2020年4月社内報

毎日、コロナ!コロナ!と前代未聞の大変な状況になっております。
私たち新聞業界の大きな影響は、折込広告収入が大幅に減少していることです。
前年比50~60%、金額にすると1か月で300万円ほど減収することが予測され、大きな打撃となります。
幸いに当店では、4年前から無契約化を推進していたり、自クレ推進や3月度よりコンビニ支払いも始めたことで、他店よりは仕事が滞ることが少ないと思います。
ただし、仕事の効率化を進めても、新たな取り組みで利益に繋がることをやっていかなければ、コスト増になるだけです!

ココ!大事な所なのですが、今の説明で伝わりましたでしょうか?
事例を挙げて説明します。
Aさんの事例
1日の稼働時間:8時間
仕事内容:朝夕刊の配達、Bカード営業、集金など
給与:22万円
2月まで集金200件でしたが、コンビニ化が進み4月からは150件になりました。
コンビニは1件120円掛かりますので、50件のコンビニ化で6,000円のコスト増となります。
Aさんの給与が214,000円になれば会社としては損をしませんが、22万円のままで仕事内容が同じであれば会社としては損失です。
会社としては給与を減らすことを目的とはしていないので、給与22万円を維持して空いた時間を有効的に使い、利益に繋がる活動をして頂きたいと思っています。

今まで以上に、減らしても利益に影響がない仕事は減らすことで効率化を図り、お客様の役に立ち、そしてそこから売上に結び付ける活動をすることでしか、生き残ることは出来ないと考えています。
このことは、新聞業界に限ったことではなく、全ての業種が考える時期に来ています。
2020年!運命を分ける年となりそうです。共に歩みましょう!!