趣味のコト♯1親友とのクルマ旅
高一で出会った親友と二人でのクルマ旅は、ハタチ頃から始めたのでかれこれ20年近く続けている。
私にとって趣味というよりは、年に一度の祭りやフェスの様な感覚(祭りやフェスには参加しないが)で、生きがいと言っても過言でない。
二人が住む東京を出発し、北は宗谷岬から南は佐多岬まで、クルマで行けるところは行ける限り走り回っている。
出発はたいてい深夜。空いている夜中に夜通し高速を走ることで、家庭持ちでサラリーマンの二人の時間稼ぎが出来るからだ。体力的にはハードだが、この夜中の高速をひた走る光景がワクワク感と非日常感、暗闇の中に一抹の寂しさを感じさせ、普段は閉じている五感のどこかが徐々に開いていく気がする。
行き先は大雑把にエリアは決めるが、たいていは行き当たりばったりだ。宿は事前にとらず夕方頃から泊まる街を決めてスマホで探す。宿泊先が決まったら、夜は地元の居酒屋で一杯が最近のルーティン。食べログなどには頼らず街を歩いて嗅覚を頼りに探すのがまた楽しい。
行き当たりばったり故に、親友がルートをやや攻めすぎることもあり(こちらが煽ることもあり)帰宅は遅いと夜中の3時。しかも翌日(当時か)は仕事だ。。。
オジサン二人で旅の大半は車中。その車中でも精神年齢高校以下のくだらない会話のオンパレード。それでも最高の時間だ。
旅はこれからも続く。
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