Note男子はもっと恋バナをすべきである

私は恋バナが好きだ。
と言っても、男性が書く恋バナである。男子は殆ど恋バナをしない。大抵の場合、別れてから恋人はどうだったという話が始まるばかりだ。付き合っている間の恋バナは殆ど無く、付き合う前の恋バナは皆無だった。
もしかしたら私に恋愛経験が全く無いので、話相手として遠慮されていただけかも知れないが・・・

先日Noteで何名か恋バナを話されていてとても嬉しかった。「女の子が好き!大好き!」と云うあの感情的爆発は、私には持つのが中々難しい。とても眩しく見える。ああいった男の子らしさには憧れや敬愛を抱いて止まない

インターネットには恋バナが足りない。慢性的に不足している。近年は男女間の絆が綻びを見せているとか何とかで更に不足している。女なんて不要だ系男子が増えてしまった(らしい)
女性の方は皆目見当も付かないが、やはり男なんて不要だ系女子が相関して増えているのだろうか。困り物だ。
私はフィクションの恋物語も好きなのだが、どうも女性視点の物に結構偏ってしまう。しかし現実の恋はやっぱり男性の視点で描かれる物が読みたいのだ。男子の恋バナは大抵失恋を迎えた後の回想という形を取る。少なくとも私が今まで出会ったブログの殆どはそうだった

そんな失恋譚を読んだら切なくなるじゃないか、と誰かが言うだろう。
しかし私はそう思わない。
過去を振り返る事には少なからず美しさが宿り、書き手が過去を乗り越えていく様な感覚が失恋譚には窺えるし、男の子たちが心に情熱を取り戻して行くのは何時だって美しい。恋バナは誰も損しない。誰も傷つけない(恐らく)

付き合っている真っ最中の恋バナは読んだ経験がなく、それも気になる所だ。さぞや有頂天なのだろう。私には眩しすぎるかも知れない。しかし長い人生、時には眩しすぎる物を目に入れて於きたい所だ

という訳で、ハッシュタグ「#恋バナ」を覗いてみた。感性の合いそうなタイトルを探し、数十件を開いて読むが、残念ながら望んでいた様な恋バナは見当たらない。
というか男子が書いた物は全然無い。
加えて説教臭い投稿や、恋バナが苦手です等と云う物まで出て来る。昔からそうなのだが、恋バナは探すと見つからないのだ

男性ブロガーの投稿を全て読み進めて行くと、ある日恋バナが1回だけ顔を覗かせる、そんな感じで急に出会う。ラブストーリーは突然だ。
常日頃から感性の近そうな男性をフォローして、微力ながら応援し続けて居くしかないのだなぁ、と改めて思った

2024年09月10日