもなりますので、手札から数枚アタックチャンス出来た場合相手の計算は狂う事でしょう。
総じてミロクからつけられる色々なウェポンと相性が良いカードがこのボルシャック・秘伝・ドラゴンとなります。

最後に

残れば強い、器用貧乏を地で行く「仙界一の天才ミロク」の紹介でした。環境で通用するカードでは無いかもしれないですが、ウェポンを場のクリーチャーに自由につけられるのでこれから登場するまだ見ぬクリーチャーたちに期待しましょう。

ここまで読んで頂いた皆さんに言い忘れていたことがあります。

ミロクは俺の嫁!

読んで頂きありがとうございました。また次の記事でよろしくお願いいたします。それでは!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?