【100文字小説】受験勉強

ノートによだれの水たまり。
どうやら寝落ちしてしまったらしい。
起き上がる肩に、毛布が掛けられていた。

「期待に応え、なきゃ」

夜食に手をかけるも、食欲がわかない。
僕は、誰の希望を叶えようとしているのだろう。

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