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【歓喜】ロングコートダディ単独ライブ『こぽぽ水中』再配信中!

ロングコートダディさんの過去単独ライブ『こぽぽ水中』が再配信中です。
私は『こぽぽ水中』が観られて、本当に、本当に嬉しいです!!!!!
いっぱい笑って、感動して、最高のライブでした!!
私は4回の配信で、コント職人ロコディさんがとことん拘って作りこまれた素晴らしい作品の数々をたーっぷりみせて頂いて、大満足です!
私は今、こんな素敵なものをたくさん生み出してきたロコディさんに、尊敬の念を抱いています。
そして、たくさんのファンのために、今回の夢のような企画を実行して頂いたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

全体の感想


今回はタイトルにちなんで、「水」を意識した内容になっているのかなぁ。
コントの中に「水」を感じる要素がたくさんありました。
それに加えて、全体の連帯感やコントとコントのなめらかな繋がりに、まるで水流に身をゆだねているような心地よさを感じました。
これまでの単独ライブでは流れはどうだったかな、と思い出してみたんですけど、、、忘れちゃいました(笑)

今回もロコディさんのコントには「死」を取り扱ったものがあります。
そしてその中に、作り手堂前さんの死生観とかデリケートさとか危うさとか、、、
ちょっとドキドキするけど触れてみたいな、というものが見えるのです。
私が堂前さんの作品にどうしようもなく魅かれるのは、そこかも知れません。
私は体と思考が超健全、タフで安定した人間です。
要するにあまり面白みがないんです、、笑
だからこそ、自分とは違う性質の、やわらかくて繊細で、胸の奥に響くような奥行きのある感性に触れた時、どきっとします。
また同時に、堂前さんのつくるものは、地を這うような粘りのあるパワーと輝きも放っています。
その両極性がたまらないんですよ。
コントに登場する人物のセリフも、強さと繊細さ、その両方を感じ取ることができて心に響きます。
堂前さんの感性と卓越した笑いのセンスで作られたものは、当たり前に魅力的なのです。

『こぽぽ水中』のコント

コントは次の7つです。

  1. 詰み

  2. 板前と女将

  3. マックス

  4. 岩壁に封印されしウィザード

  5. 死ぬ人ら

  6. 好きっていいなよ

  7. こぽぽ水中

コントの合間の映像もめちゃくちゃ面白かったです!
今回マユリカさんの出演はないのかと思いきや、意外なところで出てきました。
ボツすぎスロイジ風クイズ、大好きです(笑)
グッズ開発の中川さんの案件、当事者の兎さんもウケてたし、私も涙が出るくらい笑いました!
釣りをしながらの兎さん、お散歩中の堂前さんがひたすら喋るっていうのもあって、斬新で面白かったです!

百聞は一見にしかず

ロコディさんの作り出す世界観に浸りたい方は、必見です!

今回も、選曲のセンスが抜群に良いです!!
Helsinki Lambda Clubさん!
私は昨日から、こればっかり聴いています。


コントの感想(ちょこっとネタバレありかも)


OPのコントから、もう、ロコディさんのRPGの世界観に惹きこまれました!
つんだー!いや、『詰み』!!
めーっちゃ笑ったところで、Helsinki Lambda Clubさんの曲と共にエモいOP映像で始まります。

それにしても、、、
ロコディさんの作るコントって、本当に、凄いですねっ!!!!!
好きなコントがまた増えました!!

ここからは、『こぽぽ水中』のコントのうち1つ、いえ2つだけ
感想を述べさせて頂きます。

マックス

『マックス』は犬の名前です。
実は犬って、表情のバラエティが少ないんです。
何年も犬飼ってるのに、割と最近気づきました。
堂前さんの家の猫ちゃん、ハフちゃんがあまりにも表情豊かなので、気づいてしまったんです!
これまで、犬の表情を写真で撮るの難しいなーとは感じてたんですよ(笑)
『マックス』の顔は、犬のマスクです。
当然表情が変わらないんですけど、それがちょうど、面白くて良かったです!
『マックス』の動きが、顔が、反応が、とにかくめーっちゃ可愛かったです!
マックスの反応で、飼い主の趣向がちょっと分かるんですけど、、
なんか怖い言葉にも反応していたような?!
こんな犬コント初めて見たし、大好きです!!
堂前さんって猫だけじゃなくて、動物が好きなのかも知れませんね。
犬の可愛さと面白さをうまーく表現しているところに、愛を感じました。


こぽぽ水中

これは、コントというよりお芝居という方がしっくりきます。
堂前さん演じるチンピラのニシと、兎さん演じる無邪気に死を望む子どもギン。
ロコディさんお2人とも役柄にハマっていました。
堂前さんはてっかてかの白いスーツを着ていますが、オールバック風の髪型が意外と似合ってて、かっこいい!と思いました。
兎さんは子ども役をすることで、可愛さが前面に出まくっていました。
ギンのもぐもぐタイムは、至福のひとときでした。

生きていくのは、本当にしんどいものです。
時には‘’死にたいな‘’とさえ考えてしまうこともあるかも知れません。
でも、ギンにとってのニシのように、大切な存在が
‘’明日もこの人に会いたいな‘’
という生きる動機になるのかなと思います。
また、自分を愛してくれる存在がいたとしたら
‘’この人のためにしばらく生きてみようかな‘’
と思っていのちを繋いでいくことができるのかも知れません。
結局人間は、愛によって生かされている存在なのだと思います。

起承転結がしっかりあって、もちろんロコディさんらしい笑いもあり、長尺でもずーっと面白かったです。
あ、やってしまった、と一瞬思ってしまったところからの、展開
いい方の裏切りは、好きです!
2人の前途に幸あれ!

ニルヴァーナのTシャツを着ていたロックな女子が、、、!
最後のところは、とても素敵な場面でした。
やっぱり観終わった後、幸福感があるのがいいなぁ。

以上。

今度は、『あらコズミック』でロコディさんに会えるのが、とっても楽しみです。

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