見出し画像

野鳥たちのいる風景−都立水元公園−03。



水元公園といえばメタセコイアの森です。

おはようございます。
1月3日(水)
新春野鳥ウォーキング都立水元公園の
続きです。
この日最後の探鳥スポット通称ガマ田の
途中にある野鳥の森 バードサンクチュアリへ
立ち寄りました。
最新の情報では キクイタダキ、リュウキュウサンショウクイ、ルリビタキなどが
報告されています。
おそらくバズーカカメラマンがたくさんいるんじゃないでしょうか …
やな予感もします …

予想は的中します。
予感も的中してしまいました。
大勢のカメラマンが何か野鳥を撮ってます。
この場合 間違いないなく珍しい野鳥です。

いました。

なんでしょうか…

はじめて見たときは大きなキジバトかな…
と感じました。(そんなわけありませんが)

おや … まわりのバズーカカメラマンたちの
放つオーラが違います。 
中には「やっと出てきてくれた …」と
真剣に喜んでいる人もいます。

これは只者ではないですね。

去年からここにいるそうです。

この謎の野鳥はミゾゴイでした。
絶滅危惧種。
推定生息数は推定1000羽以下です。
4月はじめに日本に渡ってくる夏鳥で
繁殖地は日本だけです。
どうやら ここのミゾゴイは南方へ帰らず
水元公園に留まってるようです。

なるほど バズーカカメラマンたち
の真剣度が違うわけです。

ん… しかし何かおかしい … 変です。
異様な空気感に包まれています。
というのも ずっと にらめっこしてます。

ふたりのバズーカカメラマンの
会話で分かりました。
カメラマンA 「 どうだ?(撮れたか)」
カメラマンB 「 ダメだ近すぎる… 」
なるほど
10歩も歩けば触れるくらいのところに
現れたミゾゴイを
超望遠レンズでは近すぎてシャッターが
押せないようです。

たくさんのバズーカカメラが至近距離で
たった1羽のミゾゴイに向けられています。
そのカメラは
撮影可能な遠さになるのをじっと
待っている…

あまりいい感じがしません。

なので

ササッと数カット押さえて
この場を撤収することにしました。


また今度会おうね!!

あまりにも近い場所で遭遇してしまった
ために起こってしまった事故でした。

それでは 本日のラストスポット
通称ガマ田へ向かいます。

ここ 絶対いますよね

ここガマ田も高額バズーカカメラマンが
大挙押し寄せる人気スポットです。
この日はミゾゴイのバードサンクチュアリが人気でガマ田にはあまり人がいない かな…
と思いましたが

いや何人か 撮影しています。
何かいるようです。

あ いました。
凄いのが!! 
この日の水元公園面白すぎです。


凄い絵です

ワカケホンセイインコです。
外来種です。関東を中心に増え続けています。増加したのは最近の話のようですが
調べたら1960年代に逃げ出して
なんと60年の時間をかけて
日本の風土に順応してきたそうです。

この日は4羽いました。


ヒヨドリとは真逆です。

まったく日本の風景にマッチしていません。

まさか …

ワカケホンセイインコの水浴びです。
シュールなシーンです。

ハグロセキレイです。

こっちがいいです。
さすがガマ田 たくさんの野鳥が
遊びに来ています。

何気にカワラヒワです。
脚がズッポシ埋まってますね。


枝にはモズが止まっています。

ツグミも隠れています。



タヒバリです。

保護色が素晴らしいです。

目じりのところに白い斑がありません。
ビンズイではありません。
この季節の色を感じます。



安心してください!!23区内ですから

新春探鳥ウォーキング
予想をはるかに超えた野鳥たちに
出会えました。
東京都立水元公園
ギリギリのところではありますが
確かにここは東京23区です。


お疲れさまでした。

この日の水元公園は大フィーバー
アカゲラ、フクロウ、リュウキュウサンショウクイなどが見られたそうです。
それでも1番人気はミゾゴイでした。
次回は平日に訪れようと思います。

推定1000羽以下の貴重な1羽です。
大切に見守ってあげたいです。
また小さなお子さんにも見せてあげたい。
教えてあげたい。

最後までありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?