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DQMJ2Pの勝ち抜きにおけるスライムカルゴの可能性

この記事をクリックしたあなたはレアだ。この地球上で数える程しかいない、DQMJ2Pの勝ち抜きに興味を持つ人間なのだから。
そして、そんなあなたは僕のアカウントを見て思った事だろう

「誰だこいつ」

無理もない。
僕はまだ(執筆当時)1000連勝もしていない未熟なバトラーであり、つい最近勝ち抜き界隈に参入した言わば無名だからだ。
更に言うと、勝ち抜きでスライムカルゴを使った試しもない

そのため、本記事はあくまで半端な考えかつ机上の空論として、話半分に聞いて頂きたい。

スライムカルゴってどんなやつ?

前置きはこの辺にして、早速スライムカルゴのスペックを見ていこう。

hp :900 攻撃力:800   すばやさ:200
mp:500 守備力:1250 かしこさ:700
・にげあし
・まれにマジックバリア
・こうどうはやい
・ライトメタルボディ

ここで注目してほしいのがHP,守備力,ライトメタルボディだ。
守備力は1250と非常に高く、被ダメを半分にするライトメタルボディまで備わり、それでいてHPは900と高水準である為、メタル系も舌を巻く脅威の耐久力を誇るのである。
その恐るべき堅牢さは勝ち抜きでも通用し、攻撃力が約9500以下の疾風突きならば特性の連続があろうと平然と耐え(式は下記参照)、9999の疾風突きであってもワンパンされる確率は1割ほどでしかない。

① 9500/2=4750 
② 1250/4=312
③ 4750-312=4438 (基本ダメージ)
④ 4488*0.4=1775  (疾風突きの最大ダメージ)
⑤ 1775/2=887    (④をライトメタルボディで軽減したダメージ)

更に言えば疾風突きで瀕死になるのを利用して、武器特性のラッキー下から状態異常を撒く事だって可能なのだ。

スライムカルゴが疾風突きに対し、強い免疫を持つことは分かった。
では、他の技ではどうだろうか…?
例えばにおう斬りなら・・・。

相手がにおう斬りしたら、被ダメなんぼよ?

敵の攻撃力を9999と仮定して、におう斬りを受けた際のダメージは以下の通りだ

① 9999/2=4999
② 1250/4=312
③ 4999-312=4687 (基本ダメージ)
④ 4687*0.5=2343  (におう斬りダメージ)
⑤ 2343/2=1171  (④をライトメタルボディで軽減したダメージ)

・・・耐えれなくね?

残念ながら、におう斬りを受けたが最後、スライムカルゴはあっけなく散るのである。カルゴは犠牲となったのだ…犠牲の犠牲にな…。
敵の攻撃力が約7500以下ならにおう斬りを食らっても耐えるが、猛烈な勢いで際限なくステータスが伸びる勝ち抜きバトルにおいて、そんな要求が届くハズもない。

そしてこのにおう斬りを行動早いの敵が所持し、行動順勝負に負けでもしたら…
最早言うまでもなく、何もできないまま表パーティが崩壊してしまう。
それこそが、僕の気にする短所でありアルゴリザードの長所でもあるのだ。

アルゴリザードにできて、スライムカルゴにできない事

スライムカルゴがにおう斬りを恐れる理由として良い例は、ゆっくりたっぴい氏が負けた試合が挙げられる。
行動早い仁王の隣に行動早いもろばが居る場合、1ターン目でスライムカルゴはしばかれ、HP4桁の天馬が異常を撒かないともろばで屠られて終わりというシナリオを歩みかねない。

かと言ってHP増強をしていない天馬にギガ・マホトラを搭載した場合だと、仁王+有効打持ちサージタウスと当たった際、
アルゴリザードが身代わり、HP4桁の天馬がギガ・マホトラといった立ち回りができないリスクも孕んでいる。

しかし
このように数々のジレンマが存在する勝ち抜きにおいて、上記2つの懸念点は実はアルゴリザード一匹で片付いてしまう。
順を追って説明すると

行動早いにおう+行動早いもろばであれば、HP4桁の天馬が身代わり、アルゴがラリホーマで、仁王ももろばも耐えつつラッキーラリホーマで返り討ちという芸当が可能であり、HP4桁の天馬に状態異常系スキルを持たせる必要が無くなるのだ。
となるとHP4桁の天馬にギガ・マホトラを習得させる枠ができ、仁王+有効打サージタウスも攻略可能になるのである。

じゃあ、スライムカルゴって結局使えないの?

ここまでスライムカルゴの短所を無慈悲に述べてきたが、彼が弱いと言いたい訳でもない。

上記の負け筋も、行動順勝負に全て負けた不運な場合の話である
というか、そもそもが仁王+有効打サージとかいう化け物を想定したものであり、そんなのと遭遇する事自体ヤムチャが天下一武道会で一回戦突破した時ぐらいありえない確率な為、特に気にしない人は気にしなくていい話だと僕は思う。

むしろアルゴリザードほど頻繁にMP補充をしなくてよく、ゴルゴレに向くはずの疾風突きのヘイトを買って、全ガブレ状態異常でカウンターを放つという、豪快ストレスフリーな立ち回りができるメリットも内在している。(尤も、疾風,疾風,仁王とかが来たら疾風は凌げても仁王でゴルゴレがしばかれるのだが)
それはプレイヤーの心理に作用するメリットであり、決してバカにできたものではない。
やはりゲームは楽しくなければ。

それでもアルゴリザードのほうが強いと思うけど

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