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島原学生駅伝を終えて


 4年生の藤永です。島原学生駅伝お疲れさまでした。
今回はシンプルに、駅伝が終わった今思うことを書きたいと思います。

 チームは8位、個人としては区間10位と、厳しい結果に終わりました。完敗でした。しかしこの結果は、チームにとってものすごく大きな経験になると思っています。

 近年10位付近をさまよっていたチームが、いきなり優勝を目標に掲げ、監督やコーチもいない中たった一年間でそれを達成するというのはとんでもないことです。一年前、そんなとんでもないことを成し遂げようと、ブロック長の若菜は声を上げました。今だから言えることですが、自分は心の奥底で、こんなチームが優勝を掲げるなど、常に上位に入り優勝争いをしている他大学に失礼ではないかとまで思っていましたが、月日が経つにつれてチームの走力も徐々に上がっていき、本番前はもしかしたら「ワンチャンあるかも」とまで思えるチームになっていました。しかしその考えはあまりにも甘く、この結果。もはや悔しさすら感じないほどあっけなく終わってしまいました。

 この結果をどう受け取るかはそれぞれだと思いますが、この結果は今後の長大にとって必要な結果だったと前向きにとらえています。一年前若菜が優勝を目標に掲げ、チーム全体で動き出しましたが、この一歩は本当にとてつもなく大きな一歩だったと思います。過去最高順位を目指すのも強くなるためには良いやり方だと思いますが、当時のチームはそれよりもはるか上を目指した結果その順位だったはずです。それは優勝かもしれません。例年島原の結果が振るわなかったのは、目標設定の段階ですでに中途半端だったから、というのもあるでしょう。
 その流れを断ち切り、チームを優勝させようと動き出した若菜は本当に漢でした。とても感謝しています。漢「若菜」により、この一年でチーム長大は新しく生まれ変わりました。新しくなった長大でも結果は8位。優勝を目指すことの難しさを、この一年という長い時間を使って勉強できたと思います。この一年間で得たものを材料に、後輩たちには来年もっと上を目指してほしいです。今後の陸上部の活躍とても楽しみにしています。※偉そうに、と思われるかもしれませんがすいません、お許しください。

 応援してくれた皆さん本当にありがとうございました。応援の力はすさまじいです。朝早く送迎バスに乗る選手たちの見送りや、沿道や車からの応援など、長大のみんなは本当に温かくて最高だと思います。これからもそんな長大の良さをどんどん押し出して、たくさんの人から応援されるチームになっていってほしいです!
 最後に、長大陸上部で自分と関わってくれたすべての皆さま、ありがとうございました。良い仲間に恵まれて本当に幸せでした。3月までは長崎にいますので今後ともよろしくお願いいたします!


藤永晃世


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