運動会を観覧してきた

甥っ子の運動会を観てきた。姉が離婚してしまい、親権が父親側にあるため甥に会う事はもうあまりない。彼に会える貴重な機会だ。
私は撮影係という事なのでカメラを持参する。天気は快晴でやや強風だった

田園の中に丘が浮かんでおり、その丘の中に小学校が隠れている。
全校生徒は120人程度だろうか。紅白に分かれて競っていた。
1学年1クラスだと聞き及んでいる。どういうふうに分けたのだろう

全校生徒で旗を掲げて行進し、宣誓台に旗を集めて開会式を宣言する

まず最初に徒競走が始まり、人数が少ないためかあっという間に甥の順番が回ってきた。甥は4月生まれで背が高いので足が速い。しかしどうやらクラス内では2番のようだ。
1年生たちは時々フライングをしてしまい、仕切り直しになっていたのが可愛かった。ピストルでのスタート合図はきっと生れて初めての経験だろう。仕方ないのだ

「ぶりんばんばん♪ぶりんばんばん♪」と音楽が流れ始め、低学年が手にポンポンをもってダンスを始めた。そのまま続けてきゃりーぱみゅぱみゅを踊る。今どきの小学校は流行に敏感なのだろうか。とても若者らしい歌ばかりが流れていた。
私は運動会と言えば何となくジンギスカンのイメージで時代が止まっている


低学年が参加する競技は結構あり、玉入れ・応援合戦・大玉転がしをやっていた。
私は大玉転がしをやった経験が無く、この日に始めて見る。2メートルほどの白い玉と紅い玉が出てきた。
当然これらを皆で転がしまくるはず、と考えていた私は浅かったようだ

生徒たちは1列に並び、大玉を胴上げのような形で後方に手渡していく。後ろにいくほど低学年であるため、手が届かずに玉を落としてしまうのが良い感じに競技のランダム性を担保していた。
当日はやや強風だったため結構落としがちだった

最後に点数を発表し、白組が勝った。
なんとなく子供たちは楽しそうだった。低中学年は特にそう見える。
校長が閉会の挨拶をした後に、みんなでラジオ体操をして運動会は幕を下ろした。
甥は人生初の運動会をどう感じただろうか


帰りに障害者支援型の飲食店で食事を取る。いいお店だった

2024年06月09日