【100文字小説】かくれんぼ

執筆がちっとも捗らないので、気分転換に外へ。
暗い空のしたで、降り始めたばかりの粉雪が、仄かに光っている。

「みーつけた」

僕は部屋に戻り夢中になってキーを打つ。

ヒロインの隠された恋慕が、雪となって現れた。

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