ブルーアーカイブ…………最高!!!!!!!!!!!!

余計な前置きは要りませんね。早速参りましょう。



(ネタバレ注意)



ありがとう、ブルーアーカイブ…………


““”Clear Morning“””の文脈~~~~!!!!

いやマジでヤバかった…………ボロッボロに泣きながら読みましたよマジで
ゲームシナリオの特異なところは文字媒体でありながら“音”の要素を扱えることで、それは効果音のみならず音楽もそうです。ピアノの音に泣かされる“オタク”は多いんじゃないでしょうか
オタクがこうしたら喜ぶというのを的確に突かれてしまう……私達はブルーアーカイブに勝てねぇよ……

ホシノ〜〜!!シロコ〜〜!!プラナ〜〜!!そしてプレ先……

みんな助かって本当になにより……私自身、最終編でのシロコのことがあったのでホシノがこのまま退場ってことはないだろうと(新ガチャも実装されるしね)思ってましたが、ここからハッピーエンドに至るビジョンがまるで見えていなかったのでこりゃもう感動させて頂きました。ホシノ過去編だけかと思いきや最終編の文脈もガッツリ持ってきてくれた……カルバノグ2章や百花繚乱1章は割と局地的な事件とその解決で済んでいたので、急にこんなカロリー高いのくるとは思わないじゃん……
特に私(先生)の言葉か、私(プレ先)の言葉を選べるようにしてくれてるの神演出だと思いましたね。色彩の力を逆に利用できたり、玉座に適応していたお陰で地下生活者のやつを直接殴りに行けたりと、プラナやシロコはもちろん、プレ先も力を貸してくれているような気がした……
最終編といえば、(以下の項に続く)

『ブルーアーカイブ』ってソシャゲじゃなくて映画だったっけ?

はい。これにつきます。これまで長くても30話以内に終わっていたのになんですか43話って。今からでも最終編Part2に変えた方がよくないですか?
私がブルーアーカイブを始める前、あるオタクが最終編の感想に「映画一本見終わったような感動」と書いていたのをみて、素敵な表現だなと思うと同時に「まるで映画のようなソシャゲストーリーって何……?」と思ったものです。みんなそうでしょう。でもブルーアーカイブはこれもう映画です。バトルアニメになったり映画になったり忙しいな……
特にラスト、Glitch Streetが流れながら次なる戦いの始まりと同時に終わるやつ、あれイカしすぎててイカになってしまいましたもん。映画は特別詳しい訳ではありませんが、少なくともソシャゲストーリーでは他に見たことはありません。“質”はもちろんのこと“魅せ方”に一切の曇りがない、まさに最強……
細かいんですけど最後のテキストを送った直後にBGMの尺が調整されて、ちょうどBGMラストとストーリーのラストが重なるようになってるんですよね(ここでクソデカクレジット)。こんなんもうアニメや映画の劇伴でやることじゃないですか。どういうことですか????(わからん)

唐突なセト登場に一同愕然……そして明かされる制約解除の意味!!!!

今や定期便と化したセトさん、毎シーズンやり忘れして申し訳ないセトさんですが、急な登場すぎてPart4読んだ時点では謎すぎました。結果的には噛ませ犬的なやられ方をする訳ですが、ここの演出がまたニクい。制約解除して10人もの指揮がとれる状態で、大人のカードを出し惜しみなく使ってやるぜ!!
今回は全体を通してプラナに助けてもらいまくりでしたね。その意味でも最終編Part2という印象を受けました。(冷静に考えて最終編Part2ってどういう意味だよ)
そして制約解除(サブタイトル)→GFFの勝利確定パターンキタコレ!!!!!!!!にはあまりの興奮に私もウオオオオオオオオしてしまいました。(ここだけ見るとただのヤバいオタクだな)
前の項にも曲の話は書きましたが、今回はSignal of AbydosやHello to Haloを最高の

地下生活者……てめぇは一発殴ってやらないと気が済まないんだがよろしいか?

はい。私(先生)はそんなことしませんね。殴るのはあくまで“言葉”で、です。ただ伝言役としてプラナが挟まったことでダークプラナになっていたり、シロコがガッツリ脅してくれていたので結構スッキリです。人の心を、生徒の心を、ゲームかなんかだと思って踏み荒らした罪は、大人として、絶対に許すことはできませんから。
最初は(Part4実装まで?)、実世界への干渉は限定的な力であって、勝手にホシノ(とノノミ)が自滅するまで待ってるだけなのかと思っていましたが(それでも十分悪質ですが)、ヒナが覚えた違和感の通り、マインドコントロール的な干渉を行っていたなら話は別です。ユメの盾で、ユメの拳銃で、大切な後輩たちを傷付けさせたこと、償わせてやる……(ノノミ救出をめぐってのバトルまでならなんか精神に干渉されてなくてもやりそうではあるが……)

私(先生)と私(プレ先)との兼ね合いを公式が明確化してくれてうれしい

私が知らないだけでストーリー以外での露出があったのかもしれませんが。プラナが覚えている私との日々を、私は知ることができないし、私はどう頑張っても私になることはできない。逆にプラナも、目の前にいるのが先生であることは分かっていながら、自分の知っている人物ではないことに折り合いを付けねばならない。そうした状況下でどう関わっていくのか非常に妄想が広がりますよね。一応バレンタインイベントでのプラナとの会話は、「思ったより私(先生)を私(プレ先)と思ってくれて、私(プレ先)を私(先生)と思ってくれているんだな」と感じたものですが、概ねその理解で良さそうだと感じました。シロコについてもそうで、こちらの時間軸では先生が生きていると頭では分かりつつも、心でやっぱり先生だと感じられたのはエピローグで言葉を交わしてからです。一方でシロコがシロコのこと「あのバカ」っていうの好きすぎる…………
色々書いてしまいましたが何が言いたいのかというと、最終編読んでからというもの妄想していたプラナとシロコが解釈一致したのがすげぇ嬉しい!!という事です。「“また”、いつでも連絡してね」の“また”は、私(先生)が私(プレ先)として振舞おうとしているのではなく、「これまでと同じように」くらいのニュアンスなんじゃないかなと感じるわけです。

先生として、生徒としてのユメと話せてよかった

Part1実装前からずっと思っていたものです。ユメの死は私(先生)がシャーレに赴任する前に起きた出来事であって、私(先生から)になにもできることは無くて、悔しい……と。ずっと謝りたいと思っていたものです。なので夢のような時間にしてもユメと直接話せてよかった。あの“謝罪”にはホシノを救えなかったことだけでなく、大人として、ユメが死んでしまうことを防げなかった悔しさも込められています。だからこそ、あの約束は忘れません。大切な約束をした相手がさらに増えてしまったな……

プレ先時間軸の……激重感情持ってくるのやばすぎるだろ!!!!

ホシノの「大切な人を失った苦しみは誰にも分からない」の言は、本当にその通りだと思います。理解し得ない人からの言葉は、本当に届くことは無い。作中のセリフにある通り、それは例え大人であっても同じことです。だからこそ、同じく目の前で大切な人を失ったシロコが「分かるよ」と語りかける様には、くるものがあります……
ユメの文脈を、“死”の文脈を語る上で、言わずもがな誰よりもそれを体験しているシロコを絡めてくれたことが、本当に嬉しいのです。しかも、最終的にはシロコの方がホシノの背中を見て、前に進むことを選ぶわけですから、救われているのはシロコの方でもあるんですよね。
ところでこのシロコなんですが、(以下の項に続く)

最後までチョコたっぷり……“感情の整理”の描き方が巧すぎるだろ!!!!

シロコが少しずつ前を向いていく流れが本当に“巧く”書けてるなと思いました。エピローグの中盤では確かに進んではいるけどまだ時間が掛かりそうかな……という状況で、私(先生)もそれを急かしたりはしてませんでしたし。ただ、若干のもどかしさは残っていました。
と思いきやエピローグ最終版、エンディングの後でまさかの共闘……!!少しずつ露出を増やしていってシロコが進んでいく様を描くことももちろんできたでしょうが、事件から数ヶ月後……などの情報も一切無くただ共闘を描くことは、「あれからシロコが確実に前に進めている様」を描くにあたってどれほどスマートで、説得力に溢れることか!!!!!!
(正直まだ時間がかかりそうな段階でプレイアブルとして実装するのか?という信頼はあった、さすがブルーアーカイブ)
3.5周年だからPUは特に待ち望まれてるシロコにしました、ってだけではない、ブルーアーカイブの本気を感じましたよね。共闘のあとにラーメン食べに行ってそこで、あるいは共闘からさらに前に進む時間を設けて、ちゃんと折り合いがついた状態で、シャーレに正式に加入してくれる……そうした筋書きがちゃんと作れるようになっているので……(ここまでくると純度100%の妄想なんですが、まだ整理のついていない段階のシロコを加入させられてしまうことに、かなりの抵抗感があったは本当)

やべぇ!!!!イベントストーリー読む余裕がねぇ!!!!

これは感想でもなんでもないオタクの叫びなのでマジで申し訳ない。
私はイベントストーリーも毎回めちゃくちゃに楽しみにしている人間なので(このゲームのイベントストーリー明らかに面白いですよね????)、しかもPV公開時からずっと楽しみにしてたアリ夏なので、なるべくHPを回復させてから臨もうと思います。時間の余裕は割とあるけど体力が限界なんじゃ……ちなみに今週は大学のテスト期間です(なんで大学のテスト期間なのに時間の余裕は割とあるんですか????)。

以下はキモめなオタクの妄想。閲覧注意(もともと全体を通してキモいが)

シロコ(テラー)の「シロコの知らないことを経験してる」がちょっとだけ、ほんのちょっとだけえっちいやらしい意味に聞こえてしまったんですが私だけですか。そうですか。次々と仲間が居なくなっていく中で精神的に衰弱しきったシロコが私(先生)にあれこれしてもらう、とかだったらえっちさ救いがない……逆にシャーレ加入後の安定シロコ(テラー)が介抱するためにあれこれしただけのことを、経験ありとかいってシロコに対して威張っていて欲しいですね。そういう本は冬コミに出ますかね。楽しみにしております。

そもそもPart3までで大分面白かったよねって話

Part4およびPart5の激動の展開が印象深すぎるせいで書き忘れそうになってたんですが、Part3までの権利やら組織やらが対立し裏切り合う感じの展開マジで面白くなかったですか?特にネフティス・私募ファンド・アビドスの三つ巴かと思ったらカイザーが出てきて全て破壊してくるのとか、
ハイランダーが裏切ったものかと思ったらあくまでスオウ個人として裏切ったりしてる(なんなら二重で裏切る)のはすごい面白かったですし……
結局は万魔殿と風紀委員の介入でうやむやになってしまったのでしょうが、契約の相手方代表に「発言権は与えていない!」とか無茶苦茶言ったプレジデントとその後法律バトルする展開もPart4来る前はちょっと期待してました。1000円で会社分捕られたファンドの連中と結託して、シャーレの顧問として法的に異議申し立てしたいよな……そもそもシャーレは超法規的期間だからその気になればゴリ押しできるって話ありますか?(台無し)

【追記】イベント読みました……ありがとうアリ夏……

アリ夏……あまりにも良すぎる……うう……
いやマジで、メインストーリーも面白いしイベントストーリーも面白いしどうなってるんでしょうか。意味がわかりません……3.5周年気合い入りすぎだろ!!
ストーリーの内容が面白かったのは言わずもがな、あそこで新曲&PVってヤバくないですか??普通の話で……流すタイミングもバッチリだし、スッキリとした読了感を保証しつつミニゲームでは幕間のひとときを補間。まさに完璧であると言わざるを得ません。
基本的には紙芝居形式であるソシャゲストーリーにおいて、新スチルや曲、PVを挟み込むことにより、紙芝居の枠を出た高次元的な体験をさせてくれることを、すげぇ勝手に『コンテンツ力(ぢから)の暴力』と呼んでいるのですが、もちろんそのための開発リソースは我々のお布施から出てるんですけど、ブルアカは特にそのリソースの割き方を間違えない。だから好きなんです。この話メインストーリーの話をした時にも言いましたね。あれ言ってない?書いたの別のとこでしたっけ?とにかく、ありがとうブルーアーカイブ……
具体的な内容の話をすると、今回はサオリサイドとアツコたちサイド、二つの視点を行き来できることが新鮮でした。他ならぬ生徒からの頼みと言えど、隠し事をしながら生徒と接しなければならないのは新感覚でしたね。無論、この視点の真髄は、離れ離れであってもお互いを想う気持ちは一緒である、ということ。生徒同士の関係性の密着性としては、それこそアビドスのみんなと同じくらいの、キヴォトスでも類を見ないほど深い、深い関係性……合流してからのゲームの様子も含めて、その関係性の素晴らしさを存分に味わえたので大満足です。
少し話は逸れますが、やっぱりアリウス自治区での生活って過酷すぎませんか!?砂糖は配給で焼きそばは食べたことないし、海を見たこともないし……4人で遊んだことすら、初めてだし。みんなには、これから沢山楽しいことを経験してもらいたいな……
そして、サオリの自分探しも新たなステップに進めたようで良かったです。ちゃんと契約書の内容を把握していたり、申請内容との齟齬を建前にぼったくりを処理したり、サオリが歩んできたであろう旅路を想起させられる度に、涙ぐみながら読んでおりました。そしてターンテーブルを触りながらはしゃぐサオリの姿は、まるで今までの彼女とは別人のような印象で、思わずドキドキしてしまいました。
「自分の人生の責任を負って」、彼女の好きなもの……なりたいものを見つけていく姿を、これからも、見届けていきたいと、そう思わずにはいられない。

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