推し、ありがとう

　時々、自分にこんな力があったのかと驚くときがある。やることがたくさんあるのにも関わらず、なんと夜通しで日プを見終わったのだ。日プとは、JO1、INIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の第三弾であり、日本各地から集まった女の子たちが世界で羽ばたくグローバルアイドルになるためのオーディション番組である。調べてもらうとわかるが日プというのは、Leminoというアプリで配信されていて30分くらいの番組が40本くらいある。私はそれを時を忘れて観た。その結果、生駒里奈のドラマと100歳の顔で婚活する番組と漫画家になるdアプリのCMを40回ずつ観た。

　このオーディション番組の第1回、第2回を観ていたわけではない。風呂が沸くまでの数分の時間潰しにたまたま観たらまんまとハマって、湯は溢れるは風呂は冷めるわ睡眠は取れなかった。ちなみにこれのせいでnoteが1日遅れたわけではない、ことは、あの、その、信じてもらえれば、嬉しい。
　なんでこんなに一気見できたかというと、初めてこれは、、、、という推しができた。そして、その推し達を見ていると自分と重ねて感じるものが壮大になりすぎて、どんどん沼にハマっていたのである。重ねて？

　日プは、最初選ばれた101人が合宿のレッスンを通して成長しながら、国民プロデューサーという国民の票だけで順位が決まる。下位のメンバーはだんだんと削られていき現状20人に残っている。デビューできるのは11人であり、最終選考がもうじきある。純粋にアイドルになりたい子が集まって朝から晩まで頑張るその姿は、否応なしに私も頑張らねばという気持ちにさせられる。