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ものづくりって基本的にめんどくさい。

家の布モノは一部私が縫って、賄ってます。新しく買ってきたズボンの裾上げも基本的に私の仕事。一部サイズ直しもするけど、手間暇を考えるとサイズ直しは滅多にしない。

何故なら、サイズ直しは一番技術と知識が居るから。更にはそこに、縫い目を解いたりする時間も結構掛るので。(家の事で時給も出る訳ないし。つまり、作業量が割に合わないのです)

自宅の布モノで私が一から製作しているのは主にカフェカーテンや、クッションカバーやタオル類や寝具関係。生地は購入したはいいけど、年数が経って今の私の好みからずれた要らない布や家族の処分予定の衣類から拝借。新たに生地屋さんで購入する事は、お金がかかるので基本的にしないようにしている。

一つであればちょっとで済む布も、個数が増えればその分使う布の量も当たり前で増えていくわけで、気軽に母は「ありもので作ってよ」なんてリクエストしにきますが、基本的に無理なことが多いのが現状。

カーテンを新しくするなら、全部同じ布で揃えたいですよね?

我が家のカフェカーテンを全て新調しようとすると110幅の生地が10m必要になります。

10m。因みにこれ、ゆとり無しのかつかつの状態で裁断してこの分量必要です。柄合わせ必須だと、柄にもよりますがザクっと簡単計算で更に倍は必要に。

クッションだって、複数個。更にそれらすべてを同じ生地で作ろうと思えば此方は5m必要。ここでは柄合わせはもう考えない。


そう、「同じ生地で統一した物」を作ろうとすると結構家の布モノですら生地が必要になるのです。ただここでキーになるのは本来、スポンサーである母はお金を滅多に出しません。

でも、希望は全て同じ生地で統一された布モノが良い。

洗い替え分を含めて最低限春、夏、秋、冬と季節分欲しい。

予算は0で!!


おいおいおいおい!これが仕事ならば、一発で「ふざけんな」案件です。じゃあ、市販品の安い物を探してくればいいのかと言えば、そうでもない。

何故なら、探して探して探しまくっても母がOKを出すであろう予算に叶わなければ購入までに至らないし、結構カバーでも元から使用している物のサイズで探すと無かったりするのが世の常。

不思議なことに作ってしまった方が予算的にも、時間的にも結局早かったりするんです。


モノづくりは、好きだし面白いなって思ってミシン踏んでますが、これは声を大にして言いたい。

そういう諸々ひっくるめて、モノづくりって基本的には面倒くささの極み。でも、楽しい。

こういう事って、手芸関係だけでなくモノづくりみんなそうだろうなぁって思いながら今日もミシン踏んでます。






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