見出し画像

sphere / Separation and Diffusion 2023 Remaster

2009年発売
Separation and Diffusionのリマスター音源。



まだ14年前か…
もう14年も経ったのか…

自分でも最近ちょっとヤバいのか?思うのだけど…
せいぜい40代前半くらいな感覚で止まってしまっていて(ミュージックライフもプライベートも)
良いことなのか?
あと2年とかで○○なんですけど
…いいんです、きっと。


Echo and Narcissusにてsphereなるものの音像のベーシックを作ったあと
その1stアルバムの要素を分離/拡散させることで新たな可能性を模索するための作品となった2ndアルバム。

最近ツイッターでQUEEN IIの話をチラッとしたけど
2ndアルバムにてあのような冒険をしたクィーンてやはり凄いな…
そしてSeparation and Diffusionもまさに似たような効果を狙ったわけで
今聴いてもこのアルバムが大好きです。

過去sphereの3作までは
時代的にもCDのことしか考えてなく
全国流通させると
ディストリビューター(流通元)がストリーミング配信などもしてくれるのだけど
まだまだ付録的な感覚であったので
1stと3rdはサブスク化されていたのだけど
Separation and Diffusionだけ抜け落ちていたことに後から気づき
2〜3年前にサブスク化したという経緯。
今回は新たにデジタルに特化したリマスタリング音源となりまふ。

phantásienにも連なる1曲目から変拍子なくせに爽やかな雰囲気のunderwater color
一転、これまたthe starry nightの疾走感にも通じるスカイクロラなlow-altitude flight

去年A Fusion Of Two Hemispheresを作っている時には無意識だったけど
この流れが昔から好きみたい。
確かに
ZEPPET STOREの1stアルバム
swing, slide, sandpitの
lacerate your brain(変拍子じゃないけど爽やかな雰囲気あるよね…というかエンディングはゼペには珍しくやっぱ変拍子か。)からbrilliant leaves(疾走感!)の流れもそうだね…。

うんじゅうねん…好みが変わらないようで…

中期バンシーズ(tinderbox)あたりのバッジーのシンプルめなリズムアプローチとシンコペーションのシンバルの入れ方なんかを意識したThe plastic heart / The rusted lip

姫の声を大胆に裏返した「ほぼ」インストのinside a doll

クィーンを意識しながらもsphereふうに十八番の6/8にてのリズムアプローチのNiflheimr

sphere的Xなglossy flower

こちらは完全インストで運指が大変ながら転調が地味ゆえに無駄な努力とも取れる(いやいやナイス転調)kill without fall

前時代的で大袈裟でストリングスアレンジが気に入っているThe sky ties to ground

ギターアルペジオと歌を幾つものディレイタイムにて和音として構成したmoon

父の思い出と重なるfragment


14年前の五味誠もなかなかに天才でした、恐れ入りました。

シンボリックな芽キャベツロゴ(SPHERESAD)のジャケデザインをタトゥーにしてるとSNSで送ってくれた海外のファンの子…嬉しかったな。

今回のアートワークは色違いをChibaちゃんが作ってくれたので(この色合いとても気に入っている)
逆の腕にも是非入れてね!

現在のストリーミング用に最適化したリマスタリング音源。
聴いてください(3時間後からスタート)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?