門田匡陽のライブに行ってきた

8年ぶりにライブへ行ってきた。場所は新代田フィーバーだ。たしか8年前に行ったライブと同じ場所だ

フライドチキンのお店が建物の中に併設されていたが、前もあっただろうか?記憶が無い。そしてライブハウス内は禁煙になったようだ

前回は椅子が60脚で立ち見が50人くらいだっただろう。私より前方に男性客は居なかった気がした。翻って今回は全員立ち見で130人以上居り、男の人が6割といったところだ。若い男性がとにかく多かったと思う。平均年齢29歳といった感じだ

ポエトの頃は一切MCが無かったし、拍手も全くなかった(まるで宗教の集会の様だった)けれど、今回は沢山MCで笑いを取っており、とにかく拍手で盛況な印象を受けた。ギターのナオキ君(?)はとても変人らしい(笑)

前回と違って皆リズムを取ってノリノリである。モッシュなどが無いので私みたいな人物であっても親しみやすく、手荷物をロッカーに預ける必要もない。相変わらず親しみやすい雰囲気であった

キィィィン、という強烈なノイズ音からライブは始まり、その音が「過呼吸」へと鮮やかに繋がっていった。新作とポエトから様々に選曲されている中で、目立ったのはバーガーの「boys in blue」「タネリ」や、GDHMの「perfect nervous」と「Most beautiful in the World」かも知れない。
私は「Bit by Bit」が聴けてとても嬉しかった。
ラストに披露される予定だった「perfect nervous」では歌声を枯らしてしまい、とてもライブ感を与えていただろう。門田氏はお客さんの為に1曲多めに披露する事にしたようだ(少し前に風邪をひいて喉を傷めていたらしい)
「楽園の追放者」では皆で少し合唱した。とても印象に残っている。アンコール有り

アンコールで「逆光」がギター1本で披露された。聴けてよかった。
ダブルアンコールではみんなで拍手をしてリズム隊をやった。それが終わると門田氏は「じゃあ次は物販で逢おう」と言い、笑いを取って去る。ギターのナオキ君は面白いポーズを取って舞台から消えていった。なるほど、たしかに変わっているかも知れない

門田は「金欠に陥ったらグッズを出すよ(笑)」と言っていたが、ファンはきっと待望しているだろう。CDを持っていない人は買ってくれたらサインをしてあげる、と彼が言ったため、ライブ会場はちょっとしたサイン会&握手会になった。CDはすぐに完売した

私はスマホケースの内側に書いてもらった。少しテンパってしまい最初スマホの本体を渡してしまったため、彼を困らせてしまったかもしれない。
「スマホ売れなくなっちゃうよ(笑)」と言われた

ビートルズの「ラバーソウル」がプリントされた私のスマホケースを見て、門田氏はこう言った。
「ラバーソウルじゃん。良いアルバムだよね。ひとりぼっちのあいつって曲あるでしょ。あれビートルズでベスト3に入るくらい好き」とのこと。彼は「Nowhere Man」が好きなのだ

私は殆ど何も喋ることが出来なかったが、結構話し込んでいる方も居て、素晴らしいファンサービスだな、と思った。今まで考えたことも無かったが、なかなか握手会商法という物は侮れない存在なのではないか?と感じた

そしてバーガーナッズが22日にサブスク解禁されるらしい。おめでとう

2024年05月19日