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続・碧空〜一舞入魂〜

昨日、Lil かんさい初となる東京ガーデンシアターでの単独公演「一舞入魂」が幕を下ろしました。

今年の1月に毎年恒例のあけあめが終わって、単独までの約5ヶ月間、私たちファンはもちろん、Lil かんさいのみんなもすごく苦しい時期だったと思っています。
この期間のことは決して本人たちの口から語られることはないだろうからどこまでも想像の域を出ないけれど、きっと不安だったろうな、初日の幕が上がってからも怖かったろうななんて思う場面が多々ありました。
それでもライブを見ていると、セトリや会場の使い方や挨拶での言葉選びなど、Lil かんさいのみんながどうやったらファンの人が喜んでくれるんだろう、どうしたら気持ちが伝わるんだろうってすごくすごく考えながらこのステージを作ってくれたであろうことが伝わってきて、会場に集まったファンにとっても特別な5周年の節目になった単独公演だったと感じています。

ということで今回はオーラスのダブルアンコール碧空のお話をさせてください。

私は1年ほど前、碧空が初披露されたあとのタイミングで↓のnoteを更新しました。

オリ劇での初披露の後、あけおめ、スプパラ、わっしょい、サマパラ(こちらはとあるくのみ)で歌われていて、でもLive jackからは歌われてなかったんですよね。
今回の単独でも本編のセトリには入っていなくて。

ライブが始まる前のBGMの最後が碧空で、それがちょうど終わったタイミングでライブが始まるので、碧空がセトリに入っていないことを少し寂しく思っていました。

でもオーラスのアンコールのあと、すぐさま客席からはダブルアンコールを求めるLil かんさいコール。
その声に応えるように再登場したLil かんさいの5人。
風雅の「この曲で締めましょう、碧空!!!」と言った後の大歓声。
曲中に拓哉がマイクに乗せてくれた「俺めっちゃ幸せや〜〜〜!!」「夢に叶えていこうぜ〜〜〜!!」という言葉。
彪太郎が「僕たちと一緒に歌ってください!!」と言って会場中で大合唱した落ちサビ。
Lil かんさい5人の幸せそうな表情。

その全てが忘れられません。

今はたとえ小さくてもこの声届かなくても
きらめく未来と君の笑顔僕には見えてる

前述のnoteを書いた時、私はこの落ちサビのことをこう解釈していました。

夢の途中にいる今。
まだその夢が叶えられるかどうかもわからず苦しい今。

そんな暗いトンネルの真っ只中にいる「君」には夢を叶えた未来が見えなくても、周囲がかける応援の言葉が届かなくても、「僕」は「君」が夢を現実にし、笑顔で過ごせることを確信している。

そんな夢追い人の背中を押す歌詞が、この落ちサビだと解釈しています。

私はこれを敢えて、Lil かんさいからLil かんさいへのメッセージソングとして受け取りたい。

つまりジャニーズという、芸能界という酷く険しい道で挫けそうになった時、もう辞めてしまいたいと思った時、どこを目指して良いか分からなくなってしまった時。
暗闇の最中にいる「君」には未来が見えなかったとしても、同じ道を一緒に歩いてきた「僕」には「君」が夢を叶えて笑っている未来が見えてるよ、と解釈したいのです。

でもオーラスを経て少し考えが変わりました。

5ヶ月を乗り越えて会場に集まった約8000人のファンが「今たとえ小さくてもこの声届かなくてもきらめく未来と君の笑顔僕には見えてる」と歌ったことで、「君」と「僕」はLil かんさいのメンバー同士でもあるし、「Lil かんさい」と「ファン」との曲にもなった気がしたんです。

だってこの単独を経てLil かんさいが大好きなことを再確認した私たちが一番伝えたいことが、まさにこの碧空の歌詞の通りだから。

まだまだこの先も辛いことや苦しいことがあるかもしれない。
それでも私はLil かんさいがLil かんさいのまま、5人でデビューする日を信じて、そしてデビューの夢を叶えてからもずっとずっと応援していきたいと強く思いました。

こんなことを書くとね、よく思ってない人から「お花畑」なんて叩かれそうで怖いなという気持ちもあったのですが、でも斗亜も言ってたじゃないですか。
大事なものは失ってから気づくって。
私はLil かんさいを失いたくないから、Lil かんさいにすごく良いライブだったよって伝えたかったから、勝手な解釈に過ぎないけどこの文章を発信することにしました。

東京ガーデンシアターで共有できたあの時間は一生の宝物です。

Lil かんさいのみんな、たくさんの愛と幸せをありがとう。
ずっとずっと🥇のアイドルだよ。

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