見出し画像

2色革の名刺入れ

サラリーマン必須アイテム「名刺入れ」複数持っていると便利ですよね。
気に入った革で作ってみました


革の切り出しと下準備

2色使用:茶1.3㎜厚、ヌメ1.0㎜厚
100均で買った色画用紙で型紙を作成
何度も作って微調整してゆきます
※綺麗な画像が出来たら差し替えます
型紙に沿ってフリクションボールペンで記入
切り出して残った線はライターで消します
ステンレスエッジ付き定規はカッターの刃が
定規に食い込まず失敗が少なく切り出せます
曲線を切る際は革を動かし焦らずゆっくり
目線との距離を一定に保ちます
刻印です。以前は霧吹きで刻印したいところに
水を吹き付けていましたが、全体を濡らします
中途半端に濡らすと乾きムラが出来てしまう。
アクリル製刻印:10×27㎜ 
「Studio Yamato」さんで製作
パーツ全部を濡らし最終形態をイメージして乾燥
乾くと自然なカーブのクセがつきますよ。
本体パーツは時々広げて全体をムラなく乾燥

貼り付け

床面の処理からパーツの貼り付けまで
サクッといきます

トコノールを塗って暫く放置し乾燥
ヘリを落とし。角から傷んでくるので慎重に
この際も目と革の距離や刃の角度は一定に
刃の際の革を抑えながら落とし進めます
革を貼り合わせる際はwクリップで固定
跡が付くので薄布を挟むといいですよ
マチ部分はまず片側のみ貼り付け
角は1円硬貨を使用して丸く切ります
他にいい道具が有るかもしれませんが

写真はありませんが目打ち前に側面のヤスリがけとコバ磨きもしちゃいます

ディバイダ―5㎜幅で菱目打ちをしたところ
ガッチリ打つ前に軽く跡をつけてから穴空け
2穴ずつ重ね打ちするとズレが少ないです

縫います

手縫いの細かな仕方は省略、革は縦置き
「右に銀面、左に床面」で進めます

表側「バーン!」
内側部分「ババーン!」 
省略し過ぎ。。糸の色を変えてアクセントに
あっという間に最後の部分です
キワが揃ったのを確認したら接着
乾いたら最後の目打ちです
マチの裏側(裏側部分)
間に革の端切れを挟みます
狭いので縫いづらいですが、あと少し!
糸の始末はライターで。見えない内側で行います
ハイ!完成です
「黒×赤」も作ってみました

次回はパスケースの予定です
拙い記事を最後までご覧いただきありがとうございました

補足あれこれ

下部の隙間が左右で違いました
まだまだ丁寧さが足りません
使用した道具:糸は太目を使用
細目だと革に食い込み過ぎてしまう
専門的な道具以外は100円ショップで購入

アクリル刻印は Studio Yamatoさんで製作
メールでのやり取りでしたが丁寧に教えていただけました

<HP>
http://www.studio-yamato.com

<Facebook>
https://www.facebook.com/StudioYamato/

<Instagram>
https://www.instagram.com/studio_yamato/
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?