【BG3】バルダーズゲート3:クラスTierランク【ビルド方針付き】

この記事は表題の通り、バルダーズゲート3のクラスTierランクです。
最初に断っておきますが、どのクラスでも問題なくクリアできます。

でも、折角なら強い方がいいよね!

そんな人向けのガイドです。

最強(と思われる)サブクラスを選び、記載の構成を前提として、クラスごとのTierをランキングにしています。成長とかよくわからん!って人は参考にしてください。

なお、各クラスの詳細を知りたい人は筆者の下記記事をご覧ください。



TierS

ドルイド(月の円環)

構成:ドルイド11(月の円環)/ウィザード1

成長:ドルイド11(月の円環)→ウィザード1
4LVの特技で「酒場流喧嘩殺法」を取得。8LVは自由枠、戦場の術者等がおススメ。

筆者イチ押しのクラスです。ドルイド(月の円環)の強みは、なんといっても一本伸ばししていればとにかく強いことです。

自然の化身(特に熊)は前衛クラスと遜色ない近接戦闘力を与えてくれる上、「酒場流喧嘩殺法」取得後は火力も十分になります。自然の化身は倒されても本体に戻るだけなので、強力な攻撃を受けた時のリスクも低く、回数が残っていれば変身を繰り返せます。
また、術者としても呪文回数は最多の部類なので、状況に応じてアクションで呪文詠唱→ボーナスで化身といった柔軟な立ち回りもできます。
探索面では使用頻度の高い<知覚>に使う判断力型で、1LVから動物会話が取れることも優秀です。非戦闘時の回復役も担えます。

最後にマルチクラスのウィザードを取るのは呪文の選択肢を増やすためです。INTを使わない補助呪文は問題なく運用できるため有用です。

総じて非常に使いやすいのに強力なクラスであり、初心者にも熟練者にもおすすめです。

レンジャー(暗中の追跡者)

成長:レンジャー5(暗中の追跡者)→ローグ3(アサシン)→ファイター4(バトルマスター)
レンジャー1LVで自然探検家で調教師を選択。得意な敵は自由。
レンジャー4LVの特技で「射撃の名手」を取得。ファイター4LVは自由枠
レンジャーの戦闘スタイルは弓術。ファイターの戦闘スタイルは二刀流と防御から任意選択。
バトルマスターの戦技では武器落とし、捉えがたき足さばき、回避即反撃を推奨。

奇襲からの火力の高さと、探索面の優秀者を兼ね備えた構成です。アサシンによって得た奇襲へのボーナスにより初動で壊滅的な被害を出せます。
奇襲できなかった際でも、遠距離から安定した攻撃性能が出せ、防御性能も相応にあります。

低レベルでは調教師による使い魔が非常に優秀で、特に鳥は探索と戦闘両面で活躍します。2LVから動物会話も可能で、非戦闘時の回復担当もできます。
基本は遠隔攻撃で、殲滅力重視ならハンドクロスボウ2刀流、安定性(奇襲のしやすさ)重視なら両手弓を使いましょう。いずれにせよ、近接は片手武器+盾装備にして、ACを確保すると近寄られた際の潰しが効きます。

ローグの後にファイターを取るのは、怒涛のアクションによる攻撃性能強化と戦技による回避性能底上げ目的です。バリエーションとして、バーバリアン(熊)などを取って耐久を伸ばすこともできます。

序盤は優秀な使い魔の活躍、中盤は奇襲からの壊滅力と隙がなく、弓使いをしたい人に最適のクラスです。

パラディン(復讐の誓い)

構成:パラディン5(復讐の誓い)/ウォーロック5(剣の契約、アーチフェイ)/ソーサラー2(嵐の魔法)

成長:パラディン5(復讐の誓い)→ウォーロック5(剣の契約、アーチフェイ)→ソーサラー2(嵐の魔法)
特技は大業物の使い手、凶暴な戦士を順不同で取得。

※最高難易度では成立しない構成。最高難易度ではパラディンのTierはA

パラディンの神聖なる一撃の火力の高さを生かしつつ、ウォーロックの剣の契約で得た追加攻撃と通常の追加攻撃を合わせて3回攻撃するビルド。
ソーサラーを最後に取ることで、ヘイストの二重化・高速化が選択肢に入り、柔軟性が増す。

低レベルはそもそもパラディンが優秀で不安なし。滅殺の誓いの攻撃有利で安定したダメージを出しながら、前衛になろう。
中盤はウォーロックを取得し、攻撃技能が魅力になります。リスペックに抵抗がないなら、ウォーロック3LVのタイミングでリスペックして能力値を調整を推奨。怪光線もサブの遠隔攻撃手段としては優秀。
終盤は3回攻撃が圧倒的なのでガンガン攻撃していけます。戦闘開始前にヘイストを用意しておけると、さらに圧倒的な火力て攻撃できます。また、アガシスの鎧は優秀な防御呪文なので事前に使っておきましょう。

探索面は魅力型で会話を担えるのが強み。戦闘中は神聖なる一撃用に呪文スロットを使うことを前提に、探索に向いた呪文を入れておけます。

魅力を使う中では一番の前衛適性であり、安定したスペックを出せるため、悩んだらパラディンの採用がおススメです。

バーバリアン(原始の道)

構成:バーバリアン5(原始の道)/ローグ5(シーフ)/ファイター2

成長:バーバリアン5(原始の道)→ローグ3(シーフ)→ファイター2→ローグ5(シーフ)
4LVで「酒場流喧嘩殺法」を取得。8LVは自由枠。

これまでとは打って変わり、単純な戦闘力だけでTierSに位置付けている化け物アタッカーです。探索は特段得意ではない筋力型ですが、それを補って余りあるパワーを持っています。

低レベルは激怒(狂乱)により耐久面で不安も少なく、3LVからボーナスアクションでの投擲が可能になるため同レベル帯では最多の攻撃回数になります。
中レベルは5LVの追加攻撃取得後、ローグでボーナスアクションを増やすことでさらに攻撃回数が増えます。最後にファイターで怒涛のアクションによる小休憩毎の追加攻撃を得た後、ローグの直感回避を取り防御面を補強します。(急所攻撃のダメージも伸びます)

とにもかくにも火力が異常であり、また投擲攻撃がメインのため奇襲や高所を取っての引きうち等もできます。激怒の物理耐性のおかげで、耐久面も見た目以上に優秀です。

探索は特筆した強みはありません。それでも、圧倒的な破壊力がすべてを解決してくれるため、力を求めるプレイやにおすすめです。

TierA

ファイター(バトルマスター)

構成:ファイター12(バトルマスター)

成長:ファイター12(バトルマスター)

1LVの戦闘スタイルは両手武器戦闘。4LVで大業者の使い手、6LVで狂暴な戦士。8、12は自由だが重装鎧の達人や長柄の使い手がおススメ。

前述のバーバリアン同様、探索面はいまいちですが戦闘面が優秀。
一本伸ばしで強力でわかりやすく、特に初心者におすすめです。
戦技は自由ですが、アクションを使わない捉えがたき足さばき、リアクションで攻撃できる回避即反撃は優先して取得がおススメ。

5LVで追加攻撃、11LVで3回攻撃になるので特殊なことをせずともシンプルに強力無比です。

強い、硬い、わかりやすい、の3拍子揃っており特に初心者にイチ押しです。

ソーサラー(竜の血脈)

構成:ソーサラー10(竜の血脈)

成長:ソーサラー5(竜の血脈)→ウォーロック2→ソーサラー10
4LV特技で戦場の術者推奨、8LVは自由

会話担当ができる魅力型であり、高い火力を兼ね備える。5LVから対多数には高速詠唱ファイアボール、対単体には呪文二重化で味方アタッカー2体にヘイストと強力な回答があり、攻撃面は最高クラスの術者。
ソーサラーは継戦力に少し難があるが、ウォーロック2LVで怪光線を採用することでかなり緩和されます。
血脈はファイアボール等の強化のブラスか、装備で電撃ダメージを乗せられることを見越してのブロンズが推奨。

分かりやすい術者クラスなので、素直な魔法使いをしたい人におすすめ。

ウィザード(防御術)

構成:ウィザード(防御術)

成長:ウィザード5(防御術)→ソーサラー1(竜の血脈:ホワイト)→クレリック1(嵐)→ウィザード10
特技4LVで戦場の術者、8LVは自由枠

(実質)唯一のINTがメインの術者クラスであり、探索面の補強として優秀。使い魔も召喚できる。また、防御術の特徴によって通常の術者と比較して圧倒的な硬さを誇っており安定性が非常に高いため、運用しやすい。

途中で取得するソーサラーとクレリックは、有能な防御呪文のアガシスの鎧と、重装鎧習熟(とおまけのリアクション攻撃)目当て。どちらもフル呪文のクラスなので呪文スロットは減らず、魔法習得の遅れはウィザードならば巻物からの取得でカバーできる。

事故率が下がるため、ノーセーブ攻略を目指していたり、戦闘時の位置取り等が苦手な人におすすめ。

バード(剣の楽派)

構成:バード6(剣の楽派)/ローグ3(シーフ)/ウィザード2(占術)/クレリック1(光)
バード6(剣の楽派)→ローグ3(シーフ)→ウィザード2(占術)→クレリック1(光)
バードの戦闘スタイルは2刀流、特技は射撃の名手

魅力と敏捷担当をすることで、パーティの重要技能判定を一手に担当できます。バードの声援による支援能力や小休憩の追加等、手広くパーティ性能を底上げできるため優秀。戦闘面ではハンドクロスボウ2刀流による遠距離4回攻撃でそれなりの打点を出しながらレベル5までの呪文にアクセスできるため、及第点の戦力になります。ウィザード(占術) 2では予見という大休憩に2回ながら後出しダイス目操作ができる特徴が取れるので、支援性能がさらに向上します。クレリック光1は身を守るによる防御性能と呪文スロット目当て。

技能面の潰しが効き支援性能も高いため、探索力に不安があるパーティを補う目的で使いやすい。

モンク(開手門)

モンクはこれまでの構成と異なり明確にアイテム依存の構成となります。

構成:モンク(開手門)6/ローグ(シーフ)3/ファイター3(バトルマスター)

成長:モンク(開手門)5→ローグ(シーフ)3→モンク6→ファイター3(バトルマスター)
4LVの特技で「酒場流喧嘩殺法」を取得。ファイターの戦闘スタイルはあまり役立ちませんが、一応弓術推奨。

前提として、このゲームに種々ある筋力固定アイテムを使ってビルドになります。最初の集落で買えるヒルジャイアントの妙薬(筋力21固定)を利用し、より良いアイテムが手に入ったらアップデートしていきます。

敏捷と判断力を上げてACとイニシアチブを確保し、筋力固定で4LVの特技で「酒場流喧嘩殺法」の効果を最大限生かします。
最終的にアクションで追加攻撃2回、ボーナスアクションで連打2回で素手4回攻撃の計6回攻撃となり、怒涛のアクションで小休憩に1回さらに2回攻撃できます。バトルマスターでは回避性能向上の巧みな足さばき、反撃スキルの回避即反撃、苦手な遠距離対処を味方に頼める攻撃指令あたりを選ぶとよいでしょう。

4LVからの火力が図抜けておりますが、防御面の不安・遠距離攻撃手段の乏しさが難点です。
筋力固定アイテム以外の装備品があまりいらないビルドなため、1週目におすすめしやすいビルドです。

TierB

クレリック(生命の領域)

構成:クレリック(生命)11/ウィザード1

成長:クレリック(生命)5→ウィザード1→クレリック(生命)11
4LVで戦場の術者、8LVは自由。

回復量は最多で回復役としては強力。ただ、それ以外の支援性能に乏しく、火力も低めなためTierB。
ウィザード1は習得できる呪文数を増やすため。いつ入れてもいいが、ヘイストを覚えられるレベル5-6のタイミングを推奨。
シンプルにアクションでレベルの高い呪文を使いつつ、ボーナスアクションの癒しの言葉での回復を入れていきましょう。

回復量自体は本物であるため、パーティの生存性に不安を感じる人向け。

ローグ(アサシン)

構成:ローグ3(アサシン)/バード3(知の楽派)/ファイター3(バトルマスター)/ウィザード2(占術)/クレリック1(知識の領域)

成長:ローグ3(アサシン)→クレリック1(知識の領域)→バード3(知の楽派)→ウィザード2(占術)→ファイター3(バトルマスター)

武器戦闘をメインにするならば追加攻撃のできるクラスメインが良く、ローグ自体は呪文が得意でないので戦闘力は中途半端。
採用するならば探索能力を高める方向が役割を持てる。アサシンは3LV時点では奇襲からの攻撃性能の高さから中盤までは相応の火力が出ます。その間に7LVまででクレリックとバードから技能と習熟を得て、この時点でクラスのみで技能10個習熟、6個習熟強化と破格の技能職になれます。その後はウィザード1を経ることで3LV呪文のヘイストの詠唱能力を確保しつつ、有用なクラスをマルチでつまみ食いしていきます。
最終的に言葉の刃によるデバフ、予見による大休憩毎2回の後出しダイス入れ替え、バトルマスターによる攻撃指令と支援能力を確保できます。

技能の習熟数は圧倒的なため、技能職を求めていたり、操作キャラとして万能なキャラが欲しい人向け。

ウォーロック(本の契約、グレート・オールド・ワン)

構成:ウォーロック12(本の契約、グレート・オールド・ワン)

成長:ウォーロック12(本の契約、グレート・オールド・ワン)
特技は4LV役者、8LV12LVで能力値上昇と戦場の術者を順不同。

ウォーロックでなく、他のクラスをメインにしてのマルチクラスが強力だが、ウォーロックを主体とすると上手くいきません。
小休憩で呪文スロットが回復する術者という独自性を売りに、ウォーロック(本の契約)一本伸ばしで成長させるのが良いでしょう。グレート・オールド・ワンは10LVで精神耐性を得るため、後半では頼りにな。
アガシスの鎧は持続が大休憩までなので、アップキャりますストのアガシスの鎧を唱えた後に小休憩をしてからボス戦には挑むようにしましょう。

パーティ全体を小休憩でリソース回復するクラスにまとめて、高い継戦力を持つクラスで旅したい人向け。


あとがき

本Tier表では代表的な強構成で評価していますが、そうでない構成に関しても大まかにクラスの順位は記載の通りだと思います。迷っていたらTierSの4クラスでパーティを組むと、それなりにバランスの良い構成になったりします。

最初に紹介しましたが、筆者作成の全クラスガイドを読んでくださっている方が多く、嬉しい限りです。バルダーズゲート3の日本語情報は少ない印象があるので、今後も積極的に発信していければと思います。パーティ構成についても記事を書いているので、そちらも興味があればお読みください。
それでは、良い旅を。



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