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💠大事にしていたから『大切なもの』に変化する話💠


今回は松下友香さんの企画に参加させていただきます。宜しくお願いいたします。
あまり皆さんのような素晴らしい話ではないかもしれませんが、勇気を持って参加します。



以下私にとって「大事にしていたから大切なもの」について。

私にはなにもなかった
言葉だ
家族だ

ありきたり過ぎたら笑われてしまうかもしれない
私は家族があまり好きじゃなかった

好きじゃないという言葉は語弊があるかもしれない
なんだか私にはまっていない感覚
昔友達が、授業参観日には必ず'お母さん'に見に来てもらいたい。私の頑張ってる姿をみて欲しい。と言っていた。とても子供らしく前向きなパワー、
羨ましくも私にはその感覚がなかった。
別に食べるものも着るものも住む場所だって困ったことはない。
ただ私の大切にしているもの、内面的ななにかを理解してもらう事が出来ず
また親もこの子の事はよく分からない、他の兄弟とは違う。と諦めていたのかもしれない。
だから私は自分を理解してもらうことは外に求めた。
小学校も中学校も学校外でずっと共に過ごす友達がいた。一緒に授業を受けて、放課後も勿論遊んで、夜は長電話をする。
これって普通のことですよね?

だけど私にとったら唯一の自分を証明できる、そんな時間だったと思います。
自分の言葉で、意思で、思いを伝えられる時間。
家の中だと、自分が紡ぐ言葉はなんだか自分じゃなかったような気がして。
ただ年齢と共に友達関係も変化して
皆将来を見据えて歩き出します。友達が皆自分へ意識を集中させる中私はどうしたらいいか分からず、つまづきました。
無難に勉強してきた知識で大学受験をする。
だけどなんだか物足りない。

そんな時母が病気にかかりました。
はじめて知る母の想い、私は勘違いしていたのかもしれない。
なんだか間違えていたのかもしれないと思いました。
親への感謝も育ててくれた親の苦労もなにひとつ分かっていなかったんですね。
成人になろうとする手前の年齢です。
私が変わらなくちゃ、理解してもらえない。両親のことは好きでしたがどこか蔑ろにしていたのかもしれない(大事にしていなかったと言えると思います)
反抗したりも勿論ありました、ただ出来るだけ親に逆らわず言う事は聞いて心の中では違うことを考えていました。全く素直な子供ではありませんでした(笑)

19歳、言葉ひとつ話すのにも、思いやりを持つよう心がけました。冷たい言い方したかな?
ショックだったかな?などまず発する言葉に気をつけるようにしました。私の気持ちは変わらない。だけど発する言葉ひとつで受け取り手の気持ちは変わるのだと。なるべく傷つけず、優しく、分かり易くを意識しました。変わり始めた当初はそのような程度です。

母の病気が完治したあと、今度は私が調子が悪くなってしまいました。その時母が今までにないくらいすごく寄り添ってくれたんですね。
その時はじめて私は母に温かく抱きしめられているような実感を感じることが出来たんです。
心と心が繋がったような感覚は忘れられない出来事でした。


最近聞いた話では
父方の祖父母の家に遊びに行った際、
私帰らないと駄々をこねて一切言う事を聞かなかったそうです。2歳頃の話です。そんな母は私をおいて兄弟と父と家に帰ったそうです(笑)
なんて意志の強い2歳児なんでしょうね。笑
1週間程地方の田舎で過ごした私は納得してようやく実家に帰りました。
まだ2歳なのに意思強いですよね、

長々と綴りましたが、
言葉を大事することが、私自身にとっての家族の在り方を変えました。労ること、今は自信を持って進んでいけるパワーへと繋がっています。

遠く離れた今でも週に1回は電話しています。
GWもお盆休みも年末年始も必ず帰ります。
両親の元気な顔を見ることが私の幸せです。
私の発した言葉で、笑ってくれる姿を見ることが嬉しいです。大好きです。
いつまでも末永くよろしくお願い致します。

最後に読んでいただいた方々ありがとうございました✨🌈☺︎

#企画参加
#大事にしていたから大切なものに変化する話
#家族について #メッセージ#感謝のお話

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