2022/7/18 ゴミ拾い
二日目。テーマは活動することとちょっと未来の地域を志向することの両立,という感じの一日でした。
ひとまず時系列順に。千葉まで送ってくれた夫が帰るということで(宿は別のところ),小名浜のやまとやにて朝食を一緒に食べる。鮭の脂が乗っていて,普段食べている鮭にはないふっくら感がたまらない。
午前中は,ゲストハウスに一緒に住んでいる方が四倉のいわきサンシャイン拾活クラブによるゴミ拾い活動とアクセサリーづくりのイベントに誘ってくださった。
いわきはビーチクリーン活動が盛んだというお話を聞いた。少し遅れていくと,テレビ取材のクルーが集合写真や映像を撮っていた。こういうとき,この活動を多くの人に見てもらえるチャンスだと喜ばしい一方で,掛け声の指示やら掛け声の後の5秒まつ間なんかはむず痒く感じてしまう(私は飛び入り参加の身だが)。
そして,ゴミ拾いをやっていて思ったが,ゴミがそんなにたくさん押し寄せてゴミの山になっているわけではなかった。というか,目を凝らさないと本当にパッと見ない。見つけたらむしろご褒美,くらいの感覚になる。赤や青のマイクロプラスチックのゴミは見つけやすいのだが,白は難しい。貝殻とほとんど変わらないからだ。お昼前には誘ってくださった方によるアクセサリーづくり。事前に申し込みのあったダウン症の方達と制作する。
そして念願のお昼!2カ所ほど空振りをくらい,もうダメか・・・と思ったが営業中のお店を発見。
家に帰って一呼吸置いたら,一人でお買い物へ。カインズで草刈り用のマイ鎌を買い,いわきローカルスーパー「MARUTO」で夕飯探し。お寿司に決めた。
あっという間に一日が終わってしまった。地域での活動がずっとあるのは望ましいことだ。その一方で,体を動かして疲れて,でもちょこっとでも未来のことを考えたり語ったりしないと疲れたまま寝てしまう。大きなビジョンを空想上で自由に描くことと,目の前でできる小さなこととの組み合わせを上手にバランス取るのが,地域づくりに関わるときに大事なんだろうと思う。きっと地域づくりのプロともなればいろんなところからお声がかかることだろう。でも,それと同時に草の根的な活動が木になり森になるとき,蟻の目が鳥の目になるとき,どの方向に進んでいるのか,どんな地図を描こうとしているのか,同時に考える必要がある。論文も授業も一緒だ。目的があって,方法や実践がついてくる。お寿司を食べながらそんなことを考えた。
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