バックモニターが普及し、優しい運転手が増えたと感じる

自転車通勤をしていて実感したのだが、私が学生だった時分よりも優しい運転手が増えたのではないか?と感じる場面が有る。
車を後退させて自転車が通り易い様に配慮する人が増えたのだ。これはバックモニターの普及と関連していると思う

昔は咄嗟にバックギアへ変えて1メートルだけ後退する、という行為は難しかった。後ろに何が有るか全く分からない為だ。後方1メートルは運転手にとってかなりの死角なので、もしも幼児が居たらバックすると100%ひいてしまう。
なので道を譲りたくても譲れない人が多かった。マニュアル車だと猶更難しいに違いない

技術の進歩が人々の配慮を引き出す事に成功するのはとても面白いし、そしてありがたい。誰だって喜ばずには居られないだろう。
技術は時に社会を少しだけ優しくする。そんな気がした

咄嗟に引き下がってくれた自動車の前を、私は頭を下げて通り過ぎる。
車通りが多い場所ではあまり遭遇出来ない現象かも知れない。
喜ばしい社会の変化は、探せばもっといっぱい見つかると思っている

2024年09月23日