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チョッパリ狩り(1)

20XX年、日本は長年の両国間の問題抜本的な解決を目指し、ついにK国に軍事進行をし、戦争を仕掛けることを決めた。
彼らはこの戦争に勝つことで慰安婦、徴用工問題などなく、竹島は日本領であることを認めさせ、日本が両国関係において優位であることを示そうとした。
もちろん世界からは日本を非難する声が上がった。"なぜ過ちを繰り返すんだ?"日本はやはり侵略国家だったのか!"様々な意見が上がるなか、不可解にもK国を擁護する声だけは見られない。
それもそのはずである、高度な技術力や高い文化レベルをもつ世界の覇権国家K国に、隠蔽体質で政界は不正だらけであり、経済的にもすでに破綻した貧乏国家、他国からは"世界のお荷物"と揶揄されるような日本が勝つとは誰も思わなかったからだ。むしろ、K国に徹底的に日本を叩きのめし、二度と立ち上がれないようにしてほしいとさえ、思った。
そんな大方の予想通り、K国は自国の領土に上陸し、攻撃を仕掛けて来た日本軍を瞬殺し、その勢いのままに日本本土への進軍を開始した。これに驚き国内が混乱状態となった日本が抵抗できるはずもななく、あっという間に首都を制圧され、日本の敗北が決した。
そんな戦争の講和条約の内容に世界から注目が集まった。K国が敗戦国日本をどう捌くのか、植民地化するのではないかという噂まで浮上ししていた。
「日本を植民地化することも、日本に対して賠償金を迫るようなことはしません。なんせ誰1人死ぬことなく死者0人で日本をせいあつしてしまいましたしねw」
条約を締結し、会議場から姿を現したK国大統領の発言に世界は驚いた。
「しかし我々はあることを宣言し、とある目標を立てました!それは日本人、いや正しい名称で呼びましょう、チョッパリは人ではない!!先日、我が国の歴史研究分野と生物学の分野による共同研究において、歴史的にも生物学的にもチョッパリは、ホモサピエンスには属せず、進化の過程で人間が猿やチンパンジーと別れる前に分岐した、つまり猿よりも劣った生き物であることが証明されたのです!ここに我々はチョッパリが人間でないことを宣言すると同時に、イルボンという国家は消滅したことを宣言します。そして、人間のいないこの土地を韓国領とすることとします!」
K国大統領の発言に世界がわく。
「そして我々はもう一つあることを宣言したい。
それはチョッパリが我々人間にとって不利益かつ有害な生き物であるということだ。我がK国はそんな有害生物の駆除をしたいと思います!そしてこの世からチョッパリを一匹残らず排除し、絶滅されることを誓います!」
こうして、K国主導でチョッパリ狩りが行われることが決まった。世界はチョッパリが絶滅することを喜び、そんな進んでしてくれる韓国に感謝した。こうしてついに人類史史上最も素晴らしいと有名な、あのチョッパリ狩りが始まったのだ。

つづく

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