僕の彼女のバイト先 一人語り
お時間がありましたら読んでご感想、アドバイス頂けたら光栄です。
よろしくお願いします。
「僕の彼女のバイト先では。」
僕には彼女がいる。大学生になって、生まれて初めてできた彼女。彼女はすごく綺麗で、おしゃれで、最近新しく横浜にできたカフェで働いていて。ホームレスから雑誌を買う、ホームレスから雑誌を買って、ホームレスから、雑誌を買ったおまけでつけてくれた、お菓子も喜んで食べるような、性格もものすごく優しい人
僕にはもったいないほど素晴らしい女性だ。
僕は 毎週水曜日に彼女のバイト先にいって、サンドウィッチとアイスコーヒーを頼む。僕が毎回サンドウィッチを頼むのは、彼女が唯一作れる料理らしく、僕は毎回サンドウィッチを頼んでいる。そして毎回1500円のお会計で、毎回レジに2000円出して、500円のお釣りをもらう。
僕は正直、キャッシュレス派でPayPayを,使いたいのだが、僕の彼女のバイト先はPayPayが使えない。最近新しく出来たカフェなのに、PayPayが使えない。だから僕は、彼女のバイト先に行く前必ずATMに立ち寄り2000円だけを下ろす。なぜなら、僕の彼女のバイト先ではPayPayが使えないからだ。
でも、それがきっかけで500円玉貯金を始めた。満タンまで貯めれば、100万円貯まるやつで、毎週カフェのお釣りで500円が返ってくるので少しづつ貯まり始めた。いつかこの貯金箱が満タンになったら、彼女とハワイに行ってそこで、プロポーズでもしようかななんて夢見たりして。
PayPayが使えないおかげで、そういう楽しみもできた。
でも最近、彼女が僕の部屋にきた時に500円玉貯金が、彼女にバレちゃって、溜まったらハワイに行くことを伝えると、僕より張り切っちゃって、二人でデートする時も、毎回500円のお釣りが出るように払うようにしてて、毎回ハワイに近づいたねって、僕に微笑む彼女をみるとすごく幸せで、最近逆に、500円玉が貯金されて、100万円に近づくにつれ、その笑顔が見れなくなるような気がして少し寂しい気もする。
最近、僕の彼女のバイト先ではPayPayが導入された。だけど、僕と彼女はもう、PayPayを使わない。