ミーグリが当たった話③

どんどん記憶が薄れていってるので早く書き残さねば!
と下書きしておいて一ヶ月くらい経ってしまっただろうか。
こっそりアップしておこう、、、

からの1年以上放置してたらしく😑読んでくれる人はいるのだろうか、、ってことで、以下、下書きに入ったままの文章ですが宜しかったらどーぞ(_ _;)

隆二くんが登場してすぐにスタッフさんが「いつも応援ありがとうございます。また、アルバムをご購入くださりありがとうございました。」と言うようなことを言ってくれた。
それに合わせて隆二くんも深々とお辞儀をしてくれて。確かにここにいる人はアルバムを購入(予約)した人、なんだよなぁ、なんてぼんやり頭をよぎる。ご購入ありがとうございました!なんて、目の前で御本人から直接お礼を言われるなんてそうそう無いことなので、なんか不思議な感覚になったのを覚えている。

スタッフさんの言葉の後、隆二くんがお礼や感謝の言葉なんかを話してくれたんだけど、ここ全く覚えてないんだ。もう目の前の光景が信じられなくて、うわー隆二くんすぐそこにいる。喋ってる。うわー。ってそればっかり。
隆二くんはいつものインタビューに答えてる感じの落ち着いた話し方だった。声が良い。とても心地良い。でも隆二くんを見てると耳が働かない。何も頭に入ってこない。
私はいつもそうだ。ライブにしてもテレビにしても聴覚より視覚がフルに働いてしまって、隆二くん何て言ってたっけ?状態になる。それに加えて記憶力の悪さ。ライブでの隆二くんの言葉を一言一句覚えてる人って本当にスゴイと思う。
そして話が終わったあと、スタッフさんの「それでは、、」の合図で隆二くんに手渡される紙の束。
キターーーー!ついに推しに名前を呼ばれる瞬間が!
私達は1番から10番に並ばされたけど、あの紙はランダムだ。自分が何番目に呼ばれるか分からない。
大きく深呼吸する。ここは確実に目が合う場面だ。名前を呼ばれてこちらを見て、一瞬だけど、隆二くんの頭の中に私が映るのだ。あぁ、この瞬間だけ痩せてくれないかな、私の体。この時だけ、中条あやみちゃんのような、超絶美人にならないかな。一番に呼ばれたらどうしよう。緊張する。最後がいいな。このドキドキを、、、隆二くんに名前を読んでもらえるという幸せな時間を後回しにしたい。永遠にこの幸せを取っておきたい。
そして最初の方が呼ばれた。
私ではなかった。名前を呼んで、その方を見て優しく微笑みながら会釈をする隆二くん。ヤバい。まだ私の番じゃないのに、なんか超嬉しい!!幸せな空間すぎる!
2番目3番目の方が次々呼ばれる。名前を呼んでどこにいるかな?って探す隆二くんが可愛い。ずっと見ていられる。
私は自分が何番目に呼ばれたのか数えていないので覚えて無いけれど、多分5、6番目だったと思う。
「◯◯ 小虎さん」キターーーーーー(⁠ ⁠T⁠_⁠T⁠)⁠
私はビクッとしながら手を上げた。隆二くんは左の方を見ていた。私は手を上げながら小さく「はいっ」と言った。その声は聞こえてなかったと思うけど、左を見て該当者がいないと分かり隆二くんの目線が右に来て、私を見つけてくれた!「あっ!」と言う感じで隆二くんが私を見つけてくれたのだ!
目が合った!優しく微笑んで会釈をしてくれた!


ぎゃーーーーー!!
推しが、、、大好きな隆二くんが、私の名前をフルネームで呼んでくれた。これは、幻なのか。
なんか学校みたい。新学期に先生に名前を呼ばれて顔を覚えてもらう、あの儀式みたい。
いや、あれよりもっと神々しいイベントだ。
だって隆二くんだよ。三代目J SOUL BROTHERSのボーカルだよ。そんな凄い人にフルネームで呼んでもらえるて、、(涙)

実は私の名前はとても珍しい苗字で、(知ってる人は分かると思うけれど)親戚以外、同じ苗字の人に会ったことがない。というか、多分いないと思う。
だから隆二くんの人生で、最初に発した言葉なんだろうなと思う。そして二度と発することはないよね。
今までもこの苗字には苦労してきた。だいたい、一度で正解が出たことがない。必ず間違えられる。間違いを正すと「珍しい名前ですね」と言われる。ここまでがだいたいセットで、学生の頃はそれが嫌だった。新学期なんかだと先生が一旦止まるので皆が私の方を見てくる。目立ちたくない。高校生くらいになると本当に嫌で、そのやりとりが面倒くさいし、もう間違ってても「はい」と返事をしていた。
稀に「なんて読むの?」ってトライしないで聞いてくる先生もいて、それもまた面倒だった。私が名前を言っても一回で聞き取れないのだ。皆、初めて聞く名前だから必ず3回くらい言わないと伝わらない。早く名前を変えたかった。
結婚して超超普通の一般的な苗字になって、とても快適な暮らしになった。一度で名前が伝わるってこんなに気持ちのいいものなんだ、と。しかし残念ながらまた旧姓に戻ってしまう。(察してくれ)
まぁ、大人になってこの名前とも付き合いが長くなったのか、「珍しい名前ですね!」と言われても「そうなんです〜」と軽くかわせるようになったので、今はそんなに嫌でもなくなった。と言うか、慣れた。(諦めたとも言う)
ちなみにこの気持ちは息子がめちゃくちゃ共感してくれる。我が家のあるあるだ。

話がそれてしまったけど、今回名前を呼ばれるということが分かった時、、ちょっとだけラッキーかも!と思ったことがある。
もしかしたらこの「珍しい名前ですね!」のやりとりが隆二くんと出来るかも!と期待してしまったのだ(笑)
この時ばかりは、珍しい苗字でありがとう!!と思ってしまった自分がいた(笑)そして、今まで数々の違う読み方をされてきた私の名前を、隆二くんは何て間違えるだろう?などと、無粋なことを妄想していたのだ。
しかし!名前を書く欄にはしっかりと「フリガナ」を書く欄があり、私の妄想は儚く散った。
ただ、アクセントがね(嬉)
山田さんとか鈴木さんとかだと、大体みんなアクセントが同じだけど、登坂さんみたいにアクセントを「と」に置くか「か」に置くか人によって違う苗字もあるわけで。
だから、隆二くんはどっちで呼んでくれるかな?って私にしか分からない楽しみ方があったりして、ニマニマ出来たのだ。
あ〜隆二くんはそっちで呼ぶんだ♡みたいなマニアックな楽しみ方を帰り道にしていた。
脳内で何度も何度もリピートして、今まで生きてきた中でいちばん響きのよい私の名前だったなぁと思った。
流れるようにサラッと美しく呼んでくれた。録音したかった(涙)

そして全員が名前を呼んでもらって、最後にまた隆二くんから挨拶があったように思う。(ここ全然覚えてない)
そして、サヨナラの時が、、、(号泣)
「今市さんがお見送りしてくれます」とスタッフさんが言ってくれた。その時にも隆二くんはキョロキョロとファンの皆を見ていたのだけど、その時、隆二くんが私のカバンを見てくれて。クロスステッチの時と同じく2秒くらい見てくれた。RILYの文字に気付いたような顔だった。嬉しかった。
「よく見たらRILYって書いてあるじゃん!そんなグッズあったっけ?もしかして、手作り?」って隆二くんは思ってたと思う。(思うかー!)


「それではこれで終わりになります。荷物を持って入口に近い方から退場してください」とスタッフさん。


私、割と入口に近い!嫌だ、終わりたくない。帰りたくない。
隆二くんとサヨナラしたくない。
そんな気持ちでいっぱいだったけど、悲しいかな、この時、スタッフさんに迷惑かけちゃいかん!早く行動しなくては!と思ってしまって。
クロスステッチもグシャグシャっとカバンに放り込み、急いで荷物を持って出ていこうとしてしまった。
スタッフさんが「今市さんがお見送りしてくれますので」と言ってくれた言葉を思い出し、隆二くんの方を振り返りながら少しずつドアに向かう。
あまりに焦って出ていこうとしたので、隆二くんから貰ったカードを忘れそうになる。どんだけ焦ってんねん。
そして一歩一歩隆二くんと離れながらずっと手を振る私。隆二くんは一人一人と目を合わせて両手でバイバイしてくれている。隆二くんと目が合わない。嫌だこのまま帰りたくない。直接目を合わせてバイバイして欲しい(⁠ ⁠≧⁠Д⁠≦⁠)
そんな強欲な気持ちを持ちながら、少しずつ足は出口へ向かっている。
そしてついに!隆二くんの目線の順番が私に回ってきた!目が合った!!両手で手を振ってくれた!(⁠ ⁠T⁠_⁠T⁠)⁠

ギャーーーーー😭😭😭
本当に全員と目を合わせてバイバイしてくれた!


なんて優しいの。なんて、律儀な人なの(涙)
そして私は退場した。

先日のYou Tube配信でミーグリの様子が映ってたけど(画像はここからお借りした)端から一人づつ退場して順番に隆二くんにお手振りを貰えるというルートでは無く、有明は割と出口でゴチャついてたと思う。だけど隆二くんは一人一人ちゃんと見てくれてありがとう!と手を振ってくれた。あの大きな瞳で、優しい笑みで、神のようなスタイルで、ライブ後なのに爽やかで。

今まで、隆二くんのことは見たいけど自分のことは見られたくない!!とずっと思っていて。バクステとか当たりたいけど当たりたくない、みたいな微妙な感情を持ってたんだけど、ミーグリ会場にいた時は、目が合えば嬉しかったし、やっぱり会えるって本当に本当に嬉しいことなんだなと思った。
今まで隆二くん事でたくさん夢が叶ったけれど、運を使い果たした、なんて思わず、これからも貪欲に夢を叶えられたらと思う!
『その想い貫けば願いは叶うから』だよね。

私のミーグリの話はこれで終わりになります。
読んでくれた皆様、ありがとうございました!


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