水耕栽培 8週目

趣向を変えて、スプラウトを育ててみることにした。スプラウトとは発芽後3〜7日で若芽を食べるものを指す。つまりかいわれ大根やもやしのことだ。普通の種は発芽しやすいように薬品処理をしているのでスプラウトとして食べるに向かないらしい。以前間引きがてらシソの若芽を食べたらえぐみがひどかったのはそのせいだったのかもしれない。

スプラウトの種はそれ用のものがある。サカタのタネでは有機種というちょっとお高いものだ。ブロッコリー、そば、ケールの3つを購入。スプラウト界ではブロッコリースプラウトに含まれる成分がガン予防になるということでもっとも人気らしい。

ダイソーの4つ入りのフードコンテナーに四つ折りしたキッチンペーパーを入れ、水洗いしたタネを広げる。蒔いてからは朝晩霧吹きで水を与える。植えてから7日経って食べる時の様子。上がブロッコリー、下がそば。ブロッコリーとケールはほぼ同じ写真なので割愛。

そばのタネは本当にそばがらに入ってるんだなあというのが感想。

食べた結果は、ブロッコリーとそばは特になんということもなく、まあ野菜だなというぐらい。ケールは食べたあと体温が上がって鼻血が出そうな感覚があった。食べ過ぎかもしれない。

失敗したな〜と思うのが、乾燥をさせたらいけないと思って少し水を多く入れてしまったせいなのかコンテナの蓋をして蒸発しなかったせいなのか、キッチンペーパーの水が痛んで臭いような気がした。スプラウトはほぼ根ごと(キッチンペーパーから引っこ抜いて)食べるので他の葉物野菜と違ってそこが気になる。流水でよく洗い酢で泳がせてから食べた。使用する水の量が少ないので濃度が難しいが、抗菌剤を1滴垂らして育てるべきだったかもしれない。

タネが3袋で1000円以上と高かったので活用はしたいのだが、手間の割には感動がなかったので残りをどうしようかなあ。暇だったらもう一度作るかもしれない。いずれにせよ日記に今後登場することはなさそう。

近くのホームセンターでトマトの苗が100円で投げ売りされていたので千果とフルトマという2種類を追加購入した。土耕のトマトは梅雨に入ると腐りやすいので、今の時期はもう投げ売りタイミングらしい。ネメデールを少量入れた水に1週間弱水漬けして根を出させたあと栽培容器に定植する予定。