懺・悔!

今回懺悔したいお相手は、
小学生の時仲良しだったきいちゃん。
※特定されたくないので偽名

ずっと自分の奥の方に閉まっていた思い出を
吐露してみようと思います、、試み!


時を遡ること小1。

よく暗くなるまで砂団子を作っては投げて
作っては投げ合って。
時々、誰かの目に砂が入って、
シリアスな空気が流れるんだけど、
それが治まるとまた投げ合って。
今考えると何が面白かったのかさっぱりわからない。
それを初めはみんなでやってたんだけど、
みんなそれに飽きてって、
1人、2人、3人と減ってて、
最終的に私ときいちゃんだけが残り、ひたすらやり続けて。
そっから仲良くなった気がする、たしか。

ある時はきいちゃんの方から
一輪車にどうにか2人で乗りたいと言い出して、
何回も2人で乗ろうと試みて。
お陰で、膝付近があざだらけだった。
そんな感じで夢中になって遊んで、
帰ってくるのが遅いとしょっちゅう
お互い親に怒られた。

きいちゃんは髪がサラサラで、
ポーカーフェイス・マイペースで、
思ったことをなりふり構わず、
口に出しちゃう子で。
好き嫌いがとにかくハッキリしてた。

ある時、一緒に遊ぼうと言いに来た子に
「お前のこと嫌いなんだよ」
って言った時はビックリしたけど、
ある意味、嘘がつけなくて
真っ直ぐな子だったと思う。


そんなきいちゃんに私はなぜかすごく好かれてて、それが嬉しかった。

よく帰り際になると「まだあそぼ〜よ〜」って
ベタベタしてきて。
本当は帰らなきゃいけんのに、
なんか嬉しくて断れずに
じゃあちょっとだけだよぉ。
って毎回やって母ちゃんにすごく怒られた。
だけどきいちゃんのことは全く嫌いにならなかった。

きいちゃんは学童の工作の時間に
お題と全く違う絵を書いたり、
みんなで鬼ごっこしてる時に黙って帰ったり、
ちょっと変わってるところがあったから、
「なんでお前あいつと仲いいの?」
なんて何回か質問された記憶がある。

それに関しては自分でもよく分からなくて、
いいじゃん別に。って言ってたけど、
今思えばきいちゃんにすごく憧れてたからだ
としか思えない。

だってめちゃくちゃカッコよくないですか?!
まさに異端児ジャン!
思い返す度に、うひょ〜〜〜😆ってなる!


2人で遊んでる時は、基本ヘラヘラしてたけど
嫌いな男の子が話しかけてきたりすると、
別人のように顔が変わって。

その顔がすごくカッコ良く見えて、
小学生ながらに色気があった、、。
あれは誰にも真似できないであろう顔。

そんなきいちゃんと、いつも通り、
夕方まで公園で遊んでたある日のこと。


突然、きいちゃんからチューをされた。

『・・・・!!?!?!!』


幼かった私は頭が真っ白になって、
よく分からない気持ちになってしまって。
とにかくよく覚えてないけど
言葉が出なくなって、
ビックリして涙が出てきてしまった。
あの時ほど感情を言葉にできなかったことがない。
その日のその後の記憶が全くない。
お酒以外で記憶を飛ばすなんて、そうそうない。

今思えば別にどうってことないことだとも思うし、海外では別に普通なことではあるし。
それに今思えば、
きいちゃんの考え方とか生き方が
日本人ぽくなかったなぁ〜とも思う。

まあ、そんなことを考える度量も余裕もなく。

当時の私は刺激を受け過ぎてしまった、、
その頃の私は偏差値2ぐらいだったから、
キスしたら妊娠するとでも思ってたのかもしれない。(そんなわけあるかい!!)

翌日、きいちゃんがいつも通り
何もなかったかのように、
私に話しかけてくれた。

なのに、私は、その日きいちゃんのことをさけてしまった。

不思議なことにその時のその瞬間のことは
今でも鮮明〜に覚えてる。

私はきいちゃんの手を振り払ってしまった。
酷い人間だ。最低だ。バカだ。
タイムマシーンがあったら、
その日の自分をぶん殴りに行きたい。
後にも先にもこんなに後悔していることは今んとこない。

その日以来、
きいちゃんも私のことを避けるようになった。

そして、その日以来、
全く口を聞かなくなってしまった。

すれ違う度、きいちゃんは嫌いな男の子を見る目と同じ目を私にむけた。
その度、ズキズキした。

2年経っても、4年経っても
ズキズキの痛みは全く変わらなくて。
今も変わってない自信がある。

そのまま一度も口を聞くことなく卒業して、
お互い別々の中学校に行った。

あれは、きいちゃんのただの気まぐれだったかもしれないし、
きいちゃんなりの愛情表現だったかもしれないし、逆に意味なんて全くなかったかもしれないし。

それはきいちゃんにしか
分からないことだけれども。
とにかく傷つけてしまった・・・

そのことが未だに引っかかってる。
別にもうあっちは気にしてないかもだけど。
もし再会したら必ず謝りたい。

きいちゃんと今も友達だったら、
どんな話をしていただろうか、、、!
こんなことをしておきながら最低だが、
想像するとワクワクする。

きいちゃんは中学の途中で、
どこかに引っ越してしまったみたいなのだが、

きいちゃんと再会したら仲直りして、

世界一どうでもいい話で
ケラケラ笑いたい。
あ、そいえばきいちゃんも珍しい事に
小学生の頃からさまぁ〜ずが好きだった。
というか、私がオススメしたら
好きになってくれた。またあれ、歌いたい、、!

またきいちゃんの口から尖った発言を聞いて、
『あぁ、、きいちゃんや…🥺』
って思いたい。

所ジョージのsummer come back to me
という曲を聴いてたら、
何となくきいちゃんのことを
無償に文章にしたくなりました。
あ、この曲とってもオススメです!!!
(↑本日一番皆さんに伝えたいこと)

5年後でも10年後でも20年後でもいいから、
きいちゃんに会える日が来ますように🌟

懺・悔!に願いを込めて🌟

またふと書くかも・・・!🍑

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