推しカーナビが欲しい!

MAPLUSというスマホアプリが有る。これはアニメキャラクターや声優がナビ音声を担当してくれるマップアプリなのだが、このコンセプトをカーナビに転用出来ないだろうか

例えば、このアプリで緑川光さんのデータを購入すると「ミッションをコンプリートするまで気を抜くなよ」といった台詞で、運転に気を付けるべきだという旨の口上を述べる。
ここまでの独自性や演劇性は無くて良いと思うが、カーナビの音声を推しに変更出来たら喜ばしい事ではないだろうか?

車を購入する場合、必然的にカーナビを購入する事に成る。すると、
「700m先、踏切です」
「300m先、踏切です」
「もうすぐ踏切です」
「盗難多発地域です。ご注意下さい」
「ETCカードが挿入されていません」
などと言われる。これを毎日の様に言われて一体どうしろというのかよく分からないが、この音声が推しだったら疑問には思わなくなる、かも知れない

当然、推しと言っても声優に限定はされない。アイドルや俳優、芸人やミュージシャンなど多岐に及ぶべきだろう

このコンセプトは実現可能な筈だ。
声優業界にはType:Youという音声案内が声優に成っている受注生産限定のパソコンが存在するのだ(https://smashcore.co.jp/business/type_you/
権利的な問題はクリア出来る可能性が高い

私の推しもこのType:Youからパソコンを発売した事が有る。といっても40万円くらいするので全く手が届かなかったが・・・

カーナビは結構高級な商品である。統計的には8年以上使う事に成るのでこういった付加価値が有ると嬉しい

注意点としては、家族に聞かれる可能性をきちんと考慮して制作して欲しいという点が有る。あまりにも奇天烈な言葉がカーナビから出て来ては困るので、至って標準的な言葉で良いだろう。
演技が過剰では却って不便に成る可能性も高い

この推しカーナビ市場は金の鉱脈が眠っていると推測される。
パナソニックやパイオニア、JVCケンウッドなど名だたるメーカーの皆様、是非とも御一考下され。
さて、需要は供給を産めるのだろうか?
見物である

2024年07月22日