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迷わず行けよ、行けばわかるさ。

こんにちは!本日noteを書かせていただきます。
3年生の西川勝彦です。

最近の出来事としてはインスタの写真を見ていただくと分かる通り、髪を染めました。染めた理由としましては朝練を寝坊してしまったことによる自分への戒めです。(罰ゲーム) 染めた当初は自分自身似合ってないのかなとも思ったのですが、思いのほかみんなからは似合ってると言ってもらい、少し気分が良くなっております。

と、前置きはその辺にして置き、、、

島原学生駅伝まで2週間を切った今、自分が思うことを書いていこうと思います。

2021年の島原学生駅伝

昨年2年ぶりに島原学生駅伝が開催されました。
当時の僕たち2年生からすると初めての島原でした。


6区のバス乗車前

以前の3年の徳山のnoteにも書かれていますが、昨年の目標は【歴代最高の長大】で、それを目指して僕も頑張っていました。でも、中距離専門だった僕からすると苦しい練習ばかりでした。
そんな練習をしている中、前主将である望夢さんが口酸っぱくおっしゃられていた言葉がありました。それが「島原」です。もちろんこの長距離ブロック引退のポイントでもある前回の島原学生駅伝、それを引退間近の4年生が意識しないはずもありません。

しかし、正直島原を1度も経験していなかった当時僕からすると、そこまで島原駅伝に対する思いというのは高くはなかったと思います。

恐らく、今これを読んでいる1年生も当時の僕と同じようなモチベーションの人もいるのかなと思います。

でも、僕はしょうがないのかなと思います。
だって百聞は一見に如かずじゃないですか。

でも、昨年経験した僕から言わせてください


島原学生駅伝はまじで感動するぞ


これまで共に練習してきた4年生との最後のレース、
みんなの思いを繋いで走るレース、
1人がミスをしたらそれを支え合うレース、
YouTubeの画面越しで応援するレース、
何もかもが新鮮でその大会に参加して色んな感情が湧き出てきます。

実際、僕は当日変な感情に襲われました。


これを1年生には感じて欲しいです。特に応援する選手は。

そして、来年自分がそこで走るイメージを持ってください。

それだけでも島原まで行く意味というのはあると思います。


0から1を生み出す

゛サッカー゛を0から創り出せ、そしてそこから1を生み出せ
                        絵心甚八

これは僕が最近はまっている「ブルーロック」という漫画のセリフです。

ブルーロックというサッカー養成施設の管理人がいう言葉なのですが、

最初読んでて、この言葉の意味を理解できずにその漫画を読んでいました。
しかし、どんどん読み進めていくうちに意味が分かるようなりました。


駅伝という競技は非常に流れというのが大切だと思っています。

前の区間の人が好走するとそれに刺激を受けて次の走者も良い走りができる。

しかし、この逆も然りで良くない走りをしてしまうと次の走者にも影響を及ぼしかねないのです。

そのため、どちらかというと前半区間の頑張りというのが自ずと結果に左右すると思うのです。(プレッシャーを与えるわけではないです笑)

実際、どこの駅伝を見ても上位でゴールするチームの選手の区間順位が全体的に良かったり反対に、チーム順位が悪いと選手は誰であろうと区間順位も悪い印象を持ちます。

前の区間の走者からもらった流れをそのまま受け継いでしまう。

これが駅伝の良くない部分だと思うのです。

しかし、こういう走りをする選手というのはブルーロックでいうところの
「0から何も生み出せなかった人」に当てはまると思います。


では、「0から1を生み出すことのできる人」というのはどんな人か、

それは自分の区間で自分の走りをできる人だと思います。

駅伝は「チームの悪い流れをここ(自分の区間)で変えてやる」ぐらいの勢いが大切だと思います。

その具体例が昨日行われた全日本大学駅伝に出場した東海大学の石原翔太朗選手です。東海大学は3区の段階で15位とかなり出遅れていました。2区走者が区間18位で走ってしまうというようなアクシデントがあったのにも関わらず、石原選手は区間賞の走りをしていました。

これこそまさに「0から1を生み出せる選手」だと思います。

だから、僕は島原を走る選手にはこれを期待したいと思っています。

島原でもちろん良い流れで来ることが1番なのですが、万が一悪い流れが流れているようなら、それを自分の区間で止めるような走りを選手には期待したいと思っています。

長崎大学の鬼のような練習をこなしてきたみんなならできると思います。


僕は恵まれている

私は最近つくづく「なんて僕は恵まれているのだろう」と感じます。

特にそれを感じる仲間の存在です。この仲間というのは同期の3年生だけでなく、同じ長距離に所属しているみんなのことです。

僕らは日本各地から偶然長崎大学を志望し、偶然陸上に興味を持った人の集まりです。もちろんこれまでの長大陸上部の歴史の中でいえば単なる1つの世代でしかありません。

しかし、ここまで力のある選手が集まるということはホントに数年に1度のレベルだと思っています。

事実、今私たちはこれまでの先輩方が成し遂げることができなかったことに挑戦しているから。

そんな中で練習をできているのは僕の誇りです。

また、今の4年生とももっと一緒に練習して吸収したいこともたくさんあります。

しかし、時間というのは無情にも過ぎていくものです。

今僕にできることは少ない時間の中でできるだけ多くのコミュニケーションをとって、次の世代へと活かせることはないか考えることだと思っています。そして、力をつけることだと思います。

今こうして自分が書いているnoteであったり、久保さんと契約できたりとほんとに今の世代は何かと偶然が重なって様々な経験ができ、最高の状況下に置かれていると思います。

こんな環境に置かれているのだからそりゃ、歴代最高順位(5位)はおろか、優勝だって狙えると思います。

僕もみんながしっかりと走ることができるよう全力でサポートします。

そして超えてみせます。





今、これを読んでいる走る予定の方々、いよいよ島原ですね。

緊張していますか?僕はすごく緊張しています。

でも、それと同時に期待もしています。

「何様だよ」と思われるかもしれませんが、

自分が任せられた区間を全力で走ってください。

あなたが不本意な走りをしてもだれも文句は言いません。

僕たちは間違った選択をしていないはずです。

不安かもしれませんが、結果は走ってみないとわかりませんよ?


迷わず行けよ、行けばわかるさ。


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