【100文字小説】One more time

恵さんのことは愛していたけれど、キスだけはなるべく避けてきた。
もう1回、もう1回してと、キリがなかったから。
でも今は後悔している。
あと1回だけでも、恵さんに触れたいと。
その願いは、もう一生、叶わない。

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