見出し画像

【魔法同盟】できる魔法使いになろう (中級編)

はじめに
 本書は、共闘になれていない魔法使いが「初級」から「中級」になるための1つの指針です。戦術は1つを覚えるのではなく、戦況に応じて変えていく必要があります。
 魔法使いチャレンジで使用する「集中力」と「呪文エネルギー」をよく知ることで、より効率的に戦闘を行えます。効率的に戦闘を行うことで、敵との戦闘 および、魔法使いチャレンジの時間を短縮したり、呪文エネルギーを節約したりできます。また、魔法使いチャレンジの勝率が上がります。
 「集中力」と「呪文エネルギー」について知る前に「戦略呪文」、「得意な敵」や「苦手な敵」などを知っておく必要があります。最初に「初級編」を読んでから、「中級編」にお進みください。

 ※ 本書では、「戦闘訓練」の中の「闇祓いの基本」、「魔法動物学の基礎」、「教授職の原則」を「職業訓練」と表現しています。
 ※ 本書では、魔法使いチャレンジが開始されたときを「戦闘開始時」、以下時間の経過と共に「戦闘序盤」、「戦闘中盤」、「戦闘終盤」と表現しています。
 ※ 戦略呪文の「呪文」や「呪い」を唱える相手を記載していますが、「職業訓練」がすべて完了していることを想定しています。また、戦略呪文そのものや 唱える相手を戦況に応じて変えていく必要があります。
 ※ チームメイト5人で「闇の部屋」での共闘を想定しています。
 ※ アプリバージョン 2.17.0 (2021年3月19日現在) の仕様を元に作成しています。



1.集中力について

 集中力は、魔法使いチャレンジで戦略呪文の「呪文」や「呪い」を唱えるために必要な力です。魔法使いチャレンジ1回ごとに集中力はリセットされ、戦闘開始時に初期値となります。
 職業 (闇祓い、魔法動物学者、教授) によって唱えることができる戦略呪文は異なり、各職業の個性とも言えます。各職業は4種類の戦略呪文を唱えることができます。「唱える相手」や「唱えるタイミング」を知ることで、敵を早く倒したり、呪文エネルギーを節約したりすることができます。

戦略呪文の種類と効果
戦略呪文の種類と効果

 戦略呪文は、敵を弱体化したり、チームメイトの戦闘能力を強化したりすることができます。
 「職業」や「職業訓練のレッスンの受講状況」によって、初期値 や 効果が異なります。
 魔法使いチャレンジで「アリーナ」画面の下部に集中力メーターが表示されていて、自分が持っている集中力の数が表示されます。戦略呪文は「アリーナ」画面から唱えることができ、唱えると集中力が消費されます。「アリーナ」画面の下に表示されている戦略呪文をタップすると、呪文の内容 や 消費される集中力の数を確認できます。

画像2
集中力メーター

 参考:
 「アリーナ」画面とは、魔法使いチャレンジで戦闘を開始したあと、敵の顔のアイコンがたくさん表示される画面のことです。



2.呪文エネルギーについて

 呪文エネルギーは、敵への攻撃時に使用します。防御するときの「プロテゴ」で呪文エネルギーは減りません。
 呪文エネルギーは、主にマップ画面、宿屋、温室で回復できます。呪文エネルギーを十分に確保してから魔法使いチャレンジに挑みましょう。
 「闇の部屋」では「廃墟の部屋」よりも敵が強いため、呪文エネルギーをより多く使用します。しかし、集中力を効率的に集めて使用することにより、呪文エネルギーを節約することができます。
 呪文エネルギーを節約することによって、魔法使いチャレンジの回数を増やすことができ、単位時間あたりの報酬をより多く獲得できます。



3.集中力を増やす

 基本的に敵を倒したときに集中力をもらえますが、中にはもらえない敵もいます。
 集中力が「もらえる敵」と「もらえない敵」を見分けるには、「アリーナ」画面にて敵の顔のアイコンの左側に「集中力のマーク」が付いているか、付いていないかで判断できます。

得意な敵と苦手な敵
集中力をもらえる敵ともらえない敵

 「集中力のマーク」が付いている敵を倒したときは、集中力1以上をもらえます。また、敵を倒したときにもらえる集中力の数は、敵の顔のアイコンの下側に「チームの集中力+数字」(下記画像の例では、集中力を1もらえます) と表示されています。

説明 - 呪い
もらえる集中力

 チームメイトの誰か一人が敵一体を倒すと、チームメイト全員に同じ数の集中力がもらえます。
 もう一つの集中力の増やし方は、「強化薬」を飲む方法があります。強化薬は2種類あり、増加する集中力の数が異なります。強化薬を調合するには時間がかかるので、集中力を補うための予備用としては必要ですが、毎回使用するものではありません。



4.もらえる集中力の合計

 もらえる集中力は、敵ごとに異なりますが、部屋ごとにもらえる集中力は決まっています。
 例えば、「闇の部屋Ⅴ」ではすべての敵を倒したときに合計20の集中力をもらえます。つまり、5人で戦ったときにはチームメイト全員で合計100の集中力をもらえます。
 これに集中力の初期値 (戦闘開始時の集中力) を合わせたものが、魔法使いチャレンジで使用できる集中力の合計となります。

部屋別でもらえる集中力の合計
部屋別でもらえる集中力の合計
職業別の集中力の初期値と最大値
職業別の集中力の初期値と最大値



5.集中力を早く集める

 集中力を早く集めることにより、戦略呪文の「呪文」や「呪い」を早く唱えることができるので、戦闘がより有利になります。
 とくに戦闘開始時 や 戦闘序盤は、「防御の呪文 (教授、必要な集中力3 ✕ 最大5人分)」、「熟練度の呪文 (教授、必要な集中力7)」、「勇敢の呪文 (魔法動物学者、必要な集中力7)」を唱えるために多くの集中力が必要となります。
 集中力を早く集めるためには、チームメイト全員が「得意な敵」や「弱い敵」から倒すと良いでしょう (詳しくは「6.集中力を効率的に集める」で説明します)。
 また、集中力をチームメイトに渡せる唯一の職業「闇祓い」の方は「集中力の呪文 (必要な集中力1)」を唱えて、集中力をチームメイトの「教授」や「魔法動物学者」に渡すことができます。集中力をチームメイトに渡すことで、集中力を多く必要とする呪文をより早く唱えることができます。



6.集中力を効率的に集める

 戦闘開始時から戦闘中盤までは、基本的に集中力をもらえる敵を優先して倒すようにしましょう。その中でも自分の「得意な敵」や「弱い敵」を早く倒すことで、集中力を早く集めることができます。
 基本的に「得意な敵」を優先して戦い、「得意な敵」がいない場合は、次に「得意でも苦手でもない敵」、最後に「苦手な敵」の順番で戦いましょう。

 「得意な敵」と「苦手な敵」は、職業ごとに決まっています。

● 闇祓い
 「闇の力 (闇の魔法使い、死喰い人)」に追加ダメージを与え、「動物 (エルクリング、アクロマンチュラ)」から受けるダメージが増加します。

● 魔法動物学者
 「動物 (エルクリング、アクロマンチュラ)」に追加ダメージを与え、「奇怪な存在 (ピクシー、狼人間)」から受けるダメージが増加します。

● 教授
 「奇怪な存在 (ピクシー、狼人間)」に追加ダメージを与え、「闇の力 (闇の魔法使い、死喰い人)」から受けるダメージが増加します。

職業と敵の種類
職業別の敵の関係
職業別の得意な敵と苦手な敵
職業別の得意な敵と苦手な敵

 次項では、「得意な敵」と「弱い敵」について説明します。



6.1 得意な敵

 「得意な敵」の中でも優先的に戦ったほうが良い敵は、集中力を早く集める場合と、多く出現した場合で異なります。
 「得意な敵」の2種類が同じ強さの場合は、集中力を早く集めるために倒しやすい敵を優先しましょう。「得意な敵」が多く出現している場合は、チームメイトが倒しやすい敵をお願いして、自分はそれ以外の敵を倒しましょう。

 下記に職業別で説明します。

● 闇祓い
 「闇の魔法使い」と「死喰い人」の強さが同じ場合は、「死喰い人」を優先して戦いましょう。理由は「死喰い人」に対する精度+25% (レッスン「死喰い人との戦い」を受講している場合) があるので、クリティカルが出やすくなります。
 「闇の魔法使い」と「死喰い人」が多く出現している場合は、チームメイトに「弱い敵」や「闇の魔法使い」をお願いして、自分は「強い敵」や「死喰い人」を優先して戦いましょう。

● 魔法動物学者
 「エルクリング」と「アクロマンチュラ」の強さが同じ場合、「エルクリング」に「混乱の呪い (闇祓い)」が唱えられているときは「エルクリング」、唱えられていない場合は「アクロマンチュラ」を優先して戦いましょう。理由は「エルクリング」に対するパワー+25% (レッスン「非道な生物」を受講している場合) があるので、敵に与えるダメージが多くなります。
 「エルクリング」と「アクロマンチュラ」が多く出現している場合は、チームメイトに「弱い敵」や「アクロマンチュラ」をお願いして、自分は「強い敵」や「エルクリング」を優先して戦いましょう。

● 教授
 「ピクシー」と「狼人間」の強さが同じ場合は、「ピクシー」を優先して戦いましょう。理由は「ピクシー」の方が早く倒せるためです。
 「ピクシー」と「狼人間」が多く出現している場合は、チームメイトに「弱い敵」や「ピクシー」をお願いして、自分は「強い敵」や「狼人間」を優先して戦いましょう。

 チームメイト全員に効果がある「熟練度の呪文 (教授、必要な集中力7)」が唱えられると、「得意な敵」に対するダメージが増加 (最大+44%) するので、その後も「得意な敵」を優先して戦いましょう。
 「得意な敵」でもエリートの敵は強いので、「熟練度の呪文 (教授、必要な集中力7)」と エリートの敵に対して有効な「勇敢の呪文 (魔法動物学者、必要な集中力7)」が唱えられてから戦いましょう。
 戦闘中盤以降は、「得意でも苦手でもない敵」、「苦手な敵」や「強い敵」も相手にする必要があります。「得意な敵」がいないときの対応方法は、後述「10.得意な敵がいないとき」で説明します。



6.2 弱い敵

 「弱い敵」は、敵の星の数で判断します。
 「アリーナ」画面にて、敵のアイコンが表示されている下側に星の数が5段階 (星1〜5) で表示されており、その星の数が少ないと「弱い敵」、多いと「強い敵」になります。
 「弱い敵」の方が敵を早く倒せるので、集中力を早く集めることができます。「弱い敵」を優先して戦いましょう。

敵の強さの比較
敵の強さの比較



7.集中力を渡す

 「闇祓い」は、集中力を渡せる唯一の職業です。戦略呪文の「集中力の呪文 (必要な集中力1)」を唱えて、チームメイトの「教授」や「魔法動物学者」に集中力を渡すことができます。
 集中力を渡すことで、多くの集中力を必要とする「防御の呪文 (教授、必要な集中力3 ✕ 最大5人分)」、「熟練度の呪文 (教授、必要な集中力7)」、「勇敢の呪文 (魔法動物学者、必要な集中力7)」を早く唱えることができます。
 集中力を渡すタイミングは、集中力を多く必要とする戦闘開始時 や 戦闘序盤 と 闇祓い本人が「アリーナ」画面から敵と戦いに行く前になります。

 下記に場面別で説明します。

● 戦闘開始時 や 戦闘序盤では、防御力が低い「闇祓い」のために「防御の呪文 (教授、必要な集中力3✕闇祓いの人数)」を唱えてもらったり、チームメイト全員の「得意な敵」に対するダメージが増加する「熟練度の呪文 (教授、必要な集中力7)」を唱えてもらうため、最初に「教授」へ集中力を渡すと良いでしょう。

● 「アリーナ」画面にエリートの敵が多く出現しているときは、エリートの敵に効果がある「勇敢の呪文 (魔法動物学者、必要な集中力7)」を唱えてもらうため、「魔法動物学者」に集中力を渡しましょう。また、「勇敢の呪文」を唱えたあとに「魔法動物学者」が戦闘に行かないときは、集中力を5以上にしたいため待機している場合があるので、そのときも集中力を渡すと良いでしょう。

● 戦闘中盤以降は、「強い敵」や「苦手な敵」が残っているので、「退歩の呪い (教授、必要な集中力3 ✕ 敵1体)」を唱えてもらうため「教授」に集中力を渡しましょう。

● 戦闘終盤に集中力をまとめて渡しても、「教授」や「魔法動物学者」は集中力を使いきれませんので、敵と戦闘を開始する前に集中力を1以下にして、敵と戦いに行くのが良いでしょう。



8.集中力を必要とするタイミング

 集中力を必要とするタイミングは、集中力が多く必要な戦略呪文を唱えるときなどです。集中力を必要とするタイミングは職業ごとに異なります。

 下記に職業別で説明します。

● 闇祓い
 戦略呪文の「混乱の呪い (必要な集中力1)」、「衰弱の呪い (必要な集中力1)」など、必要な集中力は最大1ですので、多くの集中力が必要となることはありません。

● 魔法動物学者
 「アリーナ」画面にエリートの敵が多く出現しているときや、各職業の戦う相手がエリートしかいないとき、エリートの敵に対して有効な「勇敢の呪文 (必要な集中力7)」を唱えるために多くの集中力を必要とします。
 また、「勇敢の呪文」を唱えたあとも集中力を5以上に保ちたいので、そのときも集中力を必要とします。集中力を5以上に保つ理由は、自分の高い攻撃力 (パワー+40) を維持 (「魔法動物学者」のレッスン「動物になるということ」を受講している場合) するためです。
 チームメイトのスタミナが少なくなると、「スタミナの呪文 (必要な集中力2)」を唱えて、スタミナを回復したいですが、「蘇生の呪文 (必要な集中力1)」と比較して集中力を多く使います。「勇敢の呪文」を唱えて、自分の集中力が7以上になるまでは、「蘇生の呪文」を優先して唱えましょう。自分自身に対しては「蘇生の呪文」を唱えることができないので、「スタミナの呪文」を唱えましょう。

● 教授
 戦闘開始時 や 戦闘序盤などで、チームメイトに「防御の呪文 (必要な集中力3 ✕ 最大5人分)」(「闇の部屋」の場合は全員) や「熟練度の呪文 (必要な集中力7)」を唱えるために多くの集中力を必要とします。
 また、戦闘中盤以降は、「強い敵 (アクロマンチュラ、狼人間 など)」に対して、「退歩の呪い (必要な集中力3 ✕ 敵1体)」を唱えるためにも随時集中力を必要とします。



9.集中力を効率的に使う

 敵を倒したときにもらえる集中力は、「集中力の最大値」 (職業ごとに最大値が異なる) を超えると、それ以上は増えません。最大値を超える前に戦略呪文の「呪文」や「呪い」を唱えましょう。

職業別の集中力の初期値と最大値
職業別の集中力の初期値と最大値

 「戦略呪文を唱えるタイミング」や「唱える相手」は、チームメイトの状況 や 戦況に応じて、変えていく必要があります。
 戦略呪文の中でもチームメイト全員に効果がある「熟練度の呪文 (教授、必要な集中力7)」や「勇敢の呪文 (魔法動物学者、必要な集中力7)」は、なるべく早めに唱えることで、より勝利へと近づきます。
 「闇祓い」や「教授」の方は、すべての敵を倒す前に集中力を使い切る様に努力しましょう。目標としては、集中力を3以下にしましょう。

 集中力を使う戦略呪文は職業ごとに異なるので、下記に職業別で説明します。

● 闇祓い
 必要な敵に「混乱の呪い (必要な集中力1)」、「衰弱の呪い (必要な集中力1)」を唱えます。そして、残った集中力をチームメイトの「教授」や「魔法動物学者」に渡しましょう。
 敵と戦闘を開始する前に集中力を1以下にし、敵と戦いに行くのが良いでしょう。

混乱の呪いを唱える相手
闇祓いが呪いを唱える相手

● 魔法動物学者
 「勇敢の呪文 (必要な集中力7)」は、エリートの敵に有効な呪文です。チームメイト全員に効果があります。「アリーナ」画面にエリートの敵が多く出現したときや、集中力が11以上になったときに「勇敢の呪文」を唱えるのが良いでしょう。また、チームメイトの「闇祓い」や「教授」の「得意な敵」がエリートの敵しか出現していないときは、集中力が11以上になる前に唱えることも考えましょう。
 「闇の部屋」以外はエリートの敵が少ないので、状況により戦闘中盤以降に唱えても良いでしょう。戦闘開始時 や「アリーナ」画面の右上に表示される敵の総数によって、エリートの敵の総数を推測することも可能です。
 「蘇生の呪文 (必要な集中力1)」と「スタミナの呪文 (必要な集中力2)」は、それぞれチームメイトが倒れたときと、スタミナを回復するときに使用します。チームメイトのスタミナ状況を把握して、チームメイトが倒れそうなときは、「アリーナ」画面で待機したり、敵と戦っている途中に戦闘を離脱して「アリーナ」画面に戻り、チームメイトが倒れていないかを確認しましょう。
 「8.集中力を必要とするタイミング」でも書きましたが、自分の集中力が少ないとき (集中力が6以下) や「勇敢の呪文」を唱えるまでは、「蘇生の呪文」を優先して唱えましょう。集中力に余裕があるとき (集中力が7以上) や 自分自身に対しては「蘇生の呪文」を唱えることができないので、「スタミナの呪文」を唱えましょう。

● 教授
 「得意な敵」に対するダメージが増加 (最大+44%) する「熟練度の呪文 (必要な集中力7)」は、チームメイト全員に効果があるので、どの部屋で戦闘するときも早めに唱えることで、より効率的に戦え、呪文エネルギーを節約できます。
 「防御の呪文 (必要な集中力3)」は、基本的に防御力が低い「闇祓い」、次に「教授」、最後に「学者」の順番に唱えるのが良いでしょう。チームメイトの職業構成 や 敵の出現状況により、変更する必要もあります。「闇の部屋」では、チームメイト全員に唱えましょう。

防御の呪文を唱える相手
「防御の呪文 (教授)」を唱える相手と砦の部屋

 「教授」が戦闘開始時 や 戦闘序盤に「熟練度の呪文」と「防御の呪文」どちらを優先して唱えるのかは、そのときの状況 (チームメイトの職業構成、敵の出現状況、「闇祓い」からもらえる集中力の数) により異なります。
 「退歩の呪い (必要な集中力3)」は、「熟練度の呪文」と チームメイトに「防御の呪文」(「闇の部屋」の場合は全員) を唱えてからにしましょう。優先する敵としては、「強い敵 (アクロマンチュラ、狼人間 など)」です。追加で唱える敵は、チームメイトの中で1人しかいない職業の「得意な敵」が多く出現しているときです。これは1人の担当者の負担を低減させ、時間切れによる敗北を避けるためです。
 例えば、チームメイトに「闇祓い」が1人しかいないときに「闇の魔法使い」や「死喰い人」が、「アリーナ」画面に多く出現しているときは、「強い敵 (星5など)」に「退歩の呪い」を唱えましょう。

退歩の呪いを唱える相手
「退歩の呪い (教授)」を唱える相手



10.得意な敵がいないとき

 「アリーナ」画面にて、「得意な敵」が出現していないときの対応は、チームメイトの状況 や 戦況により異なります。
 次項では、「すべての職業で共通の対応」と「職業別での対応」を説明します。



10. 1 すべての職業で共通の対応

 すべての職業で共通する対応を示します。

● 基本的に「得意な敵」がいないときは、「得意でも苦手でもない敵」と戦い、それもいない場合は「苦手な敵」と戦いましょう。
 戦闘序盤は、戦略呪文が唱えられていないため、防御力 や 攻撃力が低いです。「得意な敵」以外と戦うと苦戦しますので、「得意な敵」が出現するまで待機することも考えましょう。戦闘序盤で待機しすぎると、時間切れで敗北する可能性が高くなることも覚えておきましょう。

職業別の得意な敵と苦手な敵
職業別の得意な敵と苦手な敵

● 「得意な敵」でもエリートの敵は強いので、「熟練度の呪文 (教授、必要な集中力7)」と「勇敢の呪文 (魔法動物学者、必要な集中力7)」が唱えられてから戦いましょう。

● 自分以外のチームメイトの「得意な敵」が出現しているのかを確認しておきましょう。また、特定の敵が偏って出現していないかを確認しましょう。
 特定の敵が偏って出現しているときは、自分の「得意な敵」をすべて倒してから対応しましょう。

● 「アリーナ」画面にチームメイトの「得意な敵」がいなくて、自分の「得意な敵」しかいないときは、自分の「得意な敵」の中で「弱い敵」(星の数が少ない敵) をチームメイトに戦ってもらい、自分は「強い敵 (星の数が多い敵)」を担当すると良いでしょう。
 または、「弱い敵」から順番にスタミナを半分以下に減らしておいて、チームメイトに戦ってもらい、自分が「強い敵」を担当するのも良いでしょう。

● 「得意でも苦手でもない敵」や「苦手な敵」を相手にするときは、敵を1体倒してから「アリーナ」画面に戻るのではなく、敵と戦っている途中に戦闘を離脱して「アリーナ」画面に戻り、その敵が得意なチームメイトと交代してもらうのも良いでしょう。
 例えば、20~30秒ごと (2~4回くらい攻撃可能) に「アリーナ」画面に戻って、チームメイトの状況を確認するのも良いでしょう。



10. 2 職業別での対応

 各職業での対応を示します。

● 闇祓い
 自分の「得意な敵」(「闇の魔法使い」や「死喰い人」) がいないときは、スタミナが50%以下の敵と戦いましょう (「闇祓い」のレッスン「闇祓いの強み」(スタミナが50%未満の敵に対するパワー+10) や レッスン「汚いやり方」(スタミナが50%未満の敵に対する防御+10%) を受講している場合)。
 チームメイトの「得意な敵」がいない場合 や 特定の敵が偏って出現しているときは、スタミナ100%の「強い敵 (星5など)」にクリティカルを期待して (「闇祓い」のレッスン「人形とダンス」(精度+35%)、レッスン「最初の一撃」(クリティカルパワー+50%) を受講している場合)、敵にワンパンチするのも良いでしょう。そのとき攻撃を受けないで戦闘を離脱すると、自分のスタミナが減りません。

● 魔法動物学者 と 教授
 自分の「得意な敵」がいないときは、「得意でも苦手でもない敵」や「苦手な敵」と戦いましょう。「闇祓い」の「得意な敵」(「闇の魔法使い」や「死喰い人」) が出現していないときは、敵のスタミナを50%以下にしてから、「闇祓い」に戦ってもらいましょう (「闇祓い」がレッスン「闇祓いの強み」や レッスン「汚いやり方」を受講している場合)。

● 教授
 戦闘開始時に「アリーナ」画面に出現している敵が極端に偏っているときは、その敵が得意なチームメイトに「防御の呪文 (必要な集中力3)」を優先して唱えることも考えましょう。
 例えば、「闇の魔法使い」や「死喰い人」が多く出現しているときは「闇祓い」に、「エルクリング」や「アクロマンチュラ」が多く出現しているときは「魔法動物学者」に、「ピクシー」や「狼人間」が多く出現しているときは「教授」に唱えましょう。

● 闇祓い と 教授
 チームメイトが「得意でも苦手でもない敵」や「苦手な敵」と戦っている場合は、戦略呪文の「混乱の呪い (闇祓い、必要な集中力1)」、「衰弱の呪い (闇祓い、必要な集中力1)」、「退歩の呪い (教授、必要な集中力3)」でサポートしてあげましょう。
 また、戦闘終盤で 「アリーナ」画面の右上に表示されている残りの敵の総数が、「アリーナ」画面にすべて出現しているときは、「弱い敵 (星の数が少ない敵)」でも戦略呪文の「呪い」を唱えましょう。



11.呪文エネルギーの節約

 呪文エネルギーを節約することによって、魔法使いチャレンジの回数を増やすことができ、単位時間あたりの報酬をより多く獲得できます。

 呪文エネルギーを節約するには、下記を目標にしましょう。

● 「闇祓い」は、チームメイトの「教授」や「魔法動物学者」に対して、こまめに集中力を渡しましょう。

● 「魔法動物学者」は、チームメイトのスタミナをこまめに確認しましょう。
 アクロマンチュラ などスタミナが多い敵と戦っている途中に戦闘を離脱して、チームメイトを蘇生することも考えましょう。

● 「教授」は、自分の集中力をこまめに確認しましょう。
 狼人間 など 強い敵と戦っている途中に戦闘を離脱して、自分の集中力を確認し、戦略呪文を唱えることも考えましょう。

● チームメイト全体に有効な「熟練度の呪文 (教授、必要な集中力7)」、「勇敢の呪文 (魔法動物学者、必要な集中力7)」を早めに唱えましょう。
 そのためにも「闇祓い」は、集中力を「教授」や「魔法動物学者」に渡しましょう。

● 防御力が低い「闇祓い」には、早めに「防御の呪文 (教授、必要な集中力3)」を唱えましょう。
 防御力が上がると、倒れにくくなるので「魔法動物学者」の負担が軽くなり、「勇敢の呪文 (魔法動物学者、必要な集中力7)」を早く唱えることができます。

● 「強い敵」に対しては、「混乱の呪い (闇祓い、必要な集中力1)」や「退歩の呪い (教授、必要な集中力3)」を早めに唱えましょう。

● 「闇祓い」は、スタミナ100% の「強い敵 (星5など)」にクリティカルを期待して、ワンパンチするのも良いでしょう。そのとき攻撃を受けないで戦闘を離脱すると、自分のスタミナが減りません。自分やチームメイトの「闇祓い」が戦いに行く前に「コウモリ鼻糞の呪い (闇祓い、必要な集中力0)」を唱えてしまうと敵のスタミナが減るので、クリティカルが出にくくなります。

● 「闇祓い」は、「退歩の呪い (教授、必要な集中力3)」がかかっている敵に対して、「コウモリ鼻糞の呪い (闇祓い、必要な集中力0)」を唱えることで、ある程度のダメージ (固定値で最大43) を与えることができます。
 「アリーナ」画面から、敵と戦いに行く前に意識して唱えるようにしましょう。そのとき、これから自分 や チームメイトの「闇祓い」が戦いに行く敵と、スタミナ100%の敵には唱えないようにしましょう。

● 魔法使いチャレンジ1回で呪文エネルギーを多く使うのが「魔法動物学者」、次に「教授」、最後に「闇祓い」となります。
 「闇祓い」の方は、攻撃力 (クリティカルになる確率が高い) があるため、呪文エネルギーを一番使いません。呪文エネルギーを多く使う「魔法動物学者」が連戦できる様にするためにも呪文エネルギーの節約が必要です。そのためには、「魔法動物学者」の敵、エルクリングに対して「混乱の呪い (闇祓い、必要な集中力1)」、アクロマンチュラ や エルクリングに対して「退歩の呪い (教授、必要な集中力3)」を唱えることで、呪文エネルギーを節約できます。

● 「退歩の呪い (教授、必要な集中力3)」がかかっている敵と戦っている場合は、攻撃時とプロテゴ時にダメージ (固定値で最大40) を敵に与えることができます。
 時間がかかりますが、敵のスタミナが40以下のときは、攻撃を1回しないで、プロテゴだけで敵を倒すことができます (残り時間に余裕のあるときのみ実施しましょう)。



12.最後に

 集中力を効率的に集めて使用することで、戦闘時間を短縮したり、呪文エネルギーを節約したり、勝率を上げることができます。
 そのためには、自分の職業 や 自分以外の職業について深く知り、自分だけのために戦略呪文を唱えるのではなく、チームメイトの状況 や 敵の出現状況に応じて戦略呪文の「呪文」や「呪い」を使い分けて、チームメイトと連携して戦うことが必要です。



13.参考資料

 「初級編」を未読の方は、こちらもお読みください。

 魔法使いチャレンジの公式の解説です。



14.改訂履歴

2021/3/21
・「6.1 得意な敵」の「魔法動物学者」が対応する敵を変更しました。また、職業別の説明内に「理由」を追記しました。
・「10. 2 職業別での対応」の「闇祓い」のワンパンチの説明を修正しました。
・「11.呪文エネルギーの節約」の「闇祓い」のワンパンチの説明を修正しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?