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置き薬。

今朝一、置き薬屋さんがきた。
月に1回薬箱の中身の点検にこられる。

今はドラッグストアで安く
購入ができたりするが、
祖母の希望で置き薬を使っている。

祖母曰く、先代さんからの
お付き合いらしい。
置き薬屋さんの年齢は60代後半だろうか?
先代さんからとなるとだいぶ長い
お付き合いだろう。

コロナ禍とネットの普及で段々と
お店に行くことも減ってきている。
多様なサービスも普及してきて
便利な世の中になってきた。

ディスカウントショップなどがある中で、
置き薬は割高だし、商品の種類も少ない。
しかし祖母は商品価値よりも直接対面しての
交流に価値を置いていると思う。

この近辺のお年寄りはみんな
そのように感じる。
子ども達は都会へ出ていき、
そこで家庭を築いて戻って
来られない所も多い。
そんな所は独居で亡くなったあとは、
やがて更地になっていく。

私達家族がいても祖母は外との交流を
求めている。1人暮らしだと余計に
そう思うかたも多いだろう。

都会に高齢者が住み、
不便でも動ける体がある若者が
田舎に住む。
ここにいるといつもそんな事が、
頭をよぎる。

本日、町に唯一のスーパーがお休みだった。

隣町まで足をのばす日。





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