Audibleを使ってみた

 1、2ヶ月前にホモ・ネーモ氏がオススメに出て来てブルシットジョブと云うベストセラーの存在を知った。興味を持ったものの本屋さんで見つける事は出来なかったのでアマゾンで探す。するととてもでは無いがフリーターには買えない値段だった。概要を読んでみたところ私の様なコテコテの肉体労働マンには関係ない本にも見受けられたが、やはり気になる。
 暫く探しているとAudible版が在る事に気付いた。そういえば以前シバショー氏が絶賛しており気になっていたが、未だ使った事は無かったので、これを機に触れて見ようと考えた。どうやら初月は無料らしい。おあつらえ向けだ

 Audibleのアプリは非常に使い易いと感じる。ブルシットジョブを開いて聴くと何と18時間も有った。これを書いている現段階で残り11時間だ。
 内容にはただただ驚かされるばかりだ。そんな仕事がこの世に有るのか、という感想のオンパレードとなる。私の様な肉体労働マンはシットジョブと作者に呼ばれている。「社会に必要だが労働者本人にはあまり好かれていない仕事」と「社会に必要がなく労働者本人にも好かれていない上に、完全に無駄な仕事」を区別しているようだ。
 しかしやはりと云うか、文字で読みたいという気持ちに成ってくる。音声の方が頭に入る人も居るらしいが私は違うようだ

 この本に於ける着想がNoteで支持される理由は分かる気がする。Noteにはインテリ/高学歴/大卒が多いと思うが、ブルシットジョブはどちらかと言えば大卒向けの仕事に感じられる。少なくとも私の視界にはあまり存在を感じ取れない。これは私がデスクワーク等に従事した事は無い為だろう。想像力の限界を感じるものの、もしも私がそんな業務に携わっていたら迷わず労働撲滅推進派に成るだろう。
 私は少々異なる観点から労働縮小派なのでホモ・ネーモ氏らとは若干齟齬が出てしまうだろう、という理解を強めた。聴き終わったら彼の書籍を買ってみようかな、と思う

 それにしてもデスクワークは本当に異世界だと感じる。一応私の仕事を書いておくと、お米の袋を半日の間ずっとトラックに積み入れ続けるという物だ。お米の袋は10kgである。誰でも知っているあのサイズだ。加えて料亭で接客もしている

 この本は厳密に言えば私向けでは無いのだろう。しかし縁遠い世界の事が聞けてとても面白い




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(男性は特殊な人以外、以下は読まなくて良いです)




 さて、せっかくAudibleを入れてみたのだ。魅力を堪能したいと思う。私は男性声優が好きなので試しに色々と名前を入れてみる。堀江瞬、永塚拓馬、矢野奨吾、山本和臣、土屋神葉、橘龍丸、市川蒼、榊原優希・・・残念ながら無いようだ。花江夏樹も無い・・・


しかし村瀬歩を発見

多分やらしいヤツだこれ・・・


山下大輝も見つけたが知らないシリーズであった(穏やか貴族の休暇のすすめという作品)


石田彰で検索するとけっこう豊富に有る

これはかなり女性向けだが凄く良かった。神谷氏の演技がとても面白い


そして私の大好きな宮沢賢治傑作選集も有った

他に文アルが結構揃っている

これは嬉しい。入って良かったAudible。
小川未明が来ると良いな・・・

2024年06月25日