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そうだ、キャンプ行こっ

世は空前のキャンプブーム。
特に意識しなくてもテレビやSNSでキャンプの話題や情報が勝手に入ってくる。

幸い車(SUV車)を持っており、以前からやってみたいと思っていたものの、
「初心者にはハードルが高いのでは?」
「どう始めたら良いかわからない」
「最初は経験者に連れて行ってもらいたい」
と言う気持ちが先行してなかなか重い腰は上がらなかった。

そんなどっちつかずな日がしばらく続いたある日、
「このままではいつまでもやらない。いっそのことテントを買って、やらざるを得ない状況を作ってしまおう」と思い立った。

キャンプ=テントと言うぐらいの知識しかなかったため、キャンプに必要な物を調べると、どうやらテントはあくまで寝床。日中過ごすにはタープが必要ということがわかった。
次にテント・タープでさらに調べると、スノーピークエントリーパックTTなるテントとタープが一緒になった初心者向けモデルがあるではないか!!

スノーピーク自体は以前からチタンマグなどで知っており、キャンプブランドとしてはオシャレで洗練されているイメージがあった。キャンプ始めるならスノーピークで買いたいなぁ、という朧げなイメージはあった。

これだっ!!!
と思い早速スノーピークの店舗に実物を見に行くことにした。
「これさえ買ってしまえばキャンプやるだろ!」、「あとはどうにでもなれ!!!」
と言う気持ちと共に。

この後スノーピーク沼にハマるとは、この時まだ露程も思わないのであった……。


スノーピーク店舗


店舗に行って実物を見る。
「キャンプっぽい」
一気にワクワク感が増した。
「もう買ってしまおう」
正直、見に行くまでは買うかどうか迷っていたが、もう買う以外の選択肢は無くなっていた。

テント・タープはこれ(エントリーパックTT )を買うとして、他に何を揃えたら良いかなど、キャンプのことは何もわからないので、店員さんに色々話を聞くことにした。

話を聞いてみると、やはりエントリーパックTTはその必要十分さ・手軽さ・安さ(スノーピーク製品にしては比較的お求めやすい)から人気なようで、初心者にはもってこいだそうだ。

ただ、エントリーモデルなだけあって、
・本格的にキャンプをしていくと、
 物足りなさを感じていく
・キャンプ場でかなり被る
といったデメリットもあるようで、実際に話を聞いた店員さんも、初めはエントリーパックTTを購入したが、その後手放したとのことであった。

私は元々良いものを長く使いたいという気持ちが強い。
その話を聞いて、後々の買い替えのことを考えると、最初からもっと良いものを買った方が良いのでは無いかと気持ちが揺らいだ。
※全くの素人で、この時点では今後キャンプをするかもわかりません。

そこで、店舗を見渡すと、なにやら白くて大きなテントが展示されていた・・・。
それはリビングシェルロングpro.アイボリーという商品で、(後にわかるが)テントではなくシェルターであった。
基本的にはタープの様に日中過ごすための影となり、専用(別売り)のインナーテントを使用すれば、
寝床も確保できる。

特徴は何よりもその色とメッシュの多さ。
ざっと店内を見渡しても茶色系のテントタープが多い中、これはアイボリー(白っぽい)で一際目を引く。
この色味が可愛く、とても気に入った。
そして、至るところにファスナーが付いており、開けるとメッシュになり、真夏でも風が通り抜け、心地よく過ごすことができるようである。

どうせなら一年中キャンプをしたいと思ったのと、正直アイボリーの色味とデザインでこれを買うことにした(シェルター内のレイアウトが素敵過ぎたのも後押しとなった)。

当初予定していたエントリーパックTTに比べると大幅な出費増であったが、今後のキャンプライフが快適になることを祈って、良しとした(良しと思い込むことにした)。

その後、必要な物を買い、これから始まるであろうキャンプライフへの期待と共に店を出た。

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